「ついてきな。俺が連れて行ってやる」
コチラ【illust/87999821】の素敵な企画に参加させていただきます。
※CSだけ取り急ぎ出したく、立ち絵がラフ状態なので後日清書して差し替えます……
→差し替えました!! 2021.04.08
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Leo Halford(レオ ハルフォード)/15歳/男/166cm/ツバメ
新聞売りをしている裏でツバメとして活動している少年。
幼いころに生き別れた姉の消息をたどっていたら
ツバメにたどり着いたのでそのまま入団。
姉のような少女をこれ以上出したくないため、
なるべく一人でも多くの少女を助けたいと思っているが……?
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ーーーーーーーーー■素敵なご縁をいただきました(2021.04.17)■ーーーーーーーーーー
たった一人の、他の誰でもない『自分』が守りたいと思った人
☾*。ルーナさん【illust/88841571】
それは、1通の手紙から始まった。
ガーデンに侵入しているスパイの一人から預かった手紙。
「助けてほしい」といった内容そのままは書いていなかったものの、
警戒心を抱くような文章を見て、何か(誰か)に怯えているな、という印象を抱いた。
その少女は、ガーデンにいる。
それだけで、助けたいと思うには十分な理由だった。
生き別れた自分の姉も、かつてはそこにいたらしい。
だが、彼女の消息はいまだ知らぬまま。
感情をうまく文章化することはあまり得意ではないけれど、
それでも、拙いながらも一生懸命手紙を書いた。
初めは、やはり警戒心を抱かれていたようだが、次第に心を開いてくれたのか
少しずつ彼女は自分のことを手紙に書いてくれるようになった。
彼女の名前は『ルーナ』というらしい。
一つ年下の女の子で、読書とお菓子作りが好き。歌が得意。
まだ顔も、声も知らない女の子に、ここまで興味を惹かれたのは初めてのことだった。
―――なんとしても、この子を助け出さなければ。
一つ一つ彼女のことを知っていくうちに、この想いは次第に強くなった。
だが、それでも。
「外に出たい」「助けてほしい」
この一言を直接聞かない限りは、動き出すことはできない。
やり取りを重ねていくうちに少しずつ、外への興味を抱くような文章が増えたが、
決定的な一言が足りない。
「これ以上お嬢さんのような人を増やしたくはない。これは優しさじゃなく、俺のエゴでもあるかもしれない。だからお嬢さんには、自分の心、自分の気持ちを一番に信じて欲しい」
「その結果手を伸ばしてくれたなら、俺は必ずその手を取る。なくなったものがあるのなら、また一から作っていこう―― 一緒に。」
そう、手紙を送った、数日後のことだった。
生きることを諦めたくない。外に出たい。という返事が届いたのは。
……さらに数日後の夜。静まり返った真夜中の庭で。
たった一人で、ツバメを待つ月の少女に手を伸ばす。
「―――ついてきな!俺が連れてってやる!」
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キャプション最終更新:2023/04/03
2021-04-01 14:11:49 +0000