引き続きスライディング滑り込みで参加させていただきます。
第四階層【illust/48854672】【神様の生まれた日】【illust/46838532】
「隣人は、敵。私、分かってなかった…。あの人間達もこんな気持ちだったの…?」
「貴方、誰?私、種、触れないの。貴方はコレ、どうする?」
(ねぇ、貴方はどんな輩?誰かに酷いことするなら、今度こそ、私がこの手で…!)
■メルリアール
(4月9日:ダイアモンド/猛禽類・ウシ・鳥・サンゴ/レベル4)
■女性:141cm
一人称:私 二人称:貴方、呼び捨て
■命途を結んで頂きました!
ギリシア語で捜し求める・黄玉のファルドさん【illust/49363259】
「あっちへ行って。・・・どうして。でも触っちゃ、ダメよ」
「あなたは色んなことを知っているのね。・・・私は、うん、知らないこと、いっぱい」
編集中
■第一期【illust/47682578】
第二期【illust/48471750】
■第一期の命途:テスカトリポカさん:第一階層【illust/47500610】第二階層【illust/48172632】
「テスカ、は、きっとアイツなんか相手にしないはず。でも…」(もういない事は知りません)
第二期の命途:ペークリュアンさん:第二階層【illust/48481970】第三階層【illust/49008433】
「ペークリュアン、ペークリュアン…!お願い、無事でいて…!」(もういない事は知りません)
第三期の命途:ジョンブリアンさん:第三階層【illust/48997868】第四階層:【illust/49305881】
「あの男・・・!!テスカとペークリュアン、いいえ、その他の子達にだって・・・!!!酷い事をしたら、許さない・・・!!!!」
豪奢な者の都合の良い様に動いてきた使役物には目を背けたくとも忘れさせぬかのように、その首に首輪を彷彿する金が。
そこから伸びる銀は呪いのように体に纏わりつき、皮肉にも「彼女」の鎧と己の鍵爪を模した金の枷に繋がれた。
心の拠り所であった「彼ら」の証は以前より多く大きく現れ、
無意識に恐れから身を守るために現れた鎧は小さくなってしまった器に重く馴染まず、逆に頼りの足をも使えなくした。
小さな羽は散り、傷跡となり痛々しい名残が残った。
そして装飾としてあった金属の翼は目に痛い豪奢なる者を彷彿させる尾に。材質に。
しかし何かが違った。
より巨大に顕現したそれ。
それはより暗く染まり鈍く剣呑な光を放つ。
それは泳ぐように羽撃き、取り囲むように動けぬ体を支えた。
それは正しく籠だった。温度を纏わぬ男を思い出させる。
それは正しく鳥籠だった。進めぬ足でも、辛うじて立つことが可能な、誂えたような。
それは咆哮するかのように獰猛な動きで、害へ襲いかかった。
その黒金の鳥籠こそ、理性を守る本能であった。
2015-03-31 14:45:24 +0000