【DA】パーソナルダイバー「スキャーラップ・エリート」

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今回は、シグマさんが制作した機体「スキャーラップ(illust/121101546)」・・・では無く、「スキャーラップ・ゴングル(illust/121961271)」を原型とした機体「スキャーラップ・エリート」を作ってみました。この機体は、防御力はスキャーラップ・ゴングルより低いですが、全性能が従来の量産型スキャーラップを大きく上回るものとなっており、「歩く要塞」の異名がありそうなものにしてみました。但し、改良を重ねすぎて全部品が新設計となってしまい、従来機の面影をあまり残さないものとなっています。スキャーラップといえば、設計の完成度が高いのが特徴ですが、この機体は、更にその上を目指した攻防一体の高性能機です。

この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。
この機体は量産機なので、自由に使用できます。もちろん、撃破もOKです。

[解説]
所属:コーラル・レギオン
機体名:スキャーラップ・エリート
メーカー:イズミ重工
型式番号:PDT-102型
全高:23m

これは、一度開発が試みられるも、量産化が実現しなかった大型パーソナルダイバー「スキャーラップ・ゴングル」を原型とした、高性能なパーソナルダイバーである。スキャーラップの系列は、主に防御力を重視した機体であり、その中でも、スキャーラップ・ゴングルは更に防御力を高めたものであった。だが、その機体は、汎用性が低く、扱いが難しかったため、開発は中断されていた。だが、それで終わりとならないのが、イズミ重工の開発部である。

かつて、「ルオマール・コキーユ(illust/121815752)」の設計を原型としながらも、大きく改良を行った機体として、「ロップイヤーV(illust/123937717)」があるように、スキャーラップ・ゴングルにも利点はあるはずだ。そこで、イズミ重工の開発部は、その機体を基に、更なる改良型を開発することとなった。

この機体は、スキャーラップ系列らしく、大型の機体が特徴であるが、それを最大限に活用するべく、本体部と腕部に強力なビーム砲を多数搭載し、手持ちの装備無しでの攻撃を可能とした。また、スキャーラップ・ゴングルの弱点だった、武器を持つことができない部分については、初代スキャーラップのものを改良した腕部に変更することで改善し、汎用性を向上した。もちろん、スキャーラップ・ゴングルと同様に、腕を伸ばす仕組みは健在で、この機体では手首の部分が伸縮式となっている。更に、この機体では、装甲を最新の軽量部品にすると共に、メインエンジンを高出力かつ低燃費のハイブリッド式のものにすることで、大型機としては高めの機動力を確保した。他にも、この機体はバックパック式の追加装備を搭載でき、更なる攻撃力を確保できる設計となっている。なお、この機体では、「ナイトダイバー・エース(illust/122716076)」と似た頭部が特徴だが、これは、ナイトダイバー・エースのものを改良した火器管制システムを搭載しているためである。他にも、この機体の駆動系は、「ターバンシェル(illust/121072150)」系列と同じ方式では目標の機動力を達成できなかったため、ナイトダイバー・エースのものを大型化して搭載した。

武装以外でこの機体に搭載される装備として、スキャーラップ・ゴングルと同じビームコートジェネレーターがあるが、この機体では機体内部に搭載されているため、機体の外観は初代スキャーラップに近いものとなっている。また、この機体では、「レリック(illust/118611780)」の奪還に必要不可欠な「耐水圧バリアシステム」も機体内蔵型で、建造時より標準装備となるため、「水圧バリアモジュール(illust/123710416)」を追加する必要は無い。なお、この機体に搭載される水圧バリアは、超小型の水圧バリアを機体の各部に複数搭載する最新鋭のものであり、水圧バリア破壊攻撃を得意とする「レリック・ガーディアンType-D(illust/124179759)」からの攻撃をほぼ確実に回避できる設計となっている。

この機体は、武装を多数搭載するため、一般的な操縦席ではその性能を発揮できない。そのため、この機体では、精神接続方式による操縦を前提とした操縦席となっている。この機体では、操縦桿は存在するが、精神接続に慣れた者であれば、操縦桿に触れずに操縦することが可能である。なお、この機体では機体が大型であるにもかかわらず、操縦室は狭く、1人しか搭乗することができない。

この機体の開発にあたっては、「スキャーラップ改(illust/121504810)」に最新の部品を組み込んで実験を行ったが、その機体では、機動力の面で目標を達成できず、次に、スキャーラップ・ゴングルを基にした試作機でも成功せず、3度目の改良でついに全目標を達成した。この機体の装甲は、スキャーラップ系列としては防御力がやや低いものを使用しているが、前述のビームコートジェネレーターによって防御力を向上することで、全体の防御力を高めた設計となっている。更に、機体の軽量化で生じた余力を活用することで、多数のビーム砲設置し、攻防一体の高性能機を完成させることに成功した。その性能は、まさに「歩く要塞」と呼ばれる程である。しかし、この機体では、従来型機向け部品との互換性が完全に失われており、建造費用もスキャーラップ改4体分以上と、かなり高価なものとなってしまった。そのため、この機体の費用対効果は高いが、現時点でこの機体を導入しようとする者は、あまりいないようだ。

#ダイバーアクアリウム#DA【コーラル機体】#DA【イズミ重工】#Blender#RadeonProRender

2024-11-15 13:31:29 +0000