【彩世絵巻】風見 由花【第三世代】

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■こちら【illust/47101565】の第三世代に参加させていただきます。

「あらら…お客さん堪忍な。私には"紅色"っていうのがどんな色なんか、分からんのよ…」
「時間によって空の色は移ろうんや…ええね。見れるものなら見たいけど…こればっかりはしゃあないもんね」
「皆、わたしを可哀相やと言わはるけどね。生まれた時から私の世界はこの色なんやもん。辛いと思うた事は一度もあらへんのよ」


■風見 由花/かざみ ゆか
半妖(人+雪女+八尾比丘尼+華鬼)
♀/外見年齢19歳/149cm

華鬼の華/白牡丹
呪い/彩の欠損

人と雪女の間に生まれた父と、八尾比丘尼と華鬼の間に生まれた母を持つ半妖の子。
華鬼の呪いを継ぎ、生まれながらに色彩を認識する能力が欠損している。その為、由花の瞳が映す世界は全て白黒に見えてしまう。

職は父の跡を継ぎ、協奏曲と彩花を渡り歩く商人を生業にしている。
自身の華である白牡丹をモチーフにした真っ白な装飾品や、彩のない娘を想った父の計らいで水墨画に触れる機会が多かった為、墨で描いた作品を主な商品として扱っている。
雪女の血を引く父同様、色素が薄く僅かに雪を降らせる事が可能で、八尾比丘尼の血を引く母同様、治癒能力が高い。

性格は穏やかで、常にのほほんとしている。
急く事が苦手で、旅の道中は休憩も多く、随分のんびりとしている。
小さな子どもが好きで、雪を降らして見せたり、一緒に絵を描いて遊ぶのが好き。

一人称:私
二人称:あんたさん/~さん/呼び捨て

■【華鬼
死人の血を吸って咲いた花を食べた鬼が始まりとされる鬼の一族。
触れると死人のように冷たく、身体の何処かが欠損している。
また生まれながらに自身の華を持っている事が特徴。
由花は色盲(色彩認識能力が欠損)で、自身の華は「白牡丹」
身体的特徴である角は様々な形をしており、遺伝はしない。(基本は二本角)

■素敵なご縁をいただきました!
燈之戯さん【illust/48952186

恋を、しました。

雅の堂で評判の五徳湯屋。旅の疲れを癒しに何気なく訪れたその湯屋で、私は彼に出会いました。
今日は笑顔が見れました。
今日は話しが出来ました。
今日は一緒にフルーツオレを飲みました。


「燈之戯さんの右目は菊の花、左目は椿の色で、私の目とおんなじ色やって…妹が教えてくれたんよ。ふふ嬉しいなぁ」
「え?顔、赤い?…えっと、あんな、それは燈之戯さんが、す…す………えっと、あんまりええ湯やったから、浸かりすぎてのぼせてしもたんかなぁ?」
「ふふ燈之戯さんはほんまにフルーツオレが好きなんやねえ。私も好きよ。フルーツオレも、この五徳湯屋も…それから……それから…」


初めて声を掛けてもらった、あの日。
私は燈之戯さんに恋をしました。
笑った時に覗く八重歯も、光に反射してキラキラ輝く濡れた髪も、私を見つけた時に向けてくれる眩しい笑顔も、私の目の事を気遣ってくれるその優しさも、全部、全部、


「どないしよ…嬉しくて……涙が止まらんの。…私も、好きよ。愛してる。
   私を燈之戯のお嫁さんにして下さい…」


想いを伝えたら、全部終わってしまう気がして、怖かったんよ。
だって、初恋やってんもん。
ねぇ、好き。私はあんたさんに恋をして、幸せよ。愛してるわ。


■家族
父/風見 由紀守【illust/48232202
「お父ちゃん。ここのお団子、とっても美味しいんよ。ちょっと寄ってかへん?え…あかんの?……もう、いけずやね」
母/岸辺 七里さん【illust/48194345
「『この前 お父ちゃんたら沈丁花を愛しそうに眺めてお母ちゃんの名前 』あっ…これ言ったらアカンって言われてたんやったわ」
妹/風見 雪柳ちゃん【illust/48784820
「ふふ。雪は寒がりやねえ~あったかいしょうが湯入れたるから一緒に飲もう?」

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2015-02-17 17:05:47 +0000