「少々ぎこちなくはなりましたが、それでもよろしければ、どうぞ手を……」
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名前:バレット
種族:キリキ斬
性別:男
年齢:34歳
体長:1.8m(かなりでかい)
特性:まけんき、せいしんりょく、プレッシャー
一人称:僕
二人称:貴方、〜様
こちら【】の展開で左腕を失っている
満面の貼り付けていたような笑みが消え去り常に仏頂面になった
どうやらこちらが素のようで、笑ったとしても微笑む程度
前のような笑顔も無論演じることができる
本来は真面目で世話焼きな性格、毒舌は健在
幼い相手や同族には幾分か声色が優しくなる
特性で発狂することも叶わず、笑顔を浮かべていなればどうにかなりそうだった日々に別れを告げた
頭の外れたネジは何本かは締め直したがまだまだイカれている
昔の日々は今でも鮮明な思い出であるが、依存していたことを認め縋るのをやめた
腕がなくなり昔のように踊ることが出来なくなり、惜しい気持ちもあるが後悔はない
贈られたチュチュの愛染めをまとい、今日も踊り続ける
それこそが彼ができる家族や里のものへの最大の愛であるからである
純血の青魂の民【illust/115708466】
身につけている愛染め品は亡き家族のシンリである
奴隷を戦わせる数ある闘技場の一つ、その一つで連戦連勝をし続けた実績をもつ
家族を人質に取られ、戦うことを強いられた
一度も負けることなく、闘技場のトップになれば家族を解放すると…
バレット自身が送り火導であったため、その踊るような動きで観客を魅了し勝ち続けた
闘うことを、踊ることに結びつけなければ挫けてしまいそうだった
そしてようやく、条件を達成した時、バレットの前に差し出されたのは
――――削りに削られた、青い石の小さな欠片達だった
そこから先のバレットの記憶はあやふやだ
いつの間にか闘技場はなくなり、奴隷という階級から解放されていた
今でも踊り続け、戦い続ける理由を彼に聞いても答えはしない
もはや彼に闘う理由はない
けれど、彼にとってもはや染みついた戦い、踊ることは
亡き家族のためなのかもしれない
「僕はバレットです。覚えなくとも結構です、どうせ支障はないでしょう」
「僕が混ざってより愉しくなるのであれば、喜んで加わりましょう」
「僕の踊りに惚けるのは別に構いませんが、首が飛びますよ」
「僕の中で思い出は色褪せぬ、いつまでも鮮明な歌と踊りです。誰にも、穢すことはできません」
「どうぞ僕をもっと愉しませてください、退屈は嫌いなんですよ」
「あ、もしやバカの方ですか? これは失敬、もう少しわかりやすくバブちゃん言葉でしゃべりましょうか?」
「少々心地ない舞でもよろしければ、どうぞ手を……僕と共に舞(愛)を奏でられますか?」
元々、青魂の民の送り火導としては彼は正式に認められていない
なぜなら彼は「おにび」が使えないからだ
それでも彼は魂を導く舞に魅了され、舞うことを選んだ
それが誰からも認められなくても
たった一人、弟だけが、彼を送り火導として認めてくれた
否……もう数名認めていた者はいたが、それは今となっては過去の話だろう
弟は兄のペアとなり、兄の舞に合わせておにびを出しながら楽師を務めた
バレットは弟の青い炎をみながら、歌を、音楽を聴きながら舞うのが
大好きだった
バレットの瞼の裏にはいつまでも
あの青い炎が待っている
耳には歌と音楽が残っている
■関係者
ヘデラとチュチュ【illust/117292455】
ヘデラとは従兄弟の関係であり、チュチュはヘデラの妹
彼の面倒をよく見ており、二人で舞う舞踏をしておりお互い鞘と鍔という関係だった
自分の身につけている愛染の一部の刺繍はチュチュが施してくれたモノ
アパタイトさんから貰い受けたチュチュの愛染めを新しく身に纏っている
■所属
侵攻軍 飛沫の騎士団【illust/115848186】
いつからどんちゃん騒ぎに混じっていたのかは不明、気づいたらいた
治安維持連合エヴァル【illust/121176721】
特に異論もなくそのまま所属している
不満と言ったものもなくいつも通りである
斬るべきものが変わっただけ、護るべきものが増えただけ
彼にとってはそれだけの事象である
彼はいつも通り、そこで踊り続ける
■その他
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2024-02-08 07:27:42 +0000