【ハナムケ】釼【4期】

いさ語( ͡° ͜ʖ ͡°)
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「なあ、少年。お前は戦場で死んでくれるな」

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朽ちゆく世界にハナムケをillust/67637283
こちらの素敵な企画に4期も引き続き参加させて頂きます。

(ツルギ)
 真名:ニルヴァーナ・τ・エリクスマータ
 所属国:レフコニア 
 所有ポイント:80pt (30<前期pt>+30<継続pt>+20<イベントpt>=80pt)
 性別:女性 身長:150cm 年齢:27(外見は十代後半) 
 一人称:私 二人称:君、お前、名前等

 「固い?ああ、良い刃だろうこの鋼は―違う?嗚呼なんだ、私の表情の話か。…すまん」

 エリクスマータの父と戦場の精霊の母の間に生まれた娘。
 鋼の弦の琴と鋼の蹄を持ち、自らを“釼”と名乗る。課せられた役割を果すため、
 レフコニアを拠点に各地を転々としている。

 真面目で、父譲りの心根の優しい性格。真面目故に頑なで少し考えすぎるきらいがあり、
 表情もどこか硬い。お世辞にも愛想が良いとは言えない。しかし家族には全面的に気を
 許しており、表情も柔らかくなる。
 未だ両親と己しか知らぬ真名を団欒の折に呼んでもらうことが好き。
 
 母親と同様、混血であるために喰らった魂の影響を受けやすい。
 大地から糧として貰う魂は、争いに関与して死んだ子供の魂。
 普段こそ律しているが、幼子特有の悪意のない残忍さと加虐性を秘めている。
 年齢の割に姿にあどけなさを残す理由は長寿種であることも関係しているが、
 一番は魂に体が引っ張られているから。
 また、胎児の頃に母親が喰らった戦士の魂を糧としていたこともあり戦闘への渇望も強い。
 争いの気配を感じ、誰であれ何であれ目が合えばそれは勝負の合図。
 鋼の刃を握り、氷槍の雨を降らせ子供が無邪気に遊ぶ様に命を摘み取る。

 父方の血統により他者から少し認識されにくい。だが自らの調べの影響か、
 弦を爪弾いている間はその血も鎮まり常人と変わらない影を得る。

 父と母を変えた「恋」に憧れを抱き、いつの日か両親と同じように
 誰かと「愛」を与え合うことを密かに夢見ている。
 しかし、奪うことに特化した能力を持ちすぎた己にとって
 果たして与えることなどできるのだろうかと半ば諦めている。
 その血は剣となり命を奪い、その口づけは氷の如く温もりを奪い、
 その闇は光を奪い、その檻は自由を奪い、
 その調べは音を、感情を、彷徨える魂さえも奪い去るのだから。

家族
父:ζ・エリクスマータさん【illust/70790857
母:錆(リグヴェーダ)【illust/71170578】(30pt)

 「あの父が昔は恋や愛を否定し、あの母が昔は他者との繋がりから逃げていた。
  今の二人を見ていると俄には信じられんよ。恋を芽吹かせ愛を育み、
  絆を大切になさっているのだから」

スキル
 【題名:『寂』】その土地が不快だと感じる雑音、はたらく力を止ませ静寂を与える。
         生き物に与える副作用は、感情と能力の沈静化。
 【鋼の流脈】〈凍てつく金器〉の流れを汲む者とのしての力。その身に流るるは鋼。
        楽器の弦も鋼製。
 【氷雪の口づけ】氷のように冷めたい口づけは、他者の体温と生命力を奪う。
 【グラスフロウツェン】グラスドマキアを創造し、使役する。付き従う従魔の名はカラヴィンガ。
 【氷籠境界】製作者以外に溶かせぬ氷を作り、意のままに操る力。
       生まれつき持っている氷籠の中にしまい込まれると、半強制的に魂を縛られてしまう。
       魂を縛られた番は影を隠され、他者の意識から認識させづらくなる。
       魂の束縛を断ち切る釼の風切羽は服の飾りとして身につけている。

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◆12/27 大変素敵なご縁を結んで頂きました!
 ルフラン・クラウ・エンドラークさん【illust/71951867

あれは旅先で耳にした話だったか。
それとも引き継いだ記憶の中にあった情報か。

彷徨う魂を愛する者の元へと帰す者達がいると聞いた。魂を喰らい、肉体が朽ちるまで糧とし続ける
存在そのものが檻であるかのような我々とはまるで異なる者達がいると聞いた。

名を月夜行。光を連れて歩む彼等を人はそう呼ぶ。ただただ、美しいと思った。
その在り方は尊ぶべきものだと思った。対極にいる私には、決して触れることのできない光だ。

白鯨を連れて旅をする月夜行がいると聞いた。魂を光に変え、大空へと解き放つ少年がいると聞いた。
その姿もきっとまた美しいのだろう。
ならば私の願いはただ一つ。我が肉体が朽ちるまで、どうか―

巡り会ってしまった少年は、“会いたくない”と願った存在だった


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「お前達が魂を救う者ならば我々は魂を掠め取る者だよ、月夜行。」
「はは…会いたくないと願ったのは私なのに、態々行くなど馬鹿げている」
「前から言おうと思っていたんだが。己の為の旅というのなら、もう少し自分の心配をしてくれないか」
「なあ、ルフラン。死んでくれるなよ」
「自由な君が好きなんだ。だから、良いんだよ。この渇望は癒えなくて」
「君がこの瞬間、この大地の何処かで生きているというのなら。私も、それに応えよう」

「君は問うたな、この身は何者かと。今ならば言える」
「私はニルヴァーナ。君と共に生きる者だ」

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2018-12-15 14:56:48 +0000