【ポラリス】ヒロ【第3期】

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ポラリスの英雄歌【illust/80979654】第三期に参加させていただきます。よろしくお願いします。

「あなたにだけ教えてあげましょう。俺の口元をよく見て――」

◩ヒロ- Hiro
男性 / 27歳 / 181cm
所属国 白雨国 / 運命数 8
総ポイント 125pt


ラーアウの民の中でも集落と外界を繋ぐ外交の窓口を担う一家の長。また、並行してポラリス教に神官として籍を置く。
祖父の時代からの教育により、長く交友のある者には公私の差なく真摯に相対する。

ラーアウの民とは、白雨国のとある森林を根城とする白い翼と金色の瞳を持つ者たちのこと。古い純血主義の一族。
ヒロが生まれる前、純血の民最後の女性が自死し、見え始めていた種族としての滅びは着実に近づいている。

ヒロが長を務める一族は、純血の一族とはその姿を異にする。
幾度となく異なる血を混ぜたその背に翼はなく、体に内包された魔力もそう多いとは言えない。
母に倣いポラリス教に親しみ、自分たちラーアウの民の行く末と魔王の"影"による被害を憂いて、家族に一族としての仕事の一部を任せ教会に所属した。
鉄血貴族の血が入っていることは一切公言しておらず、血族として表れた"怠惰"の性質は極々薄いものである。
本人の性質としては常に敬語を崩さず、基本的に穏やか。
仕事仲間として対する者、本人が友であると認識したもの、その他身内認識をした者以外には若干の距離が感じられる。優しさはあるが、その相手は選んでいる。
ラーアウの民の中でも純血の者との交流もあるにはある――が、若干の哀れみを含んでいるのは否定しない。

◩種族(引継ぎ要素)
- ラーアウの民⇒novel/13467375
- ヴァラドゥール⇒ illust/82862437(一期)
- 鉄血貴族⇒−(二期)

◩Skill
- 深き森の民
かろうじてその身に残った色彩が示す、深き森の民との血の縁。
- 怠惰の蝙蝠(偽)
極薄く表れた鉄血貴族の末端である証。食事は普通の人間と大差ないが、血の香りが甘くそそられるものであることも事実。刺青は舌と背中に表れた。

◩関係者(10/24)
マリアレーヌさん【illust/84718255
俺が彼女と出会ったのは、今から何年か前のこと。
まだ彼女が若く学生であった頃、俺もまた辺境の教会を任されてそう何年も経たない頃だった。

「驚かせてすみません。あまりにさめざめと泣かれていたものですから、つい気になってしまって」
「話せば楽になることもあるでしょう。懺悔をなさるも良し、何分人の来ない教会ですから私でも構いません。これでも口は硬い方ですので、聞いた話は必ず秘密にすると約束しましょう」
「私のことはどうぞヒロと。家名はありません。もう日も落ち始めていますから、そろそろ此処を出たほうがいい。……マリアレーヌさん、あなたの努力は女神も必ず見守ってくださいます。もちろん、私も」

「ポラリス教は女神に祈りたいというひとの気持ちを無下にしたりはしませんよ。己の願いのため、一族ために日々努めているあなたなら尚更」
「この日はちょうど俺も休みでして、不在で。……マリアレーヌ、無理はせずとも良いんですよ。教えを説くのはなにも俺に限った役目ではないのだから」
「泣き顔も愚痴を見られた俺には何でも話せると?はは、いや、冗談ですよ。もちろん誰にも話してません。秘密ですから」

「マリアレーヌ、あなたには兄がいたはずですね。俺に何でも話せるとはいえ、より身近な家族に聞いてもらったほうが良いこともあるのでは?」
(俺が握った秘密など、"泣きながら愚痴を吐いていた、恥ずかしい"程度のもの。なのにこの懐き様ーー余程俺は信頼されているらしい)
「完璧でありたいと願うことは否定しませんが。……弱い部分を見せてくれるあなたの方が、よほど人間らしくて好ましい」

「…………。マリアレーヌ。どこか怪我をしていませんか」
「なぜ、ですか。そうですね……(こういう真面目なタイプは、こちらが裏切らない限り良心と矜持が邪魔をして口を割らない、か)ーーあなたになら話しても問題は無いでしょう」
「"鉄血貴族"の噂話を知っていますか?そう、その話です。俺にはね、半分その血が流れているんですよ」
「その証拠にほらーー」

「この話は家族しか知らなかったことです。他人に話したのはあなたが初めてだ」
「秘密ですよ、絶対にね」
「それと怪我には気をつけるように。あまり不用意にされていると、うっかり噛み付いてしまいそうなので」

「俺の元に来たいと言うなら拒否はしませんよ。俺としてもあなたのことは憎からず思っています。……それに秘密を握られている身です。後で嫌だと言われても離せませんから、そのつもりで」
「青薔薇には劣るかもしれませんが、この花を。マリアレーヌ。……マリア。これで全部俺のものだ」

父 【退会済】
「もういい年ですし、ほどほどにしてやってくださいね。家で二人で過ごしているのもそう嫌いではないみたいなので。告げ口したのは内密に」
母 ノエ【illust/83708578】(前期 / 総ポイント50pt)
「たまには父さんの誘いにも乗ってあげたら如何です?なんなら教会に来てもらっても構いませんよ。父さんは嫌がるかもしれませんが」
弟 【退会済】
「教会に入ると決めた時、レニには面倒な役回りを押し付けてしまったのではないかと心配していました。家の方もとても助かってますよ、ありがとう」
「気が荒い?…一族の友に危害が出なければ目を瞑ります。出たらその後は俺の領分ですので、お気遣いなく」
妹 【退会済】
「ペテロ、今日はお出かけですか?今日は母さんが買い物に降りるらしいので、早めに帰ってやってくださいね」
「俺としては実際あの子がどの程度危険なのか理解できてはいません。父は彼女を遠ざけようとしていますが――あれ、母に顔が似ているのも理由の一つでしょう?」
 
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2020-09-30 15:14:34 +0000