✥フェシーナの花々【illust/76345084】
┗✥第三期【illust/78560638】
「ボクもお手伝い…」
「🔥」
✣前期:祝灵【illust/78102419】前期pt:20pt
「🔥」
「ととさまの灯りはもっと綺麗だよ」
✣前期開花相手:魂魄睡る宵闇都市 アルマノクス
┗ ニュクス様【illust/77894202】飴崎様宅
「かかさま ボク良い子?」
「あのね かかさまに お花とってきたよ あげる」
「ととさま、かかさま 行っちゃった 寂しいなぁ」
✣前期開花相手今期:魂魄睡る宵闇都市 アルマノクス
┗ イザナ様【illust/78652118】飴崎様宅
「にぃにのお手伝いしたい」
「ふふふ ボクのにぃに かっこいいでしょ」
☯灵壽(よごと)
身長160cm/15歳
✣30Pt(STR:15pt/INT:0pt/DEX5pt/LUCK:10pt)
夜魄烏の母と䰟狼の父との間に産まれたハーフ。
䰟狼は巣立ちが早いが両親と過ごす時間が長かった為か灵壽は寂しがり屋の甘えん坊となった。
その両親が旅に出て少し寂しい。
父似の為、言葉を使うことが得意ではなく灯りでのコミュニケーションがメイン。
祝灵とは灯りのみで会話することができる。
自分の事を夜魄烏としても䰟狼としても未熟者と思ってる。
その為か修行の一環で一人旅に出ては死者をアルマノクスへ送ったりしている。
でも、すぐに帰ってくる。
精神的にはまだ子犬。
✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧
素敵なご縁を頂きました。
🌙月孔雀ノ揺り籠🌙
ヴィレム・アルフ・バドゥル-アクスドルフ様
┗【illust/78622264】
「ヴィレム どこ行ってたの?ボクおいてっちゃやだよ!どこ行ってたの?」
「とりさんになったヴィレムかわいいね おそろいだから好き」
「あ、あのね ヴィレム 🔥」
。+.。.+✧。+.。.+
+✧+ 月の綺麗な夜 +✧+
『出来損ないのボクなんて何か役に立たなきゃ捨てられちゃう…』
どこかいつも自分に自信がない灵壽。
少しでも役目で忙しい兄の力になれば良いと思い、噂で[死者の魂が現れる場所がある]という話を聞き遠いその地まで訪れた。
月明かりに照らされた草原がキラキラと美しい、思わず感嘆の声が溢れる。
見渡すと精霊の灯りも混ざっているように見えた。
少し離れたところに大きな白い塔が見えた。
月に照らされたその塔はとても綺麗で、見とれていると後ろから声がした。
振り返ると、そこに居たのは可愛らしいネコに乗った不思議な小さなクジャク。
軽く挨拶をし話を聞くと彼はあの白い塔の最高管理者だった。
好きに動いて良いと了承を得、周りを探索した。
さ迷う魂を見つけアルマノクスへ導けば兄に褒られるだろうか、そう考えながら歩いているとだんだんと家が恋しくなるのだった。
「にぃ~に~!😭」
我慢しきれなくなり涙があふれだし、その場で泣き喚いた。
ここまで来るのにしばらく会っていない兄や旅に出かけた両親に会いたい、と一心にクジャクの彼に訴えた。
戸惑い困っている彼を横目に灵壽はそのままアルマノクスへと走って帰ったのだった。
どうしてボクはこんなに弱いんだろう。
ごめんね
ごめんね
+✧+
アルマノクスへトンボ帰りしてからしばらく何時もの暮らしに戻っていた。
ふと月夜の塔とクジャクの彼を思い出す。
そういえば名前を一度も呼ぶことはなかったな…
「ヴィレム…」
怒ってないかな?またボクと会ってくれるかな。
灵壽は不思議と一目で彼に惹かれていた。
後ろから見守る彼の眼差しに居心地の良さを感じていた。
再びあの白い塔へ行こうと決心したのだった。
+✧+
ぽかぽかと暖かい陽だまりを受けながら白い塔の前で座り込み彼が訪れるのをまった。
ここの職員らしき人、知らない人に色々と声を掛けられるがうまく言葉が出ず「🔥」と言葉より先に灯りを出してしまい驚かせてしまう。
驚かせるつもりはないのにと落ち込んでいると「灵壽?」と
何時か聞いた声が聞こえた。
姿は違ったが彼だった。
前回の不行儀には怒っておらず優しく接してくれ、本を読んでくれたり塔の案内をしてくれた。
自分のペースに合わせてくれるヴィレムに灵壽はどんどん惹かれていった。
長い月日、アルマノクスと月孔雀ノ揺り籠を行き来した。
何度も月孔雀ノ揺り籠へ訪れているうちに職員にも覚えられていた。
皆が良くしてくれる為、アルマノクスへ帰りたくなることもあったがグッと耐えられるようになり長く滞在することも増えた。
しかし此処へ居たいと思うのも彼の傍に居たいから灵壽にとって特別な存在だった。
ふと
『ヴィレムの運命の人がボクだったらいいのに』
そんな意味の灯りを灯した。
たまたま通りかかった本人に見られてしまい
「今のはどういう意味の灯り?」と聞かれる。
恥ずかしくて答えられない「内緒!内緒なの」慌てて隠そうとする。
でも何となくだが伝わっているようで良い意味の何かかな?と解釈していた。
家族以外にボクの灯りを読み取ってくれるのはヴィレムだけだった。
+✧+
ボクはヴィレムが好きなんだ…自分の気持ちに気付いた日
兄に彼の傍に居たい、役に立ちたい。と伝えると
優しく見送ってくれた。
早く逢いたいボクを抱きしめてくれるかな
優しく撫でてくれるかな
逸る気持ちに足も鼓動も早くなる。
+
+
+
+
見覚えのある愛しい姿が灵壽の瞳に映る。
周りに色んな想いの灯りが出るが言葉にすることが出来ない。
どの言葉を使えばいいのかどう繋げたらいいのか
🔥 🔥 🔥
「 ヴィレム 大好き 」
🔥 🔥 🔥
「ボクの運命の人はヴィレムだよ、ずっと一緒にいたいの」
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✣+- 灵壽の継承種族+能力 -+✣
☯䰟狼【コンロウ】:䰟狼の能力全般
┗【illust/77722985】
体毛に色味を持たない群れを持たない狼。
熱を持たない炎の灯りを灯す魔法が使える。
++詳しくはリンク先へ++
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✧夜魄烏【ヤハクドリ】:2対四枚の翼。魔術が少し使える。
┗【illust/77894202】
濡鴉色の髪に翼が4翼あるのが特徴。
知識や魔術を扱う事が得意な種族。
++詳しくはリンク先へ++
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2020-01-02 09:49:44 +0000