こちらの素敵な企画に引き続き参加させていただきます。
ポラリスの英雄歌【illust/80979654】
「俺の事はそうだな…詩人とでも」
̻◆ルクソール
⋄50pt ̻⋄運命数4
菫華国⋄妖精族⋄25歳⋄男⋄188cm
スキル:グレースポエト
音に力を宿し詩を詠唱することで他者を癒したり強化することができる。
また声に極度の精神的負担を緩和できる作用が少しだけある。
⋄一人称:俺
⋄二人称:君
*素敵なご縁を頂きました*(8/27)
◆恋人
翠才国 シトラ・ヴィヴさん【illust/83708363】
「審美眼なんてなくても君のように綺麗で素敵な女性なら男が放っておかないよ」
「君に気に入って頂けるなら如何様にも。さてどんな物語が好みかな?」
「…はは、確かに!『今』じゃなく『今後ずっと』、だ。君は俺に『今後ずっと』口説かれてくれる気はある?」
「今日は人の姿なんだね。どちらの姿も甲乙つけ難いくらい素敵だけど、こちらの方がいつもより目線が違うからなんだか新鮮だ。それではお姫様?お手をどうぞ」
✧*̣̩⋆̩☽
幼い頃から両親の純愛に憧れていた。いや、『憧れていた』と言うよりは『羨ましかった』。
確かに俺は両親から生まれたはずなのに他人に興味を持つのが難しいと感じていた。それ故に色んな女性に声をかけ、ある時は関係を持ってみたりある時はその場限りの関係だったり。
でもある日、君を見かけた一瞬で目を奪われてしまった。きっと今までと一緒だ、気の間違いかもしれない…なんて思いはしたが声をかけずには居られなくて。
どれだけあしらわれても、どうしても記憶の片隅に君の事を思い出す自分がいる。黒曜の様に艷めく髪も宝石を思わせるような透き通る瞳も、気が強くてちょっと素直になれない所も、俺にみせてくれる君の表情がころころ変わる度トリコになっていって君がずっと俺と一緒にいてくれたら…なんて希望を抱いてしまう。
「君の事が好きだよ。その視線も言葉も俺だけに向けて欲しい。怒った顔もむくれた表情も全て愛しいと感じる。出来ることなら笑顔が見たいけれど…俺が君のお眼鏡に適う男になったらいつか見せて?」
☽──────────
#3
『また旅に出たっていいのよ』
彼女の言葉を聞いて一瞬はて、と思考を巡らせた。
シャレイが明日の朝発つ。それは子供の頃からあの子がずっと言い張っていた事で幼い彼女が夢見たことの一つ。それがやっと叶う日。
この性格故か、俺も若い頃はこの足で色んな場所を歩き見て感じて学んだ。自分が子供たちに残してやれるものなんて元々そう多くはない。だからせめて美しく鮮やかな世界の一端だけでも語り継ぐことが出来たら。
「ああ、まあ…若い頃が懐かしくなる事はたまにあるよ。あの頃の俺は本当に自由気ままだったから」
ただ当てどなくその辺を歩いて、気づけば遠いところまで来て、寄り添える何かをずっと探していた。
そこに在るだけで暖かく柔らかなもの。きっと俺がしていた旅はそれを探す旅だったのだろう。
「君と出会ってから何度か君がいる町を少しだけ離れて、考えてその度に思うんだ。俺のしたい事は何でどこに行きたいんだろうってね。その次には必ずシトラの事を思い出して君のいる場所で君の思うように過ごせたらって」
今まで沢山の女性と出会ってきた。だけどあの頃からずっとこの気持ちをもてる人なんてこの国、世界中探したって君以外見つからないんだ。
「俺の居場所は君のいる所。俺のしたい事は君や子供達のそばにいること。ああ、でも子供達は自立しちゃうから…そうだな、やっぱり死ぬまで可愛い奥さんと一緒にいることかな」
短命故に亡くなってしまった父の事を考える。シトラの父親の様に突然だった……なんてことは無かったけれど、その後母がずっと泣いていた事も、大切な人がいなくなることも、取り残される気持ちも、ほんの一欠片くらいは分かっているつもりだ。
俺の寿命は母のように長くはない。それでもきっとこの人生を謳歌するには十分な程時間がある。その時間を今ある大切な妻と子供達のために使えるのであればこれ以上に俺のやりたい事なんて死ぬまで出てこないだろう。
「シトラだって知ってるだろ?俺が君に入れあげてるの。何十年も経ったけどまだまだ君のこと愛してるんだよ。君も子供達も、君自身が歩いてきた人生、これからあの子たちが夢見て送る沢山の人生も全部全部俺の宝だ」
カランとグラスを鳴らして乾杯する。
きっとこの先子供達は成長して巣立っていく。それぞれの人生と向き合って、また大人になっていくだろう。コーディエも、シャレイも、イオンもあの子たちならきっと大丈夫。だって俺とシトラの子達だ。
そんな夢を月に託して酒を煽った。
*──────────
◆父
シャハルさん【illust/83038098】
「父さんって昔はいろんな国に行ってたんだろ?話聞かせてよ」
◆母
エコー(20pt)【illust/82730863】
「母さんは歌が本当に好きだね。ええ、ちょっと俺は歌わないって…!」
◆妹
ミディさん【illust/84195728】
「ミディ、あんまり根を詰めすぎるのはよくないよ。母さんがお菓子作ってくれてたからお茶にしよう?」
*──────────◆婚姻・申請について
所属国、運命数等関係なく相性重視した良いご縁があればと思っております。
有難くも申請を頂けた場合は三日以内に返信できるよう努める所存です。
三日たっても返信がない場合はエラー等でメッセージが届いていない可能性がありますのでお手数ですが再度メッセージを送っていただければと思います。
◆女神の奇跡について
ご縁がありお相手様がいる世代の場合にのみ(死亡運命数に該当すれば)使用の有無を検討しようと考えております。
お相手が見つからず、死亡運命数に該当した場合は家系断絶とし女神の奇跡を使う予定は一切ありません。
(例:1期婚姻済(存命)2期未婚で期間終了、死亡判定(お相手様がいない)の場合は家系断絶とさせていただきます)
企画や世代交代企画に長期間のブランクがあるので不備や不手際などが目立ってしまうかもしれません。
何卒ご了承いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
2020-08-17 15:52:48 +0000