魔法使いの御用達と魔法少年の無理難題
飴機関車たちのクリスマス
目覚めたばかりのモノとC.T.W.的自動車事情
色彩直送列車は彩り無き世界へと向かう
終わりゆく夏の色とこれから始まる秋の色を求めて
暑い日と色彩運搬列車
空調バスの乗客たちが向かう先
雨降り色の季節に現れる物流の担い手
青いまどろみの中への誘い
ジャズの流れる喫茶店と翼の生えた楽器の往く先
春色のお出掛け日和
横丁の出口で流れる雲を見ていた日
焼きたてパンと共に運ばれてくる一日の始まり
魔法の鏡のある駅での幾つかの出来事
漂うものたちにとっての棲みよい街
夢を見る世界と夢を食むモノの事情
Wishing For A Wish Tree
波乗り少年と街の清掃係
Trick or Treat and Trains
語られざる鉄道風景
石の記憶が作る夏の思い出
何度目かの旅を始めるこの場所で
故郷の味、望郷の想い
色とりどりの花が咲く季節に
街の色を染める音,街の色に溶け込む音
着飾る都の流行の装い
或る中古UFO販売店店員の悩み
ゼンマイ仕掛けのカルガモの親子と蒸気の幻影
帰郷の駅より伝える声
クリスマスはあなたの街にもやってくる
星屑に捧げるリクエスト
季節の抽斗から取り出された秋の色
悲しみの雨と感情の色の先に
今宵も映画館前は賑やかに
癒しの花咲く水辺のひととき
お伽列車で往く花と癒しの旅
拝啓 この街が大好きだった君へ
青空に溶けて行く街に訪れる何度目かの春
ツギハギだらけの色彩世界は今日も
色彩運搬列車に運ばれて来る色は誰かが顧みなくなった色
晩秋広場からの便り
クリスマスの夜空の向こうに届ける歌声
雨降る日々の合間の散歩道
唄う港町の青いジャズの夜
退屈しのぎの結節点
時の彼方に流されて行くものと時の流れに抗うものと
ありふれてこそいるけれど、少しだけ特別な夏
噂話は滝の向こう側から虹の彼方へ
恋しさの色に染まる街で
白い砂の街道と初夏の分岐点
遊園地通りに吹き続ける誘いの風(+@)
時代遅れの街にささやかな変化の風が吹く
夕暮れの色が染める且つての夢の色と野望の色
オアシスの最寄り駅は青空の迷路を抜けた先に
色彩処理工場がある街のクリスマス
海底世界との結節点(Deep Ocean Express)
栄華の名残と祭りの準備
移動ポストは待ってはくれない
切り取った空と引き替えの幸せな日々とそのすぐ側の忘れ物
【ブックカバーイラスト】色彩運搬列車の走る街