(───ナズナさん、?)
──🐸──🐸──🐸──
「……ごめん、助けてくれて有難う。君は、」
「俺、ユーゴって言います。ビツキさん、此処であいつらを食い止めましょう!」
ユーゴと名乗った青年。
彼が僕の手を掴んだ時、一瞬だけ懐かしい声が聞こえた。
忘れもしない星詠みの団長、ナズナさん───
『我が前で余所見とは随分と傲慢だな、下等生物共』
「!!」
次いで、響いた重低音と音速の拳が襲い掛かり───
「───傲慢なのはどっちだ」
『!?』
それを受け止めた、蒼い手は。
間違いない、さっきの青い光がジュエリエの力を補填している!
しかしそんな事よりも僕は気に喰わない事があった。
だから言わせてもらう。
「大体お前はこの"世界"の存在じゃないだろ?
勝手に土足で踏み込んで"此処我のもの~お前らお掃除するね☆"とか何馬鹿みたいな事言ってるの?」
『なっ』
「ちょ、ちょっとビツキさん落ち着いて」
「しかも人の死体利用しといてどれだけ尊厳踏みにじってるの?神と名乗るにはあるまじき行為じゃないの?」
『───ッ虫けらめ言わせておけば、!!?』
バキバキ、メキ、と嫌な音が響いた。
眼前の黒塗り野郎の腕が、身体が、ひしゃげ凹んでいる!
「答えろ神気取りの異物め。
──いや答えるな、お前は殺す!!」
(う、うわーーー!!『紅い宝石と哀れな蛙』第3編の「虚言の天使」の台詞だ!!
本当に本物のビツキさんだ!!やばい!!)
そのまま僕は巨大な拳を振り抜いて────
「取り敢えず"500発"分!!
蒼玉撃滅拳(サファイア・バレットナックル)ッッッ!!!!」
──上空で、黒塗り野郎が粉微塵に爆散した。
──🐸──🐸──🐸──
こちら【illust/80404489】でバフを譲渡してもらったぞ!
ビツキフルパワー!!
「蒼玉撃滅拳」
拳に陣の力を集中させ、目にも止まらぬ速さで相手に打撃を叩き込んだ後、
思いっきり殴り飛ばして爆発四散させる大技。
今さっきビツキが思いついた(重要)。
憧れの先へ至る為に【illust/80225376】
お借りしました!
ユーゴくん【illust/79049680】
モンスター:天元鉱ギムレ【illust/80346967】
幸福探しのビツキ【illust/80275473】
Pixiv Fantasia Age Of Starlight【illust/78509907】
2020-03-28 11:33:39 +0000