名古屋電気鉄道187号電車(デシ520号)

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1914年9月6日に発生した名古屋の電車焼打ち事件では名古屋電気鉄道が経営していた市内線の経営への市民の不満が爆発しておきましたが、市内線の電車のみならず、郡部線用の187号電車も焼き打ちの犠牲となり、全焼してしまいました。復旧の際、同時期に製造されていた206号形電車と同系統の車体を申請して復旧しました。車体は木造ですが、丸屋根と客室扉を採用した近代的な設計でした。また、車内はロングシートでしたが中に仕切りが入っていました。1918年にデシ520号へと改番され、1928年には荷物合造車に改造されてテハ520号となり、名岐鉄道時代にはデシニ520号となり、1938年頃に廃車となりました。参考:鉄道ピクトリアル2007年7月号「知られざる名鉄電車史① 郊外線草創期の車両-デシ500とその仲間たち

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2013-01-26 03:24:48 +0000