ファイアランドの拠点に軍からの配給品を運んでいたところで周囲にいた軍人たちがかけ口を叩いていた。
「人でなし共の行進だ。」「化物どもめ。」
彼らの目線を追うとそこにいたのは黒い服に身を包んだ集団がいた。
他の軍人たちと比べると幼さの残る集団。
強化兵士隊アイゼンバイルだ。
少年とさほど歳の変わらない彼らは前線で敵と命のやり取りをしているのだ。
それも、自身の身がいくら傷つこうとも敵を撃たんと戦い続ける集団。
敵を目の前にして恐怖に飲まれ、何もできなかった少年にとっては、
彼らは化物ではなく英雄だった。
だが、少年は彼らにはなれない事はよくわかった。
わかりたくはなかったが、わかってしまったのだ。
少年は彼らと同じ戦い方はできない。
少年は自分ができる戦い方をすることに決めたのだ。
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■変遷(二章)
【illust/73316124】
→【illust/73395414】
→【ここ】
■補足
こちらの行軍【illust/73363292】をお見かけしてから描きたかったな、と思っていたら最終日でした。
時間軸は戦争開始直後とかそういったのでご想像ください。
人選は行軍絵でしたりフィーリングでしたり。。。
怪我してる人とても多そうで、、、生きて帰ってきてください皆様。
■リンク関係
お借りした強化兵士隊アイゼンバイル の皆様
オーロレイさん【illust/72970110】
メルクリオさん【illust/73011950】
チーグルさん【illust/73044803】
ビブさん【illust/73010914】
リゼルさん【illust/73115076】
レオンベルガさん【illust/72991459】
パティさん【illust/72938420】
自分にできる戦い方をしよう【illust/72948718】
【企画目録】pixivファンタジア Last Saga【illust/72934234】
【第二章】 戦乱の奔流【illust/73279466】
2019-03-03 12:06:12 +0000