――それは、いつかどこかの物語。
馴染みの行商からどうしても琥珀が欲しいと請われ、情報の秘匿を条件に潜り込んだとある洞窟。
この採掘地の琥珀は、量こそ膨大ではあっても魔力はない…筈だった。
突然の崩落から辛くも逃れ、迷い込んだそこは魔力の光に溢れた空間。
訝しみ、進んだ先には太古の巨蟲の姿があった。
かれらの命は琥珀の中にあっても尽きておらず、目覚めのときを待っている――
* * *
こちら【illust/73308430】の後に起こった…かもしれない出来事。
絵の内容と、キャプションにある「稀に古代生物が完全な形で封入されたものが発見される」という一文に触発されて描かせて頂きました。
多分このあと無事街に帰り着き、情報提供によってうまいこと報酬をゲットしたものと思われます。
どこぞの研究所がこの古代生物を復活させて戦場で暴れさせたら面白いかもですね(ぶん投げ)
ともあれ、素敵なシチュエーションの絵にうちのキャラを描いて頂きありがとうございました!
■お借りしました
行商人バダ【illust/73200417】
■設定など
石売りの少女・セレスティ【illust/73241188】
■企画目録
pixivファンタジアLS【illust/72934234】
2019-02-21 16:08:17 +0000