クロスシージ編、また少し前のシーンですが、こちら(illust/90201626)
(novel/15369721)
(novel/15287966)の後、
そして恐らくこちら(novel/15448582)の後ろで起きてる場面になります。
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ハジメとブラッディネイルズ、御雷のトローと紫の戦姫が去った後、
そして躬々とカシス達がマキナクルスBNと交戦を始めた、その傍ら。
戦闘音を聞き付けたウィーク達救護組や傷付き休んでいたヒーロー達がやってくる。
フローリィ「∑うわっ!|||;」
メディカ「これは、ひどい…;」
見ると、ブラッディネイルズに惨殺されたミュータント達が転がっている…。
ウィーク「………;」
しかしその中に一人だけ…。
ウィーク「∑!あの人、まだ息してる!」
フローリィ「∑ホントだ!」
駆け寄る三人。
ウィーク「待ってて下さい…!
クレイドルサーキット作動!」
ヒーローA「オイけど待ってくれ!
その男、ヴィラン側のミュータントだぞ!?」
ウィーク達「∑!?」
後ろから来たヒーロー達が三人を止める。
ヒーローB「俺達はここに戻ってくる前に、そいつらと戦ってたんだ!」
ヒーローA「彼らの手に掛かった市民も何人もいた。
そんな奴を助けるのか!?;」
フローリィ「お、おっしゃる事は分かりますけど…こんなにボロボロの人を放っておくなんて…;」
ヒーローB「けどよ、傷が治った途端また避難所の中で暴れだすなんて事になったらどうすんだよ!?それこそ目も当てられないぞ!?」
メディカ「けど…;」
等と言い合いになってしまうフローリィ達。
…ところが。
ヒーローA「∑って、ちょっと!?;」
一同「え?;」
一同が振り向くと、ウィークは今の問答を 全 く 無 視 し て 怪我のスキャンを始めている。
そして、フローリィとメディカは気付く…。
フローリィ(…∑あれ?ウィークちゃん?;;;)
メディカ(何か、めっちゃ怒ってる…?;;;)
彼女の右腕が放つ青白い光とは裏腹に、何か威圧感のような怖い空気を感じる…。
ヒーローB「お、おい!!話聞いてたか!?;
そいつ助けた所で…」
ウィーク「関係ありません。(静かな低いトーン)」
ヒーローA、B「「え?;」」
ウィーク「 か ん け ー
あ り ま せ ん っ !!!!
💢 💢 💢 💢 」
ヒーロー達「「∑∑ひぃ!!!?|||;」」
フローリィ、メディカ
「「∑やっぱり怒ってた!!!!;」」
ウィーク「大怪我して危険な状態の人に、良い人も悪い人もありません!!
本当に見捨てて良い命なんて無いんです!
例え全ての人は無理でも、間に合うなら誰だって助ける!
そ れ が 私 の お 仕 事 で す っ !!」
ヒーロー達「……|||;」
見かけは幼いウィークの一喝に言葉を失うヒーロー達。
対してフローリィとメディカは、驚きこそしたものの考えは同じ。共感し笑顔と共に動きだす。
フローリィ「手伝うね、ウィークちゃん!」
メディカ「私は戻って担架を取ってきます!」
ウィーク「お願いします!!」
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実はお初になります、フローリィちゃんとメディカちゃんをお借りしました。
:自前
ウィーク
モブヒーローA、B
また遅れての投稿になってしまいダブってる場面が多々あるかと思うので、
問題不都合あればパラレルorスルーでOKです。
2021-06-27 02:15:10 +0000