企画元:黎明航路【illust/100438853】
分家投稿になります
「『むかしむかし、とある鳥が絶滅し、これを悲しんだ鬼がいた』
時々考えるんです。もしその鬼の側で、鳥が旅立つのを一緒に見送ってやれてたら、
――僕たちの今も、少しは違ったのだろうかと」
「……まあ、それだと俺は今ここにいなかったかもしれないんで! これはこれで良かったのだと思います。
何を選んだって、何事もなるようになる。たぶん、そういうふうにできてるんじゃないかな。人生って」
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◇三ツ鵠(ミツカケ・テンベラン)
・炎の国/男性/20歳
父:ウハイさん【illust/104728872】
「」
母:八仙花(雀蘭)【illust/104536220】
「付喪神だと思って話を聞いていたら、どうも元々その家の方だった……なんてことがあって。しばらく家族を惜しんでから、その魂は発ってゆかれました。――家業の話なんですがね。父に仕事が来ると、母が後日に、その家の子供によく人形を贈ったりするんです。母は止まり木と呼んでいました。遺された人がきちんと日々に戻れるまでの心の寄る瀬にできるよう、人形を渡すんですって。……なんとなく、それを思い出してしまって。魂にとっても止まり木だったのかもなあ、なんて」
きょうだい
兄:マウアさん【illust/106590718】
「」
姉:カラス【illust/106622249】
「」
妹:シフリさん【illust/106590895】
「これはまた、よく集めたなあ……。これは母さんがくれた子かな? それでこっちが――」
こんなに“集っている”とは、びっくりしたな。シフリ、よっぽど大事にしてたんだなあ。
――はい、はい、わかってます!聞こえてますから! 順番に、順番にお願いしますね!
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従える影武者は白鳥1体と、形のよくわからない小鳥と思しきもの1体、計2体。
「生まれる前に武者に陽を没収された」とは本人談。
母の傀儡をいたく気に入ったことで、幼い頃に与えられた人形は、修繕された絡繰り人形になった。
不定形の影武者が人形に乗り移っており、カラコロ音を立てながらミツカケの後を追っている。
◇受け継いだ種族
朱鷺鬼:illust/102124572/ロドロノ族:illust/102058838
リーベクレ:illust/101595750/有翼種:illust/102167108
標人:illust/102070692/イアガーデン:illust/101690923
青陽鵲:illust/101840222/煙供の鬼:illust/101606294
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(後程編集いたします)
こちらで期間中は最後の投稿とさせていただきます。
先んじて、ご縁を頂いた皆様、企画運営頂きました主催様、嬉しいお言葉をかけてくださった方や見守ってくださった方に感謝申し上げます。有難うございました!
大変遅くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
2023-03-27 14:36:53 +0000