紅あずまあかり燃える王都、街を襲う魔物、動く屍。
アビトが率いる屍の軍隊を撃退し多くの者が王都で己にできる戦いを行っている。
魔物討伐や狩猟を生業としている『鬼燈』もその一つで術者であるアビトへと数名が交戦していた。
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pixivファンタジア Scepter of Zeraldia：illust/101965643
最終章ゼラルディアの王笏：illust/103584939
『随分とボロボロじゃないか。他の奴らにも可愛がられたみたいだね』
「チッ…！よくしゃべる怪描だ」
「アビトと王様の邪魔をしちゃダメだよ。楽しいお祭りなんだから」
『ぐッ！？さっき見たのと形状が違う…お前が本体か！』
「「オツキさん！」」
『グリーズ！レイラ！すまないね、助かった』
「オモシロくない面白くない。どうして折れない。向かってくる。お姉さんの持っている赤い石も眩しくてボク嫌いキライ！」
「どうした童子・・・？」
『眩しくて温かい灯だろ？綺麗な赤い灯だ。ヒトにはヒトのそいつだけの魂の輝きや色がある。
それを道標にするのもより所にするのも色々だが・・・人の負の感情から生まれたアンタには眩しすぎるだろうね。
アンタはアタシ達が追っている魔物じゃない…故に”ここで祓う”』
「ナンデナンデ！ボクの顔見ているのに！”見ている”のに！」
『アタシの仲間達が王都で色んなのと向き合ったり戦っているんだ、頭領のアタシがここでしっかりしないでどうするんだい！躾にしては痛かろうが覚悟しな！！』
「—――――！！！！」
「エオルンめ…ッこの魔物役にも立たなかったじゃないか！」
『・・・おっと来たか。小童の相手はアタシがしたかったが、ここは英雄様に譲るとしますかね。第八連絡会の回戦であんだけ言ったんだおいしい所は譲ってやる、やっちまえハモン！』
『二人ともハモンへ群がる魔物を蹴散らすよ！』
「分かった！」
「任された！」
「…おおおおおおおおおおおおッ！」
「単騎で向かってきてもこの屍の軍勢相手にどこまでできるか…遊んでやるよ！」
＊うおおお遅くなりましたが私の最終章時空のお話はこれで最後です！
次回はギルドのEDを投稿する予定です。身の回りがバタバタとしているため、申し訳ございませんがもう少しお時間いただきます！
▼こちらは皆様の行動を制限するものではございません。
問題などございましたらお手数ですがご連絡ください。
▼お借りしました
『鬼燈』：illust/103914669
紅爪と折爪：illust/103917891
雷光咆哮：illust/103677889
親子は似るもの：illust/103920333
僕は：illust/103916990
首筋を滑る闇：illust/103900672
グリーズさんの所持している石とハモンさんの回戦についてはこちら（狼煙を上げろ：illust/103765906）（転生：illust/103861676）より。
ブラッディ・メモリー：illust/103717675
こっそりとですが…
迷宮より溢れし悪意：illust/103586899
抱卵のイグニヴァルド：illust/103740876
公式NPC
ハモン・バーランさま：illust/101966087
アビト・ジャラクさま：illust/103584939
【魔物討伐狩猟衆 鬼燈】：illust/101966393
トゥイーディアさま：illust/101968486
オラシオンさま：illust/102053379
レイラ＆シェプスさま：illust/101966264
グリーズさま：illust/102020747
ヒルトさま：illust/102075010
エンカさま：illust/102404058
フールさま：illust/103591147
オツキ：illust/101966809
呪毒童子・真体：illust/103876721
ジュコクカイ：illust/102995405
素敵なロゴお借りしました：illust/101966120
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*オツキに見えていた幻：亡くした夫、タンタンの怨みの幻聴
顔が黒くなっているのはタンタンの呪いが血の縁を辿ってきたため。魔法などで簡単に治ります。
2023-02-17 05:18:46 +0000