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れいに@鈍足素敵企画様に2期もお邪魔させていただきます。
企画元様：ポラリスの英雄歌【illust/80979654】
「どんなに強く願っても、わたしが込められるのは 掌に乗るくらいの小さな幸運だけ。
それでも、わたしが作ったぬいぐるみが 誰かを笑顔に出来たなら。誰かの小さな幸福を護る手伝いが出来たなら。
…きっとそれだけで、十分なんだと思う」
◇Profile
名 前：イーシア ―衣沙―
所 属 国：翠才国
総ポイント：50pt（精：5／攻：0／技：15／魔：10／運：20／計50）
運 命 数：【 1 】
19歳／女／161cm／一人称：わたし、シア／二人称：きみ／三人称：～さん／呼び捨て
◇家族
父：リゼルグさん（翠才国）【illust/82947731】
「お父さんがいなくなってから、寂しくて悲しくて 泣きそうになることが沢山あるの。だけど、わたしにはお父さんのくれたルゥが傍にいてくれる。
…それにわたし、お姉ちゃんだもん。レンとお母さんのこと、ちゃんと守ってみせるから。だから平気だよ、お父さん」
「…嘘。本当はわたし、平気ってほど強くない。だけど悲しんでばかりいたら、陽の氣で満ちたこの場所が台無しになるから。わたし、ちゃんと頑張るから。
お父さんは安心して そっちで笑っててね」
母：ミィニウ（白雨国）【illust/83326502】（20pt）
「あんまり自分のこと 責めちゃダメだよ。お母さんが笑ってなくちゃ、わたしもレンも……お父さんだって、悲しいよ。
父さんの工房は、暖かな陽の氣で満ちた 思い出がたくさんある幸せの場所なんだから。
これからもたくさん、幸せな思い出を増やしていこう？」
弟：レンシャンくん（翠才国）【illust/83791178】（50pt）
「レンはちょっとツンツンしすぎだよ？気を張る気持ちも分かるけど、もっと肩の力抜いて気楽に居よう？
シアはレンの可愛い笑顔が大好きだよ。ね、ハオハオもそう思うでしょ？」
「わたしじゃお父さんみたいな存在にはなれないけど…。レンシャンが寂しいときや辛いときは、いつだって傍に居るから。お姉ちゃんのこと、たくさん頼っていいからね」
◇素敵なご縁を結んでいただきました…！(2020.9.16)
♥️信天翁 真砂さん【illust/84266359】（菫華国）（マサゴさん→マサゴ）
出会いは、菫華国にぬいぐるみ作りに使う染料と布を仕入れに行った帰りのこと。
偶にはいつもと違う街道を、と土地勘もない他国で寄り道をしたのがいけなかったのか、気づけば人通りもまばらな海辺へと出てしまっていた。
時刻はお昼時。空腹を感じ辺りを見渡すも、周囲には食料を調達できそうな店はおろか人家すら見当たらない。
どうしたものか。と、隣を歩くファンマオに気づかれないようため息を吐いたときだった。
釣ったばかりの魚を惜しげもなくネコにあげている、彼の姿を見かけたのは。
「あの…そこの釣り人さん。そのお魚、わたしにも譲ってくれませんか？突然でごめんなさい、わたし今お腹が空いてて…。お金は払うので…ダメ？」
「わたしはイーシア。翠才国でぬいぐるみ屋をしてます。仕入れ帰りに寄り道してたら此処に出て来て困ってたの。
ええと、シンテンオウ？の…マサゴさん。親切にしてくれてありがとう」
「…これ、大したものじゃないけど…ハンカチ。特別なものじゃないけど、持ってると小さな良いことがあるから。お礼代わりに、どうぞ」
「わたしが作るぬいぐるみはちょっと特別で…縫い目がなくて、動くの。
もちろん動くだけじゃなくて、目的に合わせて色んなことができたり…ああ、今隣にいるこの子もそうだよ、可愛いでしょ？」
「話させるのは無理だけど、筆談や意思疎通はできるし、例えば釣りをするときに、傍に居たら役立ちそうな子も作れるよ。
…もし興味が沸いたなら、わたしのお店にも遊びに来てほしいな」
「わたしも日向ぼっこしたり空を眺めたりするのが好きだから、マサゴの気持ちわかるよ。難しいこと考えずに、ぼーっとして過ごす時間も大切だよね」
「わたしが込められる幸福は、世界に比べたら本当に小さなものだけど。
こんな風に手を繋いで、きみの肩に頭を預けながらただ隣に座って。他愛のない話で笑い合う…そういう穏やかな時間を大好きな人とーーマサゴと過ごせるのなら、シアはそれだけで十分すぎるくらい幸せ」
「大好きだよ、マサゴ」
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◇skill（CS内3Pに詳細記載）
【掌大の幸福（しょうふく）】
自身の周囲に満ちる陽の氣に触れた際、それらの氣を“ささやかな幸運（小福）”に変換し、“福印”に貯め込む。
貯め込んだ小福は、掌の福印を介して直接触れた任意の対象（物、人物）に込めることができる。
【ドールメイカー】
自らの手で作ったぬいぐるみにコードを書き込むことで役割を与えることができる。
【チューニング】
専用のヘッドホンを付けることで、ぬいぐるみやモノの声を聞くことができる。
◇種族
・掌福猫
・ぬいぐるみの魔女
(詳細は両親CSのリンクをご参照ください)
10/5 23:10…次世代に関するメッセージに返信をいたしました。不着の際はお手数ですがご連絡ください。
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傍らに居られるだけで幸福だった。
手を繋いで浜辺を歩くだけで。
何てことのない平凡な日々を、きみの笑顔が見られる距離で過ごせるだけで。
穏やかな時の流れの中、日がな一日海面に釣糸を垂らして、雲の動きを眺めて、潮の匂いを一緒に感じているだけで。
ただそれだけのことが、本当に幸せだったのに。
そんな掌大の幸福でさえ、決して当たり前のものではないのだと、失う度に思い知る。
「…寂しいよ、」
静かな海面を見下ろしながら、空っぽになった傍らに声を投げる。
込み上げてくる寂寥を、溢れてくる涙を、止める術は知らない。
それでも。
これまできみと過ごしてきた幸せな時間が、思い出が、愛し子たちが、これからのわたしを生かすから。
「……大好き。ずっと、ずっと」
寄せては返す波間に、そっと呟いた。
◆背景の一部に素材をお借りしています。
【illust/52507515】
不備・問題などございましたら、お手数ですがご連絡お願い致します。
2020-08-21 10:48:15 +0000