【まほとき】アヴローラ【魔法使い】

みけ汰
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いつか魔法を解きにきて【illust/95849633】に
魔法使いとして参加失礼します。

アヴローラ-Аврора-
【私/貴方/魔法使い/女性】

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氷柱から生まれた冷気を纏う魔法使い。
普段は氷で出来た洞窟にひっそりと居を構えて暮らしており、
月に一度人々が寝静まったころに気まぐれで町を訪れる程度。

感情表現が乏しく口調も淡々としている。
その上意地っ張りな為、貶すような口調が目立つ。

遥か昔のこと、ある人間にたった一度だけ
心の底から好意を寄せていたことがある。
故に別れの辛さに耐えきれず、
八つ当たりのような形でその人に魔法をかけてしまった。
当時の衝動を悔み、今生ではただ幸せになってほしいと願っている。
しかし、今でも想いは変わらないまま。


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❄︎素敵なご縁をいただきました❄︎
◆ヨハン=シュミットさんillust/96705355

しん、と静まり返った夜の街。
この時間に人間と会うことは多くないから、と油断してしまっていた。
彼の人が此処にいると知っていれば、きっと足を運ぶことはなかったのに。

話しかけてきた彼が誰であるのかをすぐに悟ってしまう。
(──どうして、貴方が、此処に)

「……人違いだと思う。私は、貴方の事なんて知らないから」

なんとか振り絞った言葉は、貴方を突き放す冷たい嘘で。

永く凍りついた悠久の時を過ごしてきたけれど
一度だって貴方の事を忘れたことはなかった。
顔も、声も、......体温も。今だって鮮明に思い出せるくらい。
貴方の事を今でもずっと想っているから。

だけど、未熟だった私は自分のエゴで、貴方に魔法をかけてしまった。
貴方の瞳に映る"私"の印を。
来世でもずっと、私の傍にいて欲しくて。

何て愚かで、身勝手な魔法をかけてしまったのか。
そう頭では理解していても、きっとこの機会を逃せばもう二度と私から逃がしてはあげられない。
それほどに深く、貴方への意識が染みついて離れてくれないから。

だからこれは愚かな私から貴方への贖罪。

「貴方にかけた魔法は解く。だから私にはもう関わらないで」
私にもう、捕まらないで。

*

「関わらないでって、言ったのに」
「……此処に来たのは偶然。それに……食材を無駄にするのは良くないから」


どの口がこんなことを言っているのだろう。
結局あの日、私は魔法を解くことができなかった。
その上……自ら近づかない決断をしたのに、こうしてまた貴方の元へ足を運んでしまうなんて。

でも……貴方が嬉しそうに笑ってくれるのを見ると、あの日から凍りついていた心がじわりと溶かされていくような感覚になって。
幸せならそれでいいと願っているけれど、やっぱり目の前でその幸せを見届けられるのは嬉しい。
本当は、今だってこの先だって、私には貴方しかいないから。

「今生での名前は何て言うの?別に、今呼び名に困っただけ」
「悪くはない。……嘘。ちゃんと美味しいから」


もう手遅れなのだろう。
私はきっと、未練がましくて貴方を手放すことなんてできない。
だって、陽だまりの心地よさをまた知ってしまったから。
本当に、昔から貴方には敵わないな。

「今でもずっと、貴方の事を想ってた。
……ううん違う。これからも、私はヨハンのことをずっと愛してる」


だから"とけない魔法"<私の愛>を、貴方にかけてあげる。
覚悟していてね。後悔したって逃がしてあげないから。

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◆申請について◆
相性重視で良きご縁が結べればと思います。
キャラの仕様上恋愛関係に発展できればな、と考えております。
お返事につきましては、初回は即日〜4日以内に返答致します。
(もし期日を過ぎても此方から返答がない場合は、申し訳ないですが再度送信して頂けると助かります。)


交流は外部が主流ですが、pixiv上のみでも構いません。(※積極的な交流は出来兼ねます)

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設定等に何か問題・不備等ございましたら、お手数ですがご一報お願いします。

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2022-03-07 08:00:30 +0000