こちら【illust/78030620】の続きです。
お借りした流れ【illust/78067905】【illust/78082188】
レーヴェ:爆発!
レーヴェの言葉通り、二つの獅子の攻撃を受け、列車は爆発,炎上した。
コウガ:何のポーズだろ?
コウガは彼女の様子に苦笑する。
トリュン:フフフ…。列車を破壊したところで我々の目的は変わりませんよ?
トリュンは列車を破壊されてもなお余裕の表情だった。
???:ザケンナ!コラーー!!!
零式:?
怒りの絶叫が聞こえ、零式が振り向くと牛を思わせる緑色の甲冑を身に纏った厳つい少女が突進してくるではないか!?
ナナシ:なんだ?アイツは!?
スノシャ:あの機影…、まさか…?
友美:トローちゃん!?
特徴的なツインテールに牛角の付き、巨大な蝶型のバイザー。そして全身纏ったごつい装甲。紛れもなく緑の猛牛…もといトローその人だった。
トロー:友美ちゃんをーよくもォォォ!!!
怒髪天ともいうごとく激憤したトローは周りにいたドールアーミーをピンポン玉のごとく弾き飛ばし、戦闘人形に迫ってくる。
トリュン:またまた何事かと思えばたかが小娘一人ではないですか。
とほくそ笑む。一人増援が増えようとかの零式の敵ではない。
零式:…。
零式は友美のレイピアを千切った時のごとく冷酷な笑みを浮かべ、指先からビームクローを展開し、トローを切り刻もうとする。
零式:…!
トリュン:何!?
トリュンは表情を変えた。
零式のビームクローは空をかいていた。トローは蟷螂拳の要領で左手で零式の腕を掴みそのまま受け流した。そして、その隙に右腕を回し零式の首元にラリアットをねじ込んだ。
ガァァン!!!
零式は衝撃で頭部を揺さぶられ、一瞬フリーズした。トローはその隙を逃さなかった。
トロー:お前なんかこうしてやる!!
トローは零式の上半身をホールドするとそのまま高速回転し、戦闘人形を振り回した。
トロー:大ー雪山ーおろしーーー!!!
ハンマー投げの要領で、そのまま零式を上空へ放り投げたトロー。
トリュン:なななな何とーーーー!!
友美:エエエー!!?
ナナシ:投げ飛ばしただと?
冷酷無慈悲な戦闘人形を紙切れのように放り投げたトローの姿に呆気にとられる三人。
ウフュイ:ほぉ~。豪快やのう~。あんなヤツがおったなんてな~♪
ヴィエルジュ:フフフ…。こんなこともあろうかと思ってうちの自慢のパワーファイターを呼んでおいたのさ♪トローをそんな簡単にねじ伏せられるとは思わないでよね?
トロー:止めだ!
トローが空中に投げたされた零式に腰に付けていたトマホークバヨネットを投げようとする。
ナナシ:待て!ヤツは人間だぞ!?
トロー:え?
ナナシの言葉にトローはびっくりして彼女の方に振り向く。零式はそのまま地面に叩きつけられた。
トロー:どういうこと?
ヴィエルジュ:そこのスノシャさんのお知り合いだってさ。
ヴィエルジュがトローに零式の正体について話す。
トロー:…なんかよくわからないけど、トリュンとかいうヤツに操られているということ?
スノシャ:解釈としては間違っていない。
トロー:とりあえずアイツを止めたらいいの?
ナナシ:元が人間なら武器を使うに忍びない…。
スノシャ:そもそも「彼女」を傷つけるつもりはない。
トロー:あー!めんどくさい!いっそのこと締め上げて頭を叩けば…!
スノシャ:おい!
友美:壊れたテレビじゃないんだから…。
ウフュイ:大丈夫。ヤツ(トリュン)の元に邪神を送り込んだから、今ごろヤツは…。
ヴィエルジュ:図太そうな御大将のことだからそれで洗脳が解けるとは思えないね。どちらにしろ零式の動きを止めないことには始まらないね。
レーヴェやトロー達は、ドールアーミーやジェットドール達を迎撃しつつ零式を止めるために行動を開始します。
お借りしました。
零式さん(ダメージの判定はお任せします)、トリュンさん【illust/78010274】
友美さん【illust/77185727】
ナナシさん【illust/70251517】
ウフュイさん(キャプションのみ)【illust/31286414】
うちの子
トロー【illust/77305096】
ヴィエルジュ(キャプションのみ)【illust/74567338】
…キャプション編集中
2019-12-01 10:32:10 +0000