「さぁさぁ、祭りの時間だ!烏印の大花火、とくとご覧あれってな!」
こちらの企画【illust/96568934】に3期目失礼します。
名:囃(はやし)
性別:♂
半妖(カラスノオギュー+黒羽織のムジナ+送り狼+人間)
年齢:83歳
体長:193cm(本性:62cm)
一人称:俺
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黒い烏の翼を持った半妖の青年。
普段は神社で働いているが、祭りの時期になると率先して神輿を担いだり花火づくりをしたりと、とにかく祭りが大好きなお祭り気質。
好きが高じて花火師として活躍しているが、冬場の稼ぎがないことや、家族が世話になっている神社に後継者がおらずいずれは自分が継ぎたいと考えていることもあり、神職の修業もしている二足の草鞋状態である。
父親からは自分で自分を祓う気かと反対されているが、純粋な妖怪でないことや幼い頃から安全な距離でご祈祷を盗み見して慣れており、要らぬ心配だと聞く耳を持っていない。
父親に似て多少口が悪いところがあるが、人懐っこく母親譲りの明るさを持っているため、印象は良くみられがち。
自分の縄張りである神社で行う催事が大好きで、夏祭りは勿論だが、結婚式や果ては葬式の世話までも楽しんでしまうおめでたい性格。
本性は烏のような姿をしており、悪さをした人間が転ぶとお灸をすえにどこからともなくやってくる。
お灸をすえられた箇所は場合によっては爛れて化膿してしまうという。
常にお灸は懐や羽織の中に忍ばせており、無くなるとソワソワとどこか落ち着きがなくなる。
石や火等を操る力も持ち、その力を使って祭りの際の照明や鮮やかな花火を作っている。
「神主の俺と花火師の俺、どっちの方が好きかい?俺としちゃぁどっちも好いてくれると有難いねぇ!
どっちも俺が大好きなことだからなァ!」
「まつりごとは何でも好きだぜ。夏祭り、初詣、神前式や神葬式なんてもんもなんでもござれだ!
火の番は任せとけ!灯籠も提灯蝋燭も、俺に灯せねぇ火はねぇ!」
「お灸が必要なのはどこのどいつだい?俺のお灸はそんじょそこらのとは一味も二味も違うぜ?」
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◆家族
父:蔡【illust/98025707】
「親父はナリがちっせーのに肝っ玉までちっせーな。
そんな心配しなくても俺ァ世話んなってるここで死んだりしねーよ」
「ここは俺の揺り籠だし、じーさんばーさんや世話んなった神主のじっちゃん達の墓場みてぇなもんだろ。
大切に守り継ぐのが男ってぇもんだ!親父はいいから黙って茶屋で菓子でも作ってろって」
母:藤緒さん【illust/98375294】
「かーちゃん!明日はお祭りだろ?子供たちが沢山くるんだぜ!
のんびりしてる暇ァないぞ!子供にあげる菓子の包み方手伝ってくれや!」
「なんであんな口うるさくて背もちっせぇ親父と一緒になったんだ?お灸は痛ぇし、説教は
耳にタコが出来ちまいそうだし、どうせならもちっと背の高い男前・・・いややっぱいい、惚気話はいらねぇって」
きょうだい:蜂蜜さん【illust/98875602】
「まーた親父の雷落ちたのかい?俺ぁ真面目っこちゃんだからな、花火に神社に大忙しよ。
ちったぁ弟の俺を見習ってくれてもいいぜ?」
「兄ィ、どーせ暇なら昼寝してねーでちびっと手ェ貸してくれや。神輿磨きも二人でやった方が早く終わらぁ」
きょうだい:薺
【illust/99080803】
「なずぅぅぅ!!!!お前ぇその筆何に使う気なんだぁぁぁぁぁ!?!?
なに!?蜂蜜兄ぃに!?⋯よし、行ってこい!!!」
「あ!?なんだって!?よく聞こえねぇ!!
どれ、抱っこしてやっからにーちゃんにもう1回聞かせてくれや」
◆友人:瓜生ゆうけいさん【illust/98773857】
「おーっと!俺のあつぅぅぅぅい胸板で弾き飛ばしてしまってすまねぇ!
だか、遅刻はいけねぇ!時は金なりって言うだろ!!?⋯あれ、おーい起きてるか?」
「なんだ!相撲か!?相撲大会か!?よーし、俺に任せろ!
瓜生の晴れ舞台は俺がキッチリ仕切らせてもらうぜ!!!」
◆素敵なご縁に恵まれました
満月様【illust/98809576】
長くなってしまったのでキャプションコチラに⋯【novel/17877962】
2022-06-08 15:23:24 +0000