ポラリスの英雄歌【illust/80979654】
⇒第5期【illust/86531092】
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名前:榊 緋早愛(ヒサメ・エバーニア=サカキ)(総pt:500pt)
所属国:菫華国
運命数:2
◆種族
竜血の少女【illust/83254425】
エイレーファの民/亀人族/フルムガンディ/鋼骨竜/舞蝶族
アンジェロフィンチ【illust/82673606】
夢魘喰い/境狼 etc…
◆家族
母:真朱【illust/86145258】 総pt:250pt
父:榊 愛珠早(故)【illust/85881727】
父さんがわたしに教えてくれたのは、大切なものを守るための剣だった。母さんが教えてくれたのは、竜の声を退けるくらいの心だった。それなのに。わたしの手はいつの間にか血で塗れてしまっていて、もう父さんにも母さんにも、顔向けできないや
兄:榊 蘇芳【illust/87427441】
弟:榊 丹【illust/87524699】
明るくて優しくてかわいい子。ここだけの話だけど、お兄ちゃんに似なくて良かった。なんてね。丹と朱と私の三人でよく遊んだことを覚えてる。次に会ったとき、丹は私をまたあの時みたいに姉と呼んでくれるかしら。
妹:榊 朱【illust/87148364】
朱はわたしと違って強くて真面目な子だから。…次に会ったら、わたしは朱にも刃を向けるかもしれない。その時は、躊躇わなくていいの。家族を何よりも大事に想ってた朱には酷かもしれないけれど。
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彼の竜は、ただ殺されたから人々を恨んでいるわけではなかった。
人々は竜を捕らえ、生きたまま鱗を剥ぎ、肉を断ち、翼を落とした。
竜は生きている限り再生を続けるが、再生した端からまた人間に剥ぎ取られる。
竜の腹には子がいた。まだ卵のままの。
腹を裂かれ、卵を取り出し、かろうじて仔竜の形をなしていた卵の中身は、親竜の目の前で引きずり出され殺された。
竜の息が続く限り、人々は竜からすべてを奪い去り、己らの私腹を肥やした。
竜は力の限り吠えた。地が戦慄くほどの慟哭。
愚かな人々は味を占め、それを何度も繰り返した。
何頭もの竜たちの尊厳を奪い、命を奪い、時には子まで奪った。
そして、竜が殺されるたび、少女が一人選ばれる。
間違った儀式によって命を落とす少女たち。
やがて、竜たちの怨恨と少女たちの悲嘆が混ざり合う。
それが、呪いの始まりの話。
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緋早愛は父の死のショックで心が弱っているところで竜の呪いに呑まれてしまった。
母同様、白い鱗は戦闘などで興奮状態に陥ると黒い鱗へと変化する。
◆スキル
→CS3P目参照
◆素敵なご縁を頂きました!(1/23)
ウルスさん【illust/86893658】
悲しい、憎い、嫌い、そんな泥のような感情に飲み込まれて、
息も出来ないくらい苦しい、暗い暗い感情の底にずっといた。
全部を傷つけて、壊したくて、でも本当はそんなことしたくはなかった。
私はただ、父が死んで悲しかった。暗い世界が怖かっただけなのに。
声が言うままに、私の意思とは関係なく暴れて、手当たり次第に攻撃して。
たくさんのものを傷つけて、壊して、そしてある日突然、すべてが晴れるみたいに目が覚めた。
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「…ずっと誰かの声が聞こえていたの。」
「自分が誰かも分からなくなりかけてた。きっと、『私』を手放してしまえば、竜の声に吞み込まれたままいれば楽だったかもしれない。きっと、私だけじゃどうにもならなかった。誰かが私を呼ぶ声が聞こえて、ああ、ずっとこのままは嫌だなって思った。」
「ありがとう。ずっと、止めようとしてくれてたんでしょう?それから…ごめんなさい。この傷も私がやったのよね。痛い?お兄ちゃんだったら薬も使えたんだけど…。」
「あなたのことだけじゃなくて、たくさんの人やものを傷つけた。今更、だれも赦してはくれないかもしれないけど。それでも、私は私として償わなきゃいけないと思う。」
「まずは…そうね。家族のところに行きたいな。みんなに謝らなきゃ。…すごく怖いけど。…あの、それで…すごく図々しいのはわかるんだけど、あなたも一緒に来てくれる?あなたが居てくれれば心強いし、それに、ほら、あなたが居ないところで死なないでって言ってた…でしょ?」
「約束。ちゃんと聞こえてたよ。」
「散々巻き込んでおいて、今更だけど…はじめましてから初めてもいい?私は緋早愛。あなたのことも教えてくれるかな…?」
◆最終期まで無事に家系を繋げることが出来ました。
ここまでご縁を頂きました、
第1期:セイバさん(叢様)
第2期:クレハさん(つんず様)
第3期:アーカーシュさん(yj様)
第4期:愛珠早さん(みと様)
本当に、本当に素敵なご縁をありがとうございました…!
2021-01-17 17:56:04 +0000