ただ一つの(illust/44307098)
「神様の前だからといって、そう緊張しなくてもいい。まぁ無理も無いけれどね。」
「水の中で揺蕩いながらお喋りしようじゃないか。読書でもいい。夢中になって迷子になってしまうのも乙なものさ。」
■タフタ・アスタードール
17歳/165cm/女性/衛の部隊
作品ID:49062589 末尾9
ステータス合計170ポイント 守備力73/生命力41/運56
自分を神様だと信じ込んでいる少女。
献身的な父と温厚で優しい母の間で育ち、己も微笑みを絶やすことはない。祖父似。
父のベルベットほど献身的な性格ではないが、頼られれば助けざるを得ない。
あまり友達がいないので友達がほしい。
微かに福音の呪詛の血を受け継いでいるため、人より少しだけ長生き。
みんなを平等に愛している。
■スキル
【永久記憶】:父より受け継いだスキル。illust/47425427
【悪夢流し】:人が見ている悪夢を読み取り、それを水の中に移し流してしまう。悪夢の記憶はきれいさっぱりさようなら。水の中に流し込む時に内容を見ることが出来る。
【神の導き】:母から受け継いだスキル。妖精のしるべと同じものだが、タフタが勝手に名前を変えた。
光の力を使い、どんな場所にでも「しるべ」として光を出現させ、迷いの際の救いの手になる。母に比べると導く光が弱い。
【盲信者】:君を救おう、私は神様だから。
■家族(敬称略)
父:ベルベットillust/48489209
「おはようベルベット。朝の祈りを始めよう。」
「ベルベットが私を崇拝し悪の手から守ろうとしてくれているのは分かるが、あまり男性と会うなと言うのは過保護過ぎやしないか?もう子供ではないし、私は神様なのだから、大丈夫だよ。」
母:ロゼ・アスタードールillust/48796730
「お母様、今日も世界は私達を祝福してくれております。」
「私もお母様のような綺麗な金色の髪を持って生まれたかった…。私の力不足なのでしょうか…。もっとお母様のような素敵な神様になりたいのです。」
きょうだい:シエロ・アスタードールillust/49145754
「私達は神様の子供なんだ。だからシエロも神様なんだよ。」
「シエロはいいな、綺麗な金色になれて。青も綺麗だけど、私も金色になりたかった。」
■婚姻しました!
匠の部隊で幼馴染のマリくんillust/49046881
「初めまして、私はタフタ。知っての通り神様だよ。
へぇ、お父様が天使?じゃあ君も天使なんだね。羽根が無くなって分かるよ。神様に天使…うん、私達、生まれる前から出会う運命だったんだ。これからよろしく、マリ。」
「マリ、確かに君は天使で、神様の私に仕えるのは当然とも言えるけれど、それでも私達は幼い頃から一緒に遊んでいる友達じゃないのか?神様と友達なんて恐れ多い気持ちになるのは分かるが、私は…あまり友達と呼べる相手がいないから、マリには友達でいてほしいんだよ。
ああ、勿論蛇くんも私の友達さ、ふふ、決まってるじゃないか。私も君の声が聴けたらと思うよ。」
「やぁ、ババロア、久しぶりだね。マリは帰っているかな?…そうか、まだ帰っていないのか。いやいいんだ…ただ、話の途中でふらりとどこかへ行ってしまったから気になって。
…ババロア、聞いてくれるかい?私は最近おかしいんだ。昔はマリがどこかへ行く度に帰ってきた時のお土産話が楽しみで、私の分まで色々な場所へ行ってきてほしいと思っていたのだけれど…最近はマリがいない時間が落ち着かないというか、つまらないというか…。何もいらないから早く帰ってこないかなと考えてしまうんだ。おかしいだろう?
私は神様だから、誰か一人に肩入れしてはいけないのは分かっているんだ…分かっているんだけどな。あんなことを言われてしまっては、気にしない方が酷というものだろう…。
変な話をしてしまってすまなかったね、ババロア。今の話は秘密にしておいておくれ。また今度お邪魔することにするよ。キトリによろしく。」
「マリ。私にごめんと謝るのなら、許しを乞うのなら受け入れるよ。君を許そう。一人きりで落ち着かなかった時間も、もやもやとした気持ちも、高鳴った鼓動も、君が原因なことは分かっていたけれど、全てを許そう。
マリは一人でどこまででも行けるんだね。私はこの教会からあまり出たことがないんだ。みんな私が何でも知っていると言うけれど、私は所詮本で読んだ知識しかなくて実際に見たり聴いたりしたわけじゃない。それがたまに凄く悔しい。マリが羨ましい。私も色々なものを見たいし聴きたいし触れてみたい。マリと一緒に。
それでも、私は神様だから、ここを離れるわけにはいかないし、マリのものにはなれないよ。みんなを平等に愛して見守らなければならないから。誰かを特別には出来ないんだ。
…でも、そうだね…一人の人間として、一人の女性としてなら…私は、マリの傍にいたいと心から思ってしまうんだ…。困ったな…こんなこと初めてだ。いいのかな…。顔が熱いよ、マリ…。」
「私も…マリのことが好きだ。マリには、私を神様として、そしてタフタとして愛してほしい。ずっと一緒にいてくれるかい?私の天使。」
素敵なご縁有難う御座いました!
2015-03-02 17:48:02 +0000