名古屋電気鉄道206号形電車(デシ539形)

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名古屋電気鉄道は1914年9月22日に清州線(一部が名鉄本線に編入され、1948年に廃止)を開通させましたが、その際の車両の増備として、当時余剰となっていたデワ1形illust/32861635を電装解除して発生したブリル21E台車や電装品を流用して製造したのがこの206号形3両です。車体はデワ1形と同じ全長8.36mで側面窓が7枚の丸屋根車体で、ちょうど同じころ、車体を新造していた187号illust/33104250と同系の車体です。1918年にデシ539~541に改番されました。しかし、1920年の本社車庫の火災によりデシ541号が消失して廃車され、残った2両は1928年に荷物合増車となりデシニ539,540号となり、連結器の自動連結器化が行われたのち、1938年頃に廃車となりました。参考:鉄道ピクトリアル2007年7月号「知られざる名鉄電車史① 郊外線草創期の車両-デシ500とその仲間たち

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2013-01-27 02:01:51 +0000