ポラリスの英雄歌【illust/80979654】に参加させて頂きます。
❃リオネ(leone)
♀/16歳/155cm 一人称:アタシ/二人称:キミ
❃所属国:緋獣国
❃総ポイント:20pt 運命数:5
❃スキル:【不撓不屈 】どんな困難に出会っても決して挫けない精神力を持つ。
「特別な力が無くたってアタシはアタシ!今日も笑顔でいくよー!」
「こらーーー!!!きょうだい達を泣かせたの誰!?アタシがお仕置してやるんだから!」
孤児院育ちの少女。
幼少時代に不慮の事故で両親を亡くし天涯孤独となった為、孤児院”花野の家”に引き取られた。
以降、孤児院の園長や子供達が彼女の家族である。
きょうだい達と野原で花冠を作ったり日向ぼっこをする時間が大好き。
近頃、近隣の森で獰猛化した動物が度々発見されており、家族に危険が及ばないか気がかりな様子でいる。
単独で森に立ち入ることは危険とされ、園長から禁じられているが…。
❃孤児院 -花野の家-❃
小高い丘の上、様々な花が咲き乱れた広大な野原に佇む真っ白な外観の施設。
野原には大規模な花壇や果樹園もあり、収穫した花や果物を販売することで生計を立てている。
また、そうした一環の中で子供達の独立に繋がる支援も行っており、子供達が独り立ちするまで援助する。
施設内の住人全体を家族と呼び、園長を母親として、年齢順に各きょうだいの呼称が振り分けられる。
種族問わず孤児であれば別け隔てなく引き取る方針であるが、現在は獣人族の孤児が大多数を占めている。
❃婚姻申請について❃
(7/5)とても素敵なご縁をいただきました!
緋獣国▷▷ シア・バンクシアさん【illust/82673252】
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近くの森で凶暴になった動物が発見された噂を聞いて
居ても立っても居られなくなってこっそりと…
偵察するつもりで噂の森へと向かった。
アタシはまだ知らなかった。
牙を剥く野生の獣がこんなに恐ろしいこと。
何の能力も持たないことの非力さを。
凶暴化した獣の群れに襲われそうになった時
大人の男の人……シアが助けてくれた。
「寝たって怪我は治らないよ!アタシのせいで怪我したんだからちゃんと手当てさせて!それからお礼も!面白いお話も得意だから期待しててね」
シアの怪我は思ったよりも悪く、しばらくかかりそうだった。
「シアがまたどこかに逃げた?よーしアタシにまかせて!絶対に見つけるから!」
「やっぱりここに居た!こども達の相手するのちょっと疲れちゃった?ふふ、みんなシアのこと気に入ってるんだよ」
「シアがここに来てから随分経ったね。きょうだい達ともすっかり馴染んでるし面倒見もいいし…きっといいお父さんになるよ!」
「この孤児院にいつまでも居てくれるでしょう?なんでって…シアはもうアタシ達の家族だから!家族がわからないって言うならわかるまでアタシが教える!」
シアはアタシが持っていないものをたくさん持っている人だった。
世を渡る術。見聞。知識。剣術。
一人が好きで、何をするにもとっても自由。
そして、とっても暖かくて優しい人。
雨の日の夜。
”お別れ”が決まったきょうだいを見送るアタシに
「こういう時は泣いていい」って慰めてくれた。
人前で涙を流したのは初めてで。
泣き顔を見ないように抱きしめてくれた、
優しすぎるシアの温もりがなかなか消えなくて…忘れられなくて…
これが恋なんだって知ったよ。
「二人きりで屋根に!?なんか…は、恥ずかしいよ…(でもシアと二人きりは嬉しいかも…)」
「も~!本当に褒めてるの?シアのことだってアタシにはお見通しなんだからね!」
「誰のせいかなんてそんなの…わからないよ…。でも、アタシのせいだったらいいなって…思ったり…?」
屋根の上。
そよぐ風を感じながら
大好きなキミの寝顔を見つめるこの瞬間がとっても愛しいよ。
キミがくれた”鈴”を今日もチリンと鳴らす。
「飼いならされたのはアタシの方だったりして…?」
「シア、あのね? …大好きだよ」
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不備や不足点等問題がございましたらご一報頂けますと助かります。
どうぞよろしくお願いします。
2020-06-30 15:02:05 +0000