喫茶「ブルースターチス」
■
ここではないどこかにある喫茶店。
ヘヴンの登頂に挑む者は、夢でここを訪れる事が出来る。
たとえ山の何処に居ても。一人でも二人でも。
青い屋根と窓、金の星の装飾がなされた外観。
店の外は常にぼんやりと霧が立ちこめている。
霧の中を進んでも特に何処も行けない、店の前へ戻って来る。
お代は旅の話を店主(illust/88303566)に聞かせる事。
■
人間ではない店主が客をもてなし、冒険の話を聞いてくれるだろう。
現実では明らかに出来ない話でも、ここなら漏れる事はない。個室もある。
他の客に会うかも知れないし、会わないかも知れない。
目が覚めた時、ここで飲んだり食べたりしたもので腹が膨れる事はない。
また、店のものを持ち帰る事も出来ない。
■
名物は青いコーヒー(illust/88303630)。
-------------------------------
PL向け知識
元は次元の狭間に存在する、高名な魔術師の工房。
魔術師である主はヘヴンに向かった後、行方不明。
帰らないまま、既に数百年経過している。
工房管理の権限を持つホムンクルスが
少しでも主に関する情報を集める為に、工房の設定を
「ヘヴンに足を踏み入れた魂全ての立ち入りを許可」に変更。
こうしてヘヴンを登頂する多くの魂が訪れる事となり、
やって来る客を持てなす為に工房をカフェに改造した。
生きている者は「寝ている間の夢」として訪れる事が多い。
うたた寝でも気絶でも何でも良い。
ヘヴンの道に迷っている間に精神だけがフラッと行き着く事もある。
本当に飲み食いしているわけではないので実際には腹が膨れない。
この空間に物を持ち込む場合、客が強くイメージするとそれが現れる。
危険物は持ち込めない。
■
死者の魂も、本人が望めば訪れる事が可能。
■
この空間に訪れた時点で精神に制限が課されており、
全ての暴力行為・乗っ取り行為は不能。
どんな客もゆったりまったりほのぼのが強制される。
---------------------------------
【追記】
死んだ人の魂も来れるので、
ヘヴンでロストしたキャラの来店も可能です。
あの世に行くまでの待合室的に使ってもらっても大丈夫です。
概念ふわふわ喫茶店です。
登山中に「そうだ喫茶店に行こう」と思った時とかに利用して下さい。
恐らく投稿者によるこまめなレスポンスは出来ませんが、良かったらどうぞ。
Mountain of Heaven pixivファンタジア外伝【illust/87556705】
素材お借りしました
【illust/87721436】
2021-03-08 06:53:17 +0000