「さあ、次はどこへ行こうか、相棒」
*朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】
大変遅くなりましたが、アフターへの参加です。
*ルカ(流花)・アルシラ・ニコル・グラネテ/女性/25歳/170cm
所属国:フェール・イール
所有ポイント:130pt(80<前期pt>+30<継続pt>+20<イベントpt>=130pt)
*花と星との間に生まれたこども。
座学も花の手入れもあまり性に合わなかったのか、選んだのは剣の道。現在は護衛の仕事と傭兵の仕事を生業として、庭園を離れ、先祖の祖国を拠点に世界を回っている。
無表情気味で口数も少ない、目つきの悪い美人のため人を遠ざけがち。両親の遺伝か困っている人を放っておけず厄介事に首を突っ込んだり何でも手を出してやろうとするが、言葉が足りなすぎて誤解されるタイプ。
緋星の術も父に習ったが、呪いを視ることや人を捻じ曲げることなどを嫌ったため、治癒の術など最低限自分と周りを守るのに必要な術しか扱おうとしない。本人の意志に反して、適正としては呪うことや壊すこと、在り方を捻じ曲げるような術の方が上。
庭園の守り神の声はよく聞こえているが、よく祟るバケモノを相手にしているのだと敬意は払うが深く関わりすぎないようにしている。
また、継いだ血筋の性質からか魂や死者の霊のような目に視えないものの声を聞くことが多く、引き込まれ影響を受けがち。時折話を聞いて、満足いくまで自分に憑かせるか祓われるまで抱え込んでしまうことも多い。大抵は満足させて、記録に残して海に還している。
妹のことは溺愛しており、常に気にかけてはいるが、道ならぬ恋心を幼い頃より抱いており、教え込まれた倫理観と自分の気持との間で葛藤し、また、うたかたの怪物の性質から年々痛みが増していくことに耐えられなくなった。これ以上は傍にいられないと、両親が健在であった時期より少し前に本家筋の幼馴染を「人助けのために世界を回ろう」と唆して共に出奔した。
両親のことは尊敬し愛してもいるし、最期を共にしたことも理解はしているが妹を傷つけた一点のみは赦さない、と帰郷の際墓前に向かう度に恨み言を伝えている。
*華籠【id=9872374】
*リトスウラ【id=68501250】
*毒花の一族【id=68763796】
*うたかたの怪物【id=69077857】
*流転の緋星【id=68541661】
*家族
父:辰【illust/71447369】
「父さんが教えてくれたこと、たくさん、今すっげー役に立ってるんだ!剣も、術も、色んなこと。聞いて欲しい話も、聞きたい話もいくらでもあったんだ。稽古だってもっとつけて欲しかったのに、あーあ、渡し損なった土産、いつかそっちに行ったら押し付けてやる」
母:黒枝【illust/71803332】(80pt)【illust/77142228】
「アンタの選択、理解はするけど一生赦さない。恨んでる。いつだって真っ直ぐ背中伸ばして走り回って、母さんの生き方に憧れてたことだってあるんだよ。この、黒だって。母さんが私にくれた、大事な色で。大好きな色なんだよ」
弟:伊織【】
「全部そっちに押し付けて逃げたのはそりゃあ悪かったと思ってるわよ。うるせー! 帰る度に説教されてたら帰りたくなくなるんだよ、ばか。珍しい植物の種を見つけたから近いうちに一回帰ります」
妹:花影【illust/75826921】
「花影、元気にしている? 怪我はしてない、ご飯は食べてる? 姉さんもずっと留守にしているけれど、貴女の行方がわからないって聞いてずっと心配しているよ。…側にいてあげられなくて、ごめん。どうか花影が幸せに暮らしていますように、…大事な人に出会えていますように。本当に、無理はしないで。身体、大事にね」
*スキル
【華籠】“識っている”花ならどんなものでもたちどころに咲かせる魔法。また、時折鉱石の花を咲かせることがあり、その花はささやかな願いを叶える程度の強い魔力を持つ。漆黒の花が咲くと良いことがあるしらせらしい。
【わたつみの明星】かつて水底で花たちを呼び、喰らっていた、淋しがりのまもりがみからの加護。
水を操る魔法を得意とする。敵意を持って扱えば猛毒を孕み、守りたいと願えば加護を与える。
守護の対価として命を落とした後には水へ還るが、強く拒否すれば別の道を選ぶことも出来る。彼女はもう、喰らい呪詛を撒くだけの厄神ではないのだ。
水面に星空を映すように、彼女の操る水の軌跡には小さな煌めきが宿り、守る者に小さな星の欠片を与える。
【泡沫の恋の呪い】“恋を知り、愛に至れた怪物だけが人の身を得られる”。そんな風に語られる怪物の血を僅かばかり引いている。身を焼く毒の痛みを伴う恋が愛と実れば一層美しく咲けるのだと母は笑うけれど、現実はそんなに美しいものではない。だって、皮肉にも恋に墜ちたのは決して結ばれることが赦されない相手。血を分けた、実の妹だったのだから。
【黒曜の尾】鉱石のような尻尾。満天の夜空を閉じ込めたように輝くその黒色は、両親が至った愛の証。かつて母が拒み続けたその色は、今では何より大事な絆の色として、誇らしげに咲いている。
【猛毒の加護】(前記CS参照)
【星斬縫】【黒星視】(辰様CS参照)
「おいコラ待てどこ行こうとしてんだこの馬鹿野郎!厄介ばっかり追っかけんな!」
「クソ、…焚き付ける相手を間違えた。もうちょっと扱い易いと思ってたんやけどなあ。馬鹿の操縦ってどうやったら上手く出来んだよ」
「姉妹でさえなければ。逃げることもなくて、もうちょっと真っ当に、恋して、痛みを乗り越えるなんてことも出来たのかしら。もしもなんて、いくら考えても無駄だけれど」
*辰さん/にーよ様、最終期での大変素敵なご縁をありがとうございました!
*何か不備・問題等ありましたらご連絡いただけましたら幸いです。
2020-09-30 07:06:38 +0000