アンダーリアの乱で戦争の恐ろしさを知った少年はそれでも英雄になる事を
諦められなかった。
かと言って戦闘は恐ろしく、エルダーグラン同盟相手からは離れたかった。
…気がつけば少年はブルーランドの戦いへと向かう列に並んでいた。
後方支援-ブルーランドへ北伐する味方への物資供給だ。
少年の所属している部隊は輸送手段の一つとして、
空の便利屋 ドラクボーンへ物資配達の依頼をしていた。
その物資配達に合わせて少年も北へと運ばれていく。
竜の骨を使った飛空艇、初めての空の旅、白銀の世界-。
以前までなら見たことのないものばかりで無邪気に喜んでいた少年だったが、
先日の戦闘での恐怖を引きずっていたのか、心が動くことはなかった。
その夜、少年の瞳には無数の流星を捉えた。
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■変遷(二章)
【ここ】
■補足
竜の骨がベースの飛空艇なんて素敵なデザインなのに全然かけず、
名前だけお借りしてるような形で申し訳ないです…。(次くらいに描ければ…!)
ブルーランドの戦いとホースヒルの戦いを行き来してる、とのことでしたので、
移動の際に乗せていただいたとかそんな感じでどうかひとつ。
(依頼した部隊については全然設定しておりませんので、フレーバーということでひとつ…ひとつ…。)
■二章装備
防寒着としてコートを羽織ってます。
武器は剣、盾を紛失中です。戦えそうな感じではないのでまず逃げる感じですね。
逃げられるかな?
■リンク関係
ほとんどお名前だけになってしまっていますが、空の便利屋 ドラクボーン様【illust/73014231】
非公式イベント 流星群の降る夜に【illust/73287130】
冬服の少年【illust/72948718】
【企画目録】pixivファンタジア Last Saga【illust/72934234】
【第二章】 戦乱の奔流【illust/73279466】
2019-02-21 16:01:08 +0000