とある世界、とある場所。
「――勝利を手にした者よ。汝は何を望む?」
門番に問われ、青年は口を開く。
「次の戦いが始まるまででいい、ここ以外の世界を見てみたい。どの世界に行くかはそっちに任せる」
その言葉に、門番が重々しくうなずく。
「よかろう、汝の望みを叶えよう」
同時に門番の奥にある扉がゆっくりと開いていく。
――そして扉をくぐった先で青年が見た光景は、高くそびえる霊峰と、その麓にある自然に恵まれた小さな村。
おそらく元々はもっとのどかな場所だっただろうと推測されるが、現在は様々な目的で登頂を目指す冒険者達や、彼らを対象者とする多様な店でにぎやかだ。
「散策のし甲斐がありそうだな」
一通り辺りを見渡したあと、青年は笑みをこぼして呟いた。
◆ダルケ
172cm / 男 / 27歳(外見年齢17歳)
一人称:俺 二人称:君、あんた 三人称:アイツ
「~だな」「~だ」「~だぜ」「~さ」等、一般的な男性の口調
幾度も戦いが繰り返される世界で、“白の陣営”の最前線に立つ騎士。
何度目かの戦いにおいて勝利を収めたため、勝利報酬として他世界の物見遊山を希望した。その結果たどり着いたのがヘヴンの麓だった。
短槍の扱いに長けており、その実力は一人で一個中隊を潰すほど。外見年齢が実年齢と合わないのは、実は一度死亡しており、命を落とした原因を排除するために身体の時間のみが巻き戻ったから。(……というのも一因だが、彼の生存を望んだ人物が、その際初めて会った時のダルケに思いを馳せていたというのがもう一つの理由。)
騎士である事を誇りにしており、信条は「人を護る事が騎士の務め」。
ちなみに髪の色に少しコンプレックスを抱いている。原因は学生時代にライバル達に勉強が苦手だった事と掛けて「燃えカス頭」と揶揄され続けたため。
どこかの世界からの訪問者です。本当は参加させるつもりなかったけど、ヘヴン周辺の村がものすごく魅力的だったから街ぶら要員で追加します←
村を守る用の討伐クエストとかこなしたりしながら、フモート村やセレニテ村を観光しています。モブとして背景に入れたり、突撃して会話したり、ちょっと手合わせに付き合えゴラァしたり護随意にどうぞ。
◆参考までに
彼の居る世界【illust/22237214】
既出キャラシ【illust/22653068】→【illust/29411930】→【illust/58547682】
2021-03-13 08:07:27 +0000