9/24 23:30 確認済みのメッセージに返信致しました。
「誰がなんと言おうと、私がどう思おうと、今のスクルドは私なの。悩んでも仕方がないなら、せめて前へ」
こちらの企画【illust/50050950】に参加させていただきます。
◆水上都市 ニーヴェ・フォンターナ
『ノルンの三柱』とよばれる3人が都市を守っている水上都市。詳細や所属について【novel/5819235】
◇スクルド
槐・マルタ・エリ
19歳 / 女性 / 156cm
ポイント:25pt(強靭:0 知能:15 器用:3 機敏:0 幸運:7)
先代の娘であり当代のスクルド。10歳で就任。
未来視の力が不安定のため自信を持てずにいるが実際は先代よりも強い力を持っており、それを制御するために杖を持ち歩いている。細かくは杖を用いて対象に集中しなければわからないが、些細な空気の変化は常に感じている。
就任当初は「自分はスクルドに相応しい人間じゃない」と自信のない発言をしていたが、最近は前向きに役目と向き合う事を覚えた。元々自分に自信がなく、その性格と強い未来視によって周囲の異変にいち早く気がつく。
◆素敵なご縁をいただけました!
赤の歴史書、樹神藍丸さん【illust/52418557】
その人が持つ刀は良くない気を纏っていました。この場所に災厄をもたらしてはいけないと思い話をしてみると、彼は悪い人ではないように感じました。
水上都市が初めてという彼に都市を案内することにしました。珍しく張り切ってしまったのは、この都市を綺麗だと言ってくれたから。
都市から出られないと話した私に、彼は外の話を聞かせてくれました。
自信がない私の事を励ましてもくれた。彼の言葉は、他のどんな言葉よりも私を勇気付けてくれました。
「こんにちは。あの、その刀…いえ、なんでもないです。よければ都市を案内しますよ」
「私、この都市が大好きなんです。だから綺麗って言ってくれた事、すごく嬉しい」
「やっぱり、この刀は悪い気を帯びている。私の力でお手伝いできるなら…うん、やってみます」
「私もうまくいく自信なんてなかったけど、あなたの助けになれて本当に良かった。
私、できるだけあなたの力になりたいです。もう少しここに居てくれる、かな?」
「不思議。最初はあなたを助けたいって気持ちだけだったのに、いつの間にかそれ以上に想ってる。
私なら藍丸を助けられる。だから傍にいてって言うのは、ずるいのかな」
「私は長くは生きられない。そういう役目だから。
最期を迎える時、傍にいて欲しいのはきっと藍丸。この場所と同じくらい、ううん。それ以上に大好きなの」
◇家族
父:柊【illust/51772862】
「母さんはね、父さんに出会えて幸せだったのよ。今はそれがよくわかる…。いつか私にも父さんみたいな騎士が現れたら…」
母:アンナリーナ【illust/51772230】
「母さんみたいにって昔は思ってたけど…違うよね。私は私で頑張ればいいんだ」
妹:楓【illust/52339548】
「楓ちゃんったら、危ない事しちゃだめって言ってるのに…!
護ってくれるのは嬉しいけど、楓もいなきゃ私、笑えないからね。忘れないで」
◇ノルンの三柱
ヴェルザンディ:クラリーチェ・S・ベルセコルダ【illust/52304530】
「私お姉ちゃんだから、母が死んだ時も頑張るしかなくて。だからクラリスが来てくれて嬉しい。お姉ちゃんができたみたい」
(わかってる。クラリスが私に複雑な思いを抱いてる事。ユーニスさんの事は、多分私の方が知ってる。
それでも一族の責務とはいえ、私を支えてくれる。そんな彼女が私は好き。それでいい)
ウルド:アルーサ【illust/52322472】
「アルったら、同い年なんだから無理して敬語使わなくてもいいのに」
「先代のことは聞いてたけど、アルも前線で戦いたがるのね。そういう血なのかな…」
◆既知関係
友好国:水守りの都 イシュカリス【illust/52453806】
「我が都市にとっての負の遺産をそのように言っていただけるのは救いになります。これから良い交流をしていきましょう」
「この縁はお互いに良い未来をもたらすと思います。きっと…ううん、必ず。そう視えるから」
◇その他
メッセージはなるべく翌日にお返事致します。何かありましたらご一報ください。
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職務に追われ身も心も疲弊していた頃のとある夜。久しぶりに母の思い出を振り返ろうとした時。
何も思い出せないことに気がついた。顔も、声も、名すら思い出せない。
それどころか少女期の記憶そのものがそっくり消えている。
愕然と立ち尽くす中、母の手記が目に入った。確かこう記されていたはずだ。『泉に体力・魔力を吸収される』と。
この記憶喪失もそうだろうか。だが手記にはそれらしい記述はない。では何故、自分だけが?
母と自分との決定的な違い。『未来視を制御できないこと』
自分は日常的に未来視の力を使いながら過ごしてきた。つまり徐々に"記憶を泉に喰われていた"のだ。
…次の代に残さなければ。未来視を使いすぎてはいけないと。
2015-08-31 15:01:34 +0000