【ポラリス】ミント・エインズワース【第1期】

黒瀬
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「え?薬品の匂い?あはは…さっき零しちゃったからかな」

✾こちら【illust/80979654】の企画に参加させていただきます✾

ミント・エインズワース(Mint Ainsworth)
 年齢:26歳 性別:男 身長:180㎝(角は20cm程度)

所属国:翠才国 
 総ポイント:20pt【精神:0/攻撃:0/技巧:5/魔力:15/幸運:0】
 運命数:7
 スキル:調薬の鹿族
 国の中でも市街地の外、あまり人が寄り付かないところに調薬の工房を構える鹿の一族。
 …といっても決して人嫌いというわけではなく、危険な薬品なども扱うための配慮である。
 一族の多くは皆のんびりとしており、誰にでも親しみやすい性格をしているとかなんとか…。
 一族の人間は全員、自分の魔力を込めた宝石を調薬魔法の媒体としている。


✾調薬の鹿族
各々が持つ宝石を媒体とし、自分の魔力を薬に練りこむことで調薬を行う。宝石の色形大きさは個人によって様々。
工房の次期管理者でもある跡取りは、その代の中で魔力量が多い者が選ばれることがほとんど。管理者は工房の根本である魔力炉の燃料部分の役割を担うことになる。
管理者の魔力が工房全体に影響を及ぼすため、管理者が変わると薬に練りこまれる魔力の性質も少し変わってくる。薬の効果等に影響は無い。

✾婚姻申請について
 国籍・種族・運命数問わず、相性重視でご縁があればと思っております。
 頂いた各種メッセージへのお返事は即日~長くとも3日以内にはお返しされていただきます。
 もし上記期日を過ぎても返信がない場合はお手数ですが、再び同じ文面にてメッセージを送っていただければ幸いです。


+.✾♡素敵なご縁をいただきました♡✾.+(07/04)
 エルス・クルータさん【illust/82673258(クルータさん→エルスさん)
 同じ翠才国の呪癒術学者さん。
 お互いの研究分野の手助けをしつつ、泡傘鯨の呪いに対する薬の研究も行わせていただくことになりました。


+.✾.+

「やあクルータさん、いらっしゃ…え、匂う?…うわあ!さっき煎じた薬草が零れてる!?」


時折自分の研究室にやってくる来訪者。彼女は同じ国で呪癒術の研究を行っているらしい。
学園に所属する学者でもないのにこんなところまで足を運ぶなんて、と驚いたのも記憶に新しい。
…きっと、延々と薬を作っている奇妙な鹿の講師がいるとか、不名誉な噂を聞きつけてやって来たのだろう。

「あはは…恥ずかしいところを見せてしまって申し訳ない…つい論文に夢中になっちゃって」
「うん、確かに睡眠も食事も大切だね。これを食べたら、一旦切り上げるよ」


甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる姿はまるでお姉さんのようだけど、僕はそれじゃ嫌だな、なんて。
毎日のように文章を綴ってみるけれどどれも三流論文以下の出来で、小さな友人にも揶揄われる始末だ。
本当に、調薬以外は何も出来ないなあ。

「生徒を引き合いに出されると弱るな…大丈夫、ちゃんと自分の限界は分かってるよ」
「…うん、そうだね。しっかり、しないと」


君がここに来て、話して、少しだけ呆れた顔をされて、それでも笑ってくれる姿を、これからもずっと見たいと思った。
たとえ君に怒られてしまっても……この想いを、呪いなんかに邪魔をされたくないんだ。

「え…本当に!?良かった…!前に聞いた呪術と似た論文があって、もしかしたらって思ったんだ!」

喜びのあまりに彼女を抱きしめる。自分とは違う香りがふわりと舞い、それと同じように彼女の周りに纏わりつく鯨が揺れた。
大人げないかもしれないけどこの時少しだけ、僕の勝ちだよ、なんて言ってしまいそうになったのは秘密だ。

「クルータさん。…ううん、エルスさん。これを、受け取ってください」

渡したくても渡せなかったラブレター。何度も書き直したせいでちっとも格好なんてつかなかった。きっと、ところどころに薬品を零してしまった跡があるし、薬草の匂いもするんだろう。
どこまでも不格好だけど、君に、伝えたい。

「エルスさん。僕は君に、ずっと隣にいてほしい。
ずっとこうやって話をして、助け合って、笑っていてほしいんだ。
 
君のことを、誰よりも、愛しています。」

いつだったか、君は僕に聞いたね。『どうしてそんなに薬を作り続けるの』って。
その時は一族の跡取りだからとか、これが仕事だからとか、自分も調薬が好きだからかなって思った。だけれど、今ならこう答える。

――――愛しい君を、救うためだよ。


+.✾.+

✾婚姻以外の既知関係について
 こちらも国籍・種族問わず募集しております。

✾学園での友人?腐れ縁?お世話係?:スキエデッセンティアさん【illust/82672952(ティア)
「あれ、ここに置いてた論文…ああ!?食べちゃだめだってば!?」
「ティア、君また生徒の課題を食べただろう?何故か僕のところに苦情が来るのだけれど…?」
「僕の肩や角に乗るのは構わないけれど飛んだ方が速いんじゃないかな…」

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2020-06-30 15:00:14 +0000