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有島■恋をするなら異世界で！【illust/78513489】に引き続き参加させて頂きます。（最終更新：7/21）
■タリブ
男性／20歳／178cm／獣人（人間と獣人のハーフ）
一人称：俺 二人称：あんた（見た目が年上にはさん付け・敬語）
所属：ジェットブラッククリフ
特技：俊足を活かした狩り
明るくおおらかな獣人。 狩りに使う道具を作ったり改良するのが趣味。
女性に対しては若干言葉遣いが怪しいですが、慣れば直ると思います。
■家族
父：ルークさん【illust/80137977】「父さん、ちょっとそのハサミを見せてもらっていい？ すごいよな、こっちの世界に来て何年もたつのにこの切れ味……手入れ？それちょっと教えて。」
（勧められて牛乳はたくさん飲んだけど、結局親父の身長を越せなかったな……。 親父の世界とこっちの世界の牛乳は違うものなんじゃ……？）
母：イーシャ【illust/79872771】「かっ母さん?! そんなしょっちゅうウチまで様子見に来なくていいから！ 大丈夫だって！ ちゃんとメシは食ってるし掃除洗濯もやってるよ！」（狩りの腕前は未だに敵わないけど仕方ない。 俺はお袋と違って牙も爪もそれほど強くないし、その辺は創意工夫でなんとかするさ）
兄：ラルフさん【illust/81266110】「兄さんの仕事を手伝うのは構わないけどさ、その、報酬の会話術はもうちょっと実践的なやつを… その17までやってるのに、俺あんまり進歩してなくない？」（またヤケ酒して潰れてるよこの兄貴…… 店ではフツーに女性と会話してるのに失恋するのか……恋愛って難しいのかな…… とりあえずほっとくわけにもいかんから家に連れてくか）
■素敵なご縁を頂きました
ラシーヌさん【illust/81187335】
■【illust/81991851】
最初に彼女を見かけたのは、深緑の街道作りの手伝いに行ったとき。
部外者から見ても大変そうな工事なのにやたらのんびり作業をしていたり、1日来たら3日来ないような奴もいるようなゆるい雰囲気の中、彼女だけは必ず毎日現れて街道沿いの花の植込みやら差し入れのお弁当を配ったりなどの仕事をしているのは見かけていた。
ひょんなことから彼女が、俺が苦手にしていた“女性との会話の練習”につきあってくれることになった。 名前を知ったのはこの時（年齢もこの時に知ったけど、それまで同い年か年下かと思っていたのは秘密）。
でもまだこの時の俺は知らなかった。
彼女が深緑の主“アンバサダー”なことを。
『練習につきあってくれるのは有難いけど、アンバサダーがそんなことまでやってていいのかな？ 俺、他の町の者なんだけど……』
■【illust/82381941】
言葉を覚えたての子供のような会話から、段々と普通の大人らしい会話に進化していく中、ラシーヌさんのことを見ていて、だんだん不安になってきた。
町のみんなのため、前よりもっといい町にしなきゃ、と呟きながら、なんだか自分を磨り潰しながらアンバサダーとしての役目に没頭しているようで。 しかもそのことに彼女自身が気づいていないようで。
俺はラシーヌさんのことが好きだ。 でもラシーヌさんから見たら俺はなんだろう？ 何せ最初の出会いからして良い印象ではないだろうし、その後も散々会話の練習なんてものに付き合わせてしまっているし、多分弟とか近所の子供みたいに思われているのでは？ でも別に俺の気持ちが伝わらなくてもいい。 ただラシーヌさんにはアンバサダーの義務とかそんなものに縛られずに、せめて幸せに笑っていて欲しい。
そんなことをぼんやり考えているときに、40年ぶりにタウンマッチが開催されるとの知らせが届き、配られた号外を見て「これだ」と思った。 【しあわせのクッション】このクッションには詰まった綿の分だけ、使う日地がしあわせとやすらぎを感じるらしい。 なら、詰められるだけ綿を詰め込んだクッションを作って、ラシーヌさんに贈ろう。
そうして、彼女が俺のことを『タリブ君』ではなく『タリブ』と呼ぶようになり、俺も彼女のことを『ラシーヌさん』から『ラシーヌ』、そして『レイ』と呼ぶようになって幾度か季節が過ぎた頃。
「あなたも、『ビリジアンさん』になりません、か!? ……や、やっぱり今の…ナッ、ナシで!!!」
と叫んで走り去る彼女を一瞬あっけにとられて見送ってしまった後、すぐに笑いながら彼女を追いかけた。
彼女も自分の健脚を自負していたけど、それでも俺の足の方が早い。 ほどなく追いつき彼女の手を取って言った。
「俺がビリジアンさんになっても別にいいんだけどさ、もっと大事なことがあるんじゃない？ 俺がレイのもので、レイが俺のものってこと。」
「あと、なんだか先を越されたみたいで悔しいから、改めて俺から言わせて。 俺と結婚してください。」
■子供
長男：ティージュさん【illust/82624928】「アンバサダーの仕事は大変だと思うが、まあ自分のペースで頑張れよ。 あと髪と髭はもうちょっと小まめに整えた方が……（小声）」
（マイペース過ぎるって他人からは思われるかもしれないけど、これ位ゆったり構えてる方が見てて不安な感じは無いよな）
次男：サミル【illust/82674086】「うーん……まあ誰でも向き不向きや得意不得意はあるし、ビリジアンヴィレッジに出る害獣を狩るくらいなら問題無い技量だろう」
（狩りは結局他の生き物を殺すことだからな……命のやりとりをするのが向いてないのかもしれないな……）
■問題等ありましたらお手数をおかけしますがご連絡下さい。
2020-05-03 13:00:04 +0000