【ポラリス】サウィン【第3期】

えすか@escarlate
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illust/80979654こちらの企画3期二家系目失礼致します。

※10/8 0時時点でお預かりしてましたメッセージにご返信してます。

●サウィン・パズロ・ガラクシャ

年齢:22歳/♂/176cm 所属国:白雨国
一人称:僕、おにーさん 二人称:君
総ポイント50(精神力20、攻撃力1、技巧5、魔力20、幸運4)
運命数8

父:カンニュ様illust/84103218
「あはは、やっぱり伴骸をこの状態で維持してるのは父さんにはバレちゃうよね・・・。僕なりにちゃんと気を付けてるから、心配しないで。」
母:ユールillust/84245683(前期20pt)
「母さんイバラギさんの扱い雑だよー。え?僕も変わらないようなもんだって?血かなあ。」
妹:ラウラ様illust/85093175
「昔は僕のお嫁さんになるって言ってたあんなに良い子が...。あぁ父さん、ラウラが反抗期に...。ってもう冗談だよー。」
「ラウラは立派に魔女してるねー。あっと、ここでは言わない約束だったね。ごめんごめん。」

●スキル
魔女の響異言-ヘクサフォニカ-:対象の魔力を結び、縛りつける呪言。精神力の強いものや魔力に対して強い抵抗力を持つものには効きづらく更に長時間持続させるにはこちらの魔力と精神力も同等に必要となる。
夢鈴の暗:ゆめすずのくらがり。鈴と闇妖精を通して強い幻覚作用をもたらす暗がりを周囲に生み出す。幻は強い暗示となり現実にさえ影響を及ぼす。この暗がりは異界の影響を強く受けており同時に伴骸を呼び出すための門ともなる。

自称魔法使いの飄々とした雰囲気の青年。
夜な夜なふらっと外に出掛けたまに珍しく夜道を人とすれ違うものならちょこっとまぼろしでちょっかいを出してみたりしている。本人としてはこわーいまぼろしを出しているつもりだがたまに出てくる伴骸の方が怖がらせる威力が高い気がするのは気のせいじゃない。
 父からの手ほどきにより伴骸の制御自体は特に問題ないのだが自身の異言のスキルにより故意に伴骸を無理矢理縛りつけている。その為攻撃時に対象に向けて解き放たれた際は腹具合が悪すぎてタチが非常に悪い。あまりにタチが悪すぎて使い魔のイナシキから普通にドン引かれている。

●種族
谷の魔女illust/84245683
カシャの子illust/83300595
調律の環illust/83205233

●この度素敵なご縁を頂きました!
チカ様illust/84825678

満月にゆらりと浮かぶ伴骸。
制御する以上は時折餌を与えなければいけない。
こういうのはあまり人に見せたくないからまぼろしの結界を闇妖精を通して敷くんだけれども。
今夜はどうやらそこから漏れたお客さんがいるようだ。

不意に放たれた一撃をひらりと躱しまぼろしに消える。

最近は物騒だなあとひとりごちたところに
ソレオマエの台詞ジャネエヨと闇妖精の声が響いた。

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薄暗い夜道、そこを歩く小さな子供の影。
暗くて怖い夜は危ないからね。
ちょっと脅かして帰ってもらおうか。

脅かしに仕掛けた瞬間目と目が合った。
一瞬とはいえ見覚えのある目。
刹那もしない内にお互い驚きの声を上げていた。
その一撃の主に数日ともしない内に再開する事となるのは偶然か否か。
それから一瞬の思考の間を置いてはじめに聞こえてきたのは向こうの謝罪の声だった。

お詫びとして役にたてる事があればとチカと名乗る少女は言う。僕はあの時の事気にしてはいなかったけど。
それにしてもうーん。お詫びと言われて何をしてもらうとかすぐには思い浮かばないなぁ。
次までには考えておくよと伝え、その日をあとにする。
それからというもの彼女は本当にこの場まで通ってくるのであった。

「おや?また来たんだねー。頼み事はまだ思い浮かばないかなぁ。」
「まだ小さいのに本当にこんな時間に出歩いてて大丈夫なの?あっ、おねーさんだったんだね。」
「僕の魔法は魔女式みたいなものかなー。そっちの魔法はどんな魔法か僕も気になるなー。」

あくる日、供骸の制御中に軽くとは言え右腕に怪我をしてしまった。通常制御以外に魔法でちょこっとズルして無理な事してたのはわかってたけどやっぱり危ないものは危ないか。
怪我をした右腕を見ながらここではじめて彼女への頼み事が出来てしまった事に気づく訳だが。
「こういうの、本当はよくないんだけれどねぇ。」
次に合う彼女が心配そうな顔をするのを想像すると少し複雑な気持ちになった。

今日は右手を怪我したまま彼女に会うことになってしまった。僕は不本意ながらしぶしぶ怪我の件を切り出す。かなり心配されたから今後は制御の術での拘束をどうにかしないとなあ。
自分のあまり気乗りしなさそうな声に彼女が気づいたところで言う。
「うーん、だってどうせ頼み事するんならもっと楽しい事の方がいいなっておもって。」
「だから今度はそれぞれ行ったことのある場所の話でもしよう?」
「ほら、チカはいろんなところに行ってるんでしょ?僕翠才国とか緋獣国とか僕は行った事無いからさ。」

「謝罪とか関係ないよ。だっていつでもここにいていいんだよ?」
「だって君は、僕の傍で咲き誇る綺麗な君だから。」

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獣が嘶く満月の夜。昨今の影の影響で凶暴になっているらしい。しかも複数。僕は家族を置いてそれを狩りに外へ出る。何体かは処理できたけれども二体取り逃がしてしまった。そこからの僕の失態は坂を転がり落ちる岩のごとく加速し状況をどん底へと突き落とす。

息を上げて戻った家の状況は凄惨だった。チカと同じ魔力を感じる花の片鱗、上の娘の短剣。獣の傷で息無く横たわる息子達。獣の気配は無いが空気がピリりとしていた。
次第に意識が水の中にいるような感覚に陥る一種の幻覚。下の娘の結界だ。しかしここまで漏れ出ているのはまずい。恐る恐る奥の部屋の扉を開けた。

 

なにかございましたらご連絡ください。

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2020-10-05 13:41:19 +0000