こちらnovel/15323580の後のお話です
『血』は『鉄』の香りがする。
イメージBGM「https://www.youtube.com/watch?v=FlWC8dfxwE4」
※暴力・出血表現?が含まれるかもしれません。それでもご容赦下さる方はどうぞ。
ヴィラン革命「クロスシージ」の真っ只中…バーチャロンバトル実行委員会のレンジャーチーム、第5小隊"SHBVD"のライデンの隊長 クロガネ・ミミと息子であるクロガネ・ハジメは、百夜、蛍菫と闇の召喚獣の居る所から離れ、市民達(ミュータント化された者も含む)の避難誘導をしていた。
隊員A「隊長(キャップ)!要救助者並び、YOKOHAMA市民全員!避難完了しました!」
隊員B「各エリアに居る市民の避難誘導も既に完了しました!」
ミミ「SHBVDクロガネ・ミミよりヒーローチーム司令塔へ!要救助者並び、市民の避難誘導を完了しました!!」
司令塔『了解。こちらでは、既に確認しています。他に取り残されてる市民がいるハズです。引き続き周囲を警戒しつつ、探索を続行してください』
ミミ「ラジャー!」
ハジメ「隊長!レーダー反応です!左前方から何か来ます!!」
ミミ「何ですって!?第5小隊:SHBVD!総員、第二種防衛態勢!!」
ミミ率いる第5小隊:SHBVDは速やかに防衛体制を取る。すると一体の暴徒ミュータントが現れた。
隊員A「暴徒ミュータント?!此所まで攻めてくるか!!」
ハジメ「?!ッ待ってください!あのミュータント、様子が変です!!」
ハジメの言う通り、ミュータント暴徒の様子が変だった。全身が血まみれで瀕死の重傷を負いながら自力で這っていた。
暴徒ミュータント「たっ頼む!だずげで…ぐれ!!鬼が!!あっ悪魔が!!」
ミミ「なに?!」
暴徒ミュータント「あの女を襲った途端、襲った連中がズタズタに惨殺されて!!」
ハジメ「女?」
暴徒ミュータントは「攻めている」のではない…恐怖して「逃げていた」のである。状況が掴めない間にも、何処からか足音が響く。
ハジメ「!?」
ミミ「なに?!」
暴徒ミュータント「う!!うぁぁぁぁああああ!!」
聞こえた足音に、暴徒ミュータントはひどく怯えて這って逃げようとする。真上から、紅いラインと黒のジャケットを身に纏い、巨大な右腕を持った女性がナイフで暴徒ミュータントを突き刺し、そこから血が吹き出す。第5小隊:SHBVDの目の前で…
ミミ「!!?」
隊員「「うぁああ!!」」
ハジメ「あ…ああ…」
ブラッディネイルズ「………」
返り血を浴びたブラッディネイルズの前に第5小隊:SHBVDは反射的に武器を構えた。
ミミ「そこを動くな!!」
隊員、ハジメ「「くぅ!!」」
ブラッディネイルズは、第5小隊:SHBVDの銃口を向けられる中で、ハジメを見つめ問い掛ける。
ブラッディネイルズ「零式は何処だ?」
ハジメ「なに?!」
ミミ「(コイツ!ハジメが狙い!?)総員、戦闘態s…」
ミミは速やかに戦闘体制を取ろうとした途端、ブラッディネイルズは巨大な右腕から衝撃波を放ち、ハジメ以外の第5小隊"SHBVD"のライデンを吹き飛ばした。
隊員「「ぐうぁああああああ!!?!?」」
ミミ「きゃぁああああああ!!?」
ハジメ「隊長!みんな!!」
ブラッディネイルズ「何処だ?」
ハジメ「!?」
ハジメはブラッディネイルズの前に立っていた。
ブラッディネイルズ「零式は何処だ!!」
解説
・第5小隊"SHBVD"のライデンがブラッディネイルズと接触しました。
・ハジメ対ブラッディネイルズの一対一の戦闘となります。手出しすることは出来ません。
・ハジメさんにとっては、ギヤドールカンパニーの兵器との初対戦になります。
・ブラッディネイルズはハジメさん達を殺しはしません。ハジメさんの記録データからゼルテの居場所の情報を取り出し、何処かへと去る形になります。その時点で戦闘終了となります。
ご都合の悪い場合、パラレルやスルーOKです;;
お借りしました。
ミミさんillust/82607771
ハジメさんillust/79446825
自前
戦界イバラillust/85048994
ブラッディネイルズillust/86739109
2021-05-30 09:05:16 +0000