【らせん神話】アサギ【5期】

れいんぼ~

こちらの企画【illust/77400646】に4期の子世代で参加させていただきます!
キャプション随時編集
11/21 深緑滅亡につき、ロスト

名前:アサギ
種族:★Zングース
タイプ:ノーマル
所属:深緑
年齢:22
サイズ:少し大きめ
わざ:かえんぐるま・やどりぎのたね・フェイント・ダブルアタック
一人称:わたし
二人称:あなた・きみ
◇こうげき42(+10)、ぼうぎょ70(+5)、とくしゅ50(+2)、すばやさ80(+23) 合計242

「これは誰かを守るための力。あなたのことも、わたしが守ってみせるよぅ」

深緑の国に住む少し大柄な★Zングース。
右目は緑色の、左目は青に桃色が混じったような不思議な色の瞳を持ち、体毛は時の竜の身体にあるような模様をしている。
暖かい家族で育ったため寂しがりや…ということはないが、少々甘えたがり。兄と母親達が大好き。
両親の誰かを守るために戦う姿を見て育ち、自分もそうありたいと思っているため、戦場でひと助けをしている姿がよく見られる。耳や爪など、体にいくつか残っているキズは誰かを守ってついたもの。誰に似たのか自分の怪我にはわりと無頓着。
戦い方を教えてもらっているため、戦うのは得意。トリッキーな動きでフェイントとかえんぐるまを叩き込む。より強くなるために強い相手とのバトルにはよく応じる。意味のない戦いはしないがバトルは好き。
兄の戦い方は間違っていない、立派なものだと思っているが自分をあまりかえりみないところは少々心配。いやしの力を母親から受け継いでいたらなぁと思う時もあるが、自分は自分にできることをしよう、と前向きなのんびりや。
母親に似てふわふわしたものやお花を好み、尾にやどりぎのたねで黄色と青色の花を咲かせて大事にしている。しっぽを振ると花びらが舞う。

◇家族
母親:くれはちゃん【illust/77075696
「母さんみたいに怪我を治せたらな、って思う日もあるなぁ。でもね、わたしはわたしなりに出来ることをやれたらな、って思ったんだぁ」
「母さん達が戦い方を教えてくれたから、わたしは誰かを守れるんだよ。……ありがとうねぇ」
母親:シャル【illust/77051727
「ねぇママ、ママ達のことも守れるぐらい、わたしは強くなれるかなぁ?」
「ほらみて、またお花を咲かせたの〜」
きょうだい:あさばくん【illust/77583707
「ケガは大丈夫?…わたしは兄さんほど丈夫じゃないかもしれないけど、兄さんだって守ってみせるからねぇ」
「兄さんは大きいねぇ。えへ、一緒にお昼寝しようよぅ」

◇ふわふわのお友達 ロッティちゃん【illust/77696341
「わあ、こんにちは、天空の方...?え?こっちのきのみの方が甘いの?
 ...ほんとだぁ、おいしい!」(しっぽをぶんぶん振る)
「ロッティちゃんとお昼寝すると...もこもこで...むにゃ」
「ようし、手合わせだねぇ。わたし、また強くなったから負けないよぅ?」

「ばいばい、また今度ねぇ」

11/11 素敵なご縁をいただきました☆彡
共に守りたい エマくん【illust/77583600】 深緑所属

わたしの母さんとママは、とっても強い。
それはきっと、守りたいものがあるから。
ふたりはわたしに戦い方を教えてくれた。
守りたいものを守るために、誰かを、皆を守れるように。
そう思って、いつも戦場を駆け回っていたの。わたしにできることをするために!

そんな戦場で、よく見かけるひとがいた。
彼もわたしと同じようにひと助けをしていて、そしてよく怪我をしているみたいだった。
兄さんよりもずっと小さいのに、って思って、放っておけなくて。

「また会ったねぇ、きみ、怪我は大丈夫?...わたし?わたしはねぇ、アサギだよぅ」
「いやしのわざ、使えたらよかったんだけど...そうだ、きのみはどうかなぁ?」

「んえ?わたしの怪我...?ああ、本当だ、気づかなかったよぅ。...きみのこと言えないね」

「このお花はねぇ、ママが好きなお花なんだよぅ。黄色と青...素敵でしょう?」
「きみの歌を聞いてるとなんだかぽかぽかしてくるんだぁ。もっと聞いていてもいいかなぁ」

「...この国も、いつかはなくなってしまうかもしれない。...でもね、わたしは、きみの隣にいるよぅ」
「ね、ぎゅっと...してもいいかなぁ。...えへへ、あったかいねぇ」
「大丈夫だよぅ、だいじょうぶ...今夜は、よく眠れそう...だねぇ...むにゃ...」

きみのこと、守ってあげたいって思ったんだ。
けれどそれは、きみが怪我をいっぱいするから、だけじゃなくて。
きみが滅びを恐れてるから、だけじゃなくて。
そばにいたくて、きみの歌が好きで、そう、きっと。
エマくんが、わたしの「特別」なんだって、気づいたの。

「エマくんの隣なら、どんな戦場でも大丈夫だよぅ。さぁ、今日も皆を助けにいこう!」

きみは皆を守るヒーロー。
わたしはそんなきみを、守るヒーローになれるかな。
皆も、きみも守りたいの。
...ううん、守るんだ。絶対に、守ってみせるよぅ。
皆も、エマくんと過ごす時間も、お花畑も、エマくんも。
エマくんを、皆を守るためなら、わたしは前よりずっと強くなれるんだ!

きて、しまったんだ。このときが。
もう力が入らない。えへへ、強くなったって、おもってたんだけど、なぁ。
あかい、あかい天が見える。
きれいな花が、森が、まっかになって。

ロッティちゃんと食べたあの、甘いきのみがなる木も。
ママの好きなあの花も、母さんとお兄ちゃんとお昼寝したあの花畑も。
しずかに、きえていって、しまうのかなぁ。

ヒーローになりたかった。
エマくんのヒーローに。みんなのヒーローに。
...なれなかった、もううごけもしない。
このちからは、なんのため?

やだなぁ、どうしよう。
おもっていたよりもずっと、ずっとこわい。
えまくんにばれたら、ヒーローしっかくだねぇ。

こわくて、なきたくて、でも。それでも。
あったかい手が、あったんだ。

こわくない、こわくなんて、ない。
てはつないでる。
もう、ぎゅっとするほどのちからは、ないけれど。
きみのとなりにわたしはいる。

えまくんがこわくないように。さみしくないように。
ねえ、えまくん。わたしはきみのヒーローに、なれたかな。

そっか、なれたんだ。
...よかったぁ。

うん、もちろん。
...ああ、もうきこえないけれど、このこえはとどいていないかもしれないけれど。

えまくんは、あさぎの、いちばんの、ヒーローだよ。

ねえ、えまくん。だいすきだよぅ。
...おやすみなさい。 また、あした。

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2019-11-01 08:09:11 +0000