今回は、人類側の機体である「セーラーキャットGX(illust/123827413)」と極めて似た外観をした中ボス級エネミーウォッシュである、「レリック・ガーディアンType-D」を作ってみました。正確には、人類側でこの敵を再現しようとして開発されたのが「初代セーラーキャット(illust/119639799)」で、改良と共に、更にこの敵に近づいていったという設定です。この敵は、「人間型エネミーウォッシュ」で、人間型(球体関節構造の人形に近い形態)の本体が、人類側の機体と似た装甲を装着しているものとなっています。また、この敵は、周囲の敵を支援する能力を持ち、この敵を先に倒さないと、他の敵を倒しにくくなります。
この敵は、基本的には「レリック(illust/118611780)への道」や、「レリックの周辺や内部」に出現しますが、極稀に、それ以外の場所にも水陸問わずに出現することがあります。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。
これは敵なので撃破はもちろんOK、強化や改造もOKです。
[解説]
所属:エネミーウォッシュ
機体名:レリック・ガーディアンType-D
識別番号:RGD-118D
全長:9.8m
これは、主にレリック周辺を防衛していると思われる、人間型のエネミーウォッシュである。この敵は、バレエダンサーを思わせる動きで攻撃を行うため、Type-D(ダンサーのD)と識別されている。この敵の正体は、レリック端末の分析(illust/123709724)によって判明したが、それ以前から幾度と無く出現例があり、人類側では、この敵に似せた機体として「セーラーキャット」が開発されたことがある。
この敵は、周囲に「水圧バリア強化フィールド」を発生させることで、周囲のエネミーウォッシュを「水圧バリア破壊攻撃」より保護する能力や、逆に「水圧バリア妨害フィールド」により、人類側の機体を弱体化させる能力を持つ。この能力の効果範囲では、歌声のような音が聞こえることがある。また、この敵は、指先からのビーム攻撃を行うが、攻撃力は低く、大型パーソナルダイバーや、大型潜水艦であればダメージを受けることはあまり無いと思われる。但し、この攻撃は、人類側の機体に搭載された水圧バリアに強い負荷をかけるので、ダメージを受けない場合でも、機体の動作速度が低下するなどの不具合が発生する場合がある。なお、この敵は、「レリック・ガーディアン系列」であるが、Type-F(illust/123036006)やType-SF(illust/123395092)と大きさが極端に異なるため、合体は不可能であるようだ。
・・・と思われていたが、最近になって、それらの同時出現が確認された。やはり、「レリック・ガーディアン系列」の敵は、連携する傾向が強いようだ。
この敵の弱点は、頭部先端にある赤色の部分であり、そこを攻撃することで倒すことができる。但し、それ以外の場所への攻撃はほぼ無効化される。
この敵は、過去に一度マーキャット(猫顔の人魚)の「美友(illust/120595609)」によって数体が倒されており、その際に得られた素材を使用して「セーラーキャットGX」が建造された。従って、その機体は、この敵が原型の「レストアウォッシュ」である。ちなみに、その機体と同じように、エネミーウォッシュ由来の素材を使用して建造されたレストアウォッシュの例として「ヤンダ&ワルダ(illust/122073188)」がある。前述の通り、この敵に似せて建造された機体が「セーラーキャットGX」であることから、この敵の素早さは、その機体と互角以上である可能性が想定される。但し、かつてこの敵が倒された時は、レリックから離れていたためかは不明だが、不活性状態となっており、倒すことは容易だったとされている。
この敵を倒すと、「上級エネミーウォッシュのコア」2個に加え、「上級エネミーウォッシュの装甲板」を多く得ることができる。但し、この敵を倒すと、即座に装甲や一部の部品を残して生体組織が消滅する性質があるので、生体組織は入手できない。
ちなみに、この敵の正式名称は、「ライフセイバー118型」で、海で遭難した者を救助するための「人造人間」であったとされている。だが、暴走したレリックにより、それは敵(エネミー)として洗脳(ブレインウォッシュ)されてしまい、「エネミーウォッシュ」となったようだ。また、この敵は、セーラーキャット系列の機体と異なり、女性型であるらしい。
2024-11-10 14:58:41 +0000