【ビーセカ】メガン●的な自爆

やまおう

前話【illust/9534666】■ホロウアーズの群れを駆け抜ける、大気に触れれば引火する血を持つ者は、食人系植物は最も恐れる人種である。それは植物達にとって害になるものでしかならないからだ。ディスペアジールの鞭もショットガンも炎の腕の前では燃え尽きて対象を捉える事が出来ない。勇はもはや両手両足が千切れているがそれでも彼は流血する血を炎の腕と足に変えて走り抜ける、とっくに限界を超えているはずなのにその異常な執念と姿はもはや化け物の領域に達していた。何が彼をそこまで戦わせるのかはわからない、だが一つ分かることは彼はもう助かる事はありえない。彼は最後の力で頭にしがみつき首輪の自爆を零距離で行おうとしていた、勇「俺と同じ咎(ウイルス被害+α)を受けし者よ、こんな無駄な虐殺などおまえの愛しき者は喜びはしない」ア「きさまに・・・なにが・・わかる」勇「安心しろ、俺も一緒におまえの業を背負おう」ア「はな・・せ」勇「もう終わりにしよう、一緒に逝こう・・・失った愛しき者達の元へ」ア「じがいする・・きか・・・・はなせ」勇「・・・今そっちに逝くよ」、一つの閃光と共に今一つの命が消えた。

#【破滅の枝】#Beast Second#ビーセカハイライト#明日、あの菩提樹の下で#夜鴬_*_交流

2010-03-25 19:33:20 +0000