■パペツタ(illust/88310319)をお借りしました。
登山者ではありません。エネミー枠です。おまけでPFMOH植物も。
■エネミー枠ですが、山に登ります。登りますが登山者ではないので恐らく頂上には辿りつけません。
放っておいても多分最終章で死ぬのでエンカウント、サンドバッグ、卵目的の遭遇、保護の試み等ご自由にどうぞ(欠損可。死亡は最終章で可)。
■パペツタは大きく育っただけのごく普通のパペツタです。
少女は完全にパペツタに寄生され、もう意識を取り戻すことはありません。ぶつぶつ意味の無い言葉を呟いてるだけの廃人です。
卵草の実は普通に美味しい卵草の実です。成長方法が少し普通じゃありませんが。
■卵草の実は自由に奪っていって良いのよ。栄養満点(但し少し嵩張る)!
■スタート地は青の樹海。
二章は世界蔦へ向かいます。
少女は彷徨い歩いた。もう何日彷徨っていたのか数えるのも馬鹿らしくなるぐらい長い長い時間を。
生まれ故郷に帰る方法を探して。愛する人の元へ帰る方法を探して。
しかし、そんな少女の魂は、既にその肉体には存在していない。
存在しているのはその身体に、精神に絡まり解けない無数の蔦だけ。
少女は彷徨い歩く。もう何も解らなず、ただ生きるために、寄生した蔦の種を増やすために。
そんな哀れな少女の末路を見つめながら、褐色の少女に抱かれた髑髏は静かに溜息をつく。
「ああ、君はこの世界でもロクな死に方をしないんだね」
2021-03-13 13:10:27 +0000