もうすぐ、12月25日・クリスマスです。
世間では何故か、12月24日・クリスマス・イブが大いに盛り上がりますが、実際には、12月25日・クリスマスが本番となります。
わたしの家庭の宗教は神道ですが、宗教の差異は別にして、今回はクリスマスならではのイラストを投稿する事にしました。
年に一度、たまにはこうしたイラストも楽しいだろう、と思い立ちましたから。
今回のイラストは、西暦2019年(平成31年~令和元年)12月25日(illust/78477042。以下、前回と表記)の、延長にもなります。
今回のイラストですが、実は今年・西暦2021年(令和3年)12月18日に、大胆にも、『ニルスの不思議な旅』のTVシリーズ本放送当時、ニルスを熱演されました小山茉美さんと、航空自衛隊松島基地・第4航空団第11飛行隊『ブルーインパルス』に宛てて送った、手書きのクリスマス・カード、いわば最新版が、原版になっています。
投函する前に撮影したクリスマス・カードの画像の一部を、トリミング加工して、リサイズしました。
題名は、『ニルスの不思議な旅・劇場版』のLDのキャッチコピーを、もじらせて頂きました。
ニルスは小山茉美さんに、映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』(以下、『宇宙開拓史』と表記)のクレムは『ブルーインパルス』に、各々送りました。
初めてのクリスマスのイラスト(illust/54035792)は、特別製の赤い航空自衛隊のフライトスーツとLPU-H1サバイバルベストに着替えて、「パイロット・サンタ」(!!)になりきった姿のニルスになりましたが、そのイラストのキャプションの中で、
「サンタクロースの衣裳にそれらしく改造(!?)した、赤のN-2B/N-3B・極寒冷地用フライトジャケットを羽織って、『世を忍ぶ仮の姿』なサンタクロースになりきったニルスも描いた事がある」
と、書きました。今回のイラストのニルスは、その「なりきった姿」を、書き下ろしで実現しました。
また、「暖かみ」を感じさせる服装にしたい、という「親切」な思いもありますから。
今回のクリスマス・カードが届いた時に、小山茉美さんと、『ブルーインパルス』の皆様も、さぞかし、吃驚仰天されたかも知れません。
今回のイラストのニルスは、前述しました通り、前回とほとんど同じ姿です。サンタクロースの帽子を着帽して、サンタクロースの衣裳にそれらしく改造(!?)した、赤のN-3Bを着用した姿に、アレンジしました。
ニルスの、サンタクロースの帽子と、サンタクロースの衣裳にそれらしく改造(!?)した、赤のN-3Bと、赤のN-3Bの下に着用している、イギリス軍制式のウール100%の「ウーリープーリー」セーターにつきましては、前回と、ほとんど同じ内容ですから、キャプションは割愛させて頂きますが、今回のニルスを描く際には、ルナ・ルーンさんのイラスト(illust/78000703)を、大いに参考にさせて頂きました。
ハムスターのキャロットは、『ニルスの不思議な旅』第37話を参考にして、サンタクロースの帽子と、赤いリボンで、ドレスアップしました。
サンタクロースらしく、白い付け髭も描いて、アレンジしようかと思いましたが、そうしますと、一体誰なのか分からなくなってしまいます。
その為に、付け髭の代わりに防寒用を兼ねて、襟元に白いウールの長いマフラーを着装させました。
青いスラックスは、通常の姿と同一ですが、その下には防寒対策として、しっかりと分厚いタイツも着用しています(笑)。
『宇宙開拓史』のクレムは、基本的に映画と同様の姿ですが、サンタクロースの帽子を着帽させて、前髪をアレンジして、ニルスと同様に、衣裳をサンタクロースらしくアレンジして、防寒用を兼ねて、襟元に白いウールの長いマフラーを着装させました。前髪の線は、原作からそのまま引用しています。
クレムも、ルナ・ルーンさんのイラスト(illust/94360159)を、大いに参考にさせて頂きました。衣裳のデザインがシンプルであるが故に、アレンジし易いと思いました(笑)。
クレムのイラストは、原版の絵葉書を撮影した時の照明が良くなかった為に、やや暗めになりましたから、画像をトリミング加工すると同時に、「聖夜」らしさを強調するべく、明るめに調整しました。
ニルスとクレムは、どちらも、全体的にアニメそのままの姿を損ねないようにアレンジしました。特に、ニルスとクレムの笑顔は、注意深く表現しました。
クリスマス・カードでの笑顔は、特に大事なものです。
ニルスとクレムは、サンタクロースらしく、大型の白い麻袋(勿論、クリスマスプレゼントがぎっしりと詰まっています!!)を、肩に担いだ姿にしてみました。これで「世を忍ぶ仮の姿」ながらも、サンタクロースらしく見えるでしょう(笑)。
「世を忍ぶ仮の姿」でも、「真心」が込められていれば、それで十分だと感じています。
今回のイラストの原版になった、小山茉美さんと、『ブルーインパルス』に宛てて送った、クリスマス・カードを書く時には、
「僕達は優しい心と誇りを持って、真心の込められたクリスマス・プレゼントを、皆様のもとにお届け致します!」
という意思を、明確に込めました。「世を忍ぶ仮の姿」であるにせよ、サンタクロースになりきったニルスとクレムならば、輸送機でも、スノーモービルでも、何でも搭乗するでしょう。
前者の場合ならば、ロッキード・マーチンC-5・ギャラクシーやボーイング747-8のような大型機や、以前に投稿しました、ベル・ヒューイ・ファミリー(illust/53126036)のような中型輸送ヘリコプターを、自分で操縦しながら、クリスマスの夜空を飛びそうな気がしますが、大型機よりは、DHC-6・ツインオッターという双発コミューター機の方が、サンタクロースらしいと思います(笑)。後者ならば、ターボ・エンジン付きの大型のスノーモービルを、ニルスが操縦しながら、最高速度で雪原を疾駆しそうな気がします(笑)。
とは言えど、サンタクロースとしての「任務」は、航空自衛隊を例にしますと、航空支援集団隷下の第401飛行隊~第405飛行隊、つまり「輸送機部隊」にこそ、相応しいのでしょう。因みに、第405飛行隊には、10月に最新型のKC-46A・ペガサス空中給油輸送機が配備されました。
真心の込められたクリスマス・プレゼントを、皆様のもとに!
今回のイラストのニルスとクレムは、サンタクロースとしての姿からは、やや離れた姿になりましたが、頑張って丁寧に仕上げました。
キリスト教徒である方にも、神道である方にも、その他の宗教の方にも、そうではない方にも、宗教の関係や区別なしに、楽しんで頂けましたら幸いです。
2021-12-20 03:00:02 +0000