【ポラリス】レイガ【第4期】

ココノセ
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「夜は危ないからさ 本当は出歩くの怖いんだぁ~、でも君に会えないのはもっと嫌。アタシ 怖い方が我慢できるみたい」

(たとえこの身が溶けても君に会いたいって思ったの。だってお日様に当たった時と変わらないんだ。
――君を思うと、溶けそうなくらい胸が熱くなっちゃうんだもん)


ポラリスの英雄歌【illust/80979654】四期もよろしくお願いいたします。

■名前:レイガ・ヴァクセン=リン (漢字表記:澪咖)
■年齢:16才
■性別:女
■身長:150cm
■所属国:翠才国
■総pt:250pt(精神60、攻撃0、技巧65、魔力115、幸運10)
■運命数:8

目先の楽しいことに心奪われがちな陽気な少女。
いたずらっぽい言葉で人をからかうのが好き。
遊び足りずに日の出ギリギリの時間まで粘っては、隠れる影を失い助けを求めることも。
生きる上で制限が多く、両親も早くに他界したため「いつ死んでも後悔しない生き方」がしたいと思っている。
そのため、興味を持った事はとことん追求し、気になる人にはすぐ話しかけ、心が楽しいと思うことは何でも躊躇せずやる。
国内外問わず楽しい事を求めて日々勉強と冒険の旅を続け、その日暮らし的な生活を送っている。
一生を賭けられる特別な熱と出会う日を求めて――。

■母の影帽子の魔女【novel/13283107】の能力を受け継いでいる。
レイガの場合は、鶴人の強靭な身体により日光に耐性を持つが、生身のため薄明~夜の間しか出歩けない。
父からは実体を維持する鶴人の身体を受け継ぎ、見える特徴としては考輪と良薬となる花を身に有している。
頭上に浮かぶ考輪はアースのような役割を果たし、母由来の膨大な魔力を体外に放出しオーバーヒートを防いでいる。

■スキル
・考輪【illust/82787238】:2つの輪を持つ。夜は音声での会話が可能だが、日中は考輪を介さなければ会話ができない。

・生い茂る魔女の花茨【illust/82718073】:智と享楽を求める本能は、良薬となるバーバナの花を身に咲かせた。

・身をつくしたる我が芸(影)【illust/82672991】:芸(特技)を持っている。レイガの場合は手芸。
特にセラピー効果をもったぬいぐるみの制作が得意。母から受け継いだ力で、ぬいぐるみにコードを書き込み着ぐるみ状態にし、自らの影を潜らせることで使い魔としている。
「この子キモイっしょ!アタシの使い魔なの!一言も喋ってくれないんだぁ」

■家族
母:アジュガさん【illust/84969855
「最近さ、どんより曇ってることが多くって、全然空が見えないんだぁ~。お母さんが生きていた頃は、どんな星空が広がっていたのかな。…もっと一緒に夜空を眺めたかったよ、お母さん…」

父:セネリ(125pt)故【illust/84955978
「お父さんのアロマキャンドル、売るとケッコー良い旅費になるんだよねぇ~!にししっ!あーあ、アタシも教えてもらえばよかったな。…なんて、もう遅いよね」

姉:リリオペさん【illust/85915469
「来ないと思ったらお姉ちゃん、また本読んでる!ちゃんと研究してて凄いなぁ〜…ってそうじゃなくて、一緒にごはん食べよ!…お〜い!戻って来て〜!!」

■既知・婚姻について
種族や国籍、運命数、年齢は問いません。
相性重視でご縁があればと考えております。

〇12/26 素敵なご縁を結んで頂きました
チョウラク・Δ・W・アルマウトさん【illust/85698362

1/1編集しました。
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地平線の先を薄明かりが照らし、新しい朝の予感が迫っている。
普通の生物はこれを『気持ちのいい朝』と言うんだろうけれど、私にとっては死の時間の始まりだ。
辺りは見知らぬ街並みと人気のない通りだけで、光を遮るものは縁もゆかりも無い平屋がいくつかあるのみ。
こんなことならもっと計画的に宿を取っておけば良かったと後悔する。
軒先を借りようにも陽光から身を隠すには心許ない。どうにか中へ入れてもらえないだろうか。『亀甲堂』の看板を掲げる家の窓を覗くと誰かの気配がする。
「そこの人、お店の人だよね!一生のお願い、中に入れてー!」
藁にもすがる思いで窓を何度も叩くと、怪訝そうな表情を浮かべる若い男と目が合った。
紅色の瞳が鋭くちょっぴり冷たそうな雰囲気だ。…断られたらどうしよう。ええい、溶けるまでしつこく頼み込んでやる!

「お願い、助けて…!!」

日の出はすぐそこまで迫っていた。


――
―――

チョウラクは頭が良く色んなことに興味を持っていて、話も知的で面白い青年だった。
しつこく付き纏うと時々癇癪を起こすけれど、何だかんだ心を許してくれて、お店にも素直に上げてくれるようになった。
性格は違うけれど価値観はどこか似ているのかもしれない。
いつしかアタシは、自分の境遇を自然と話し出していた。

みんないつかは死ぬ。
アタシも近い将来、今度こそ助けを失い好奇心に身を溶かして死ぬだろう。
でもそれは運命だ。何をしていてもいつか訪れる『結果』なんだ。だからきちんと受け入れて、与えられた猶予の中を歩くものだと思ってた。それがアタシの後悔のない、自由な生き方だと思ってたんだ。

そのうち彼もまた自分の抱える複雑な事情をアタシに聞かせてくれた。
アタシと同じように制約の多い命なのに、チョウラクの答えは違った。
彼は死をまったく受け入れていなかった。
アタシの足に繋がった見えない枷を指さして、自由に出歩く方法を探すと言う。
その眼差しは真剣そのものだ。

死ぬまでの猶予を食い潰す以外の生き方をこのときアタシは初めて知った。
目の前の世界がガラガラと音を立てて崩れる。

(似ていると思ったのに、君の見ている世界は眩しいな――)

胸の中心に日光のせいでも魔力のせいでもない、幼い熱が灯った気がした。


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メッセージは即日~3日以内に返信いたします。
今期も何卒よろしくお願いいたします。

~キャプション随時編集~

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2020-11-15 15:00:52 +0000