illust/77754440、illust/78008650、illust/77977323の流れをお借りします。
Dr.ロストマンは特攻列車による混戦を何処からか見物していた。
Dr.ロストマン「……」
特攻列車を止める為、列車内へ入ろうとするカーディナルアームとノーバディ…
カーディナルアーム「よし、止めよう!」
ノーバディ「ん…何だ?」
2人の背後に何処からか複数の集団が現れる。
カーディナルアーム「ああ!爆弾処理班が来てくれた!おーい!」
集団「「……」」
ノーバディ「…いや、どうやら爆弾処理班じゃなさそうだぞ」
カーディナルアーム「え?」
その頃、特攻列車を止めようとするヴェルソーは空中を高速で飛行しながら、所属不明の飛行集団に奇襲を受けていた。
ヴェルソー「貴方達、一体何者?!ゴールデンカオス軍の援軍か!!?」
飛行集団「「……」」
一方、特攻列車ヴォーヘッドでは、首謀者であるファラカスが敵味方大混戦の中をどうやって抜け出すか混乱していた。
ファラカス「くぅそぅ…;;どうしてこうなってしまったんだぁ」
スノシャ「お前のせいだろうが」キッパリ
コウガ「さぁ!観念しろ!!」
レーヴェ「年貢の納め時やでぇ!!」
ファラカスを追い詰めたその時、何処からか現れた武装集団が彼らを取り囲む様に銃を構える。
レーヴェ「うぉ?!なんや!?」
ビャクライオー(気配が全く感じられなかった?!)「!?ッ…コウガ!」
コウガとビャクライオーは周囲を囲んでいる武装集団を見て、驚愕した。
コウガ「コイツらはあの時illust/77612780の…!!?」
レーヴェ「知っとるのか?」
コウガ「ええ…ということは、お前達の仕業か!」
ファラカス「ゑゑゑゑゑゑ!?滅相もありません!その様なあろう訳がございません!」
スノシャ「仲間なら、敵味方関係なく銃口向けるか普通」
???「その通りです」
コウガ、スノシャ「「……!」」
武装集団の群れから白と黒のスーツ姿の女性が現れる。
天の声「貴方は何者…一体何処からこんな兵士達を!?」
天の声こと神であるウフュイでさえ、彼等の気配が全く感じられなかった。
トゥルン「申し遅れました…わたくし、兵器会社ギヤドールカンパニーの秘書を務めております…トゥルンと申します。以後、お見知りおきを…」
スノシャ「ギヤドールカンパニー…」
コウガ「スノシャ?」
ファラカス「スノシャ…一体、どうしたというだぁ;;」
トゥルン「貴方がスノシャね…「あのお方」からよく聞かされました…「失敗作」として」
スノシャ「……」
コウガ(失敗作?)
スノシャ「何しに来た…この場に居る者達を一望打陣に来ただけじゃ無いだろう」
トゥルン「別に大したことではありませんよ…悪夢を引き起こすだけですから」
ファラカス「まさかヴォーヘッドに…新型爆弾を連結させて被害を拡大させるというのか!?」
レーヴェ「なんやと!?」
スノシャ「利用されたな…ファラカス」
トゥルン「察しが良いですね…「あのお方」はゴールデンカオス軍に感謝しておりますよ…わざわざ『戦争の引き金』を用意してくれましたからね」
レーヴェ「そんなことはさせへんでぇ!!」
天の声「そうです!!アンタ達が今やろうとしているのをこの天のk……」
スノシャ「アイツの思い通りにさせてたまるか!!」
天の声、レーヴェ「「え?!」」
スノシャ「コウガ!列車を破壊しろ!!」
コウガ「スノシャ、お前…」
スノシャ「勘違いするな!「アイツ」に利用されるなら…この列車を破壊する方がましだ!」
ファラカス「何だかよく解らんが、なんとしても奴らを止めなければ宇宙が破壊尽くされてしまう!!」
トゥルン「そうは行きません。折角ですが…あなた方には「零式」に駆除されてください」
コウガ「零式(れいしき)?」
トゥルンはそう言うと、上空から黒い影がムーンサルトをしながら、コウガ達の前に着地する。
レーヴェ「なっなんや、ありゃ!?」
天の声「なななっ何者!!」(コイツも気配が全く感じられなかった?!)
スノシャ「……!!」
コウガ達の前に現れたのは女性でスノシャと同じ青いラインと白のジャケットを身に纏い、頭・両腕・腰にミサイルポッドと両手には白いハンドガン装備し、胴体に赤い水晶玉が埋め込まれた。
コウガ「あれは人間兵器!?」
レーヴェ「なんやそれ?」
コウガ「機械技術力と遺伝子技術を駆使して作られた人型兵器だ!」
スノシャ「こっ…コイツは…」
スノシャは彼女の顔を見て…唖然とする。
零式「……」
トゥルン「懐かしい顔でしょうスノシャ?…かつて、貴方を「人間」として育てた「彼女」をモチーフに「あのお方」が貴方と同じ、機械生命体を生み出したのよ…あなた方を死へと誘う「駒」として」
ビャクライオー「!!?」
レーヴェ「あ…あらつら…」
コウガ「スノシャ…」
スノシャ「…許さん……許さんぞ……貴様ぁあああああ!!」
スノシャの周りから冷気は吹き出し、トゥルン達に睨み付け、激怒する。
トゥルン「さて、「あのお方」が手掛けるシナリオの始まりです…」
混乱と悪夢を引き起こそうと…最大の「闇」が動き出す。
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解説
・兵器会社ギヤドールカンパニーは特攻列車ヴォーヘッド2号を強奪し、ドールアーミー達が新型爆弾を連結し、駅に特攻しようとします。
・第三勢力として、敵味方関係なく襲い掛かります。
・「零式」は兵器会社ギヤドールカンパニーの『駒』として操られている為襲い掛かります。
・スノシャは「零式」と戦いますが、彼女を傷づけないように戦法を取ります。
・神であるウフュイさんでも、Dr.ロストマンと秘書トゥルンの居場所は特定できません。
※何か問題がありましたらパラレルかスルーでお願いします。
お借りしました。
ノーバディさんillust/74436245
カーディナル アームさんillust/77118895
ヴェルソーさんillust/77754440
レーヴェさんillust/77089986
コウガさん illust/77630987
ビャクライオーillust/77684789
ウフュイさん(天の声)(セリフのみ)illust/31286414
2019-11-26 14:34:25 +0000