【ハナムケ】伊予風露【4期】

アンズ
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朽ち行く世界にハナムケを【illust_id=67637283】

伊予風露(イヨフウロ)
所属:黄の国エステロント
所有pt:110pt(70<前期pt>+ 30<継続pt>+ 10<イベントpt>=110pt))
23歳/全長約4.8m/女性

白と黒の2対の大蛇を信仰する一族で育ち、一族のしきたりを破ったことにより曾祖母が受けた呪いを受け継いだ真面目で落ち着いた女性。
余裕のある堂々とした姿を装っているものの、その実は自己評価が低く、自分を過小評価しがち。
人と蛇のはざまに立つ状況が恐ろしく、自分の外見はあまり好きでない。
時折半ばふざけて呪いさえなければ母似の美人に…とぼやいているが、そもそもどちらかというと父似なので関係はない。
普段は森で暮らしており、採取した薬草を売ったり、荷運びをするなどしてそれなりに忙しく働いている。時折国外へも赴くが、寒さで動きが鈍くなるため、レフコニアまで行くのは稀。
なにかと手助けしてもらうことも多いため、それに少しでも報えるようにと人の助けになることは積極的に取り組む。
昼夜問わず暗くなった世界でも呪いの影響から夜目が利くため、苦労はない。
しかし、母や兄弟よりも煌合成の力が弱く、また光が減ったことにより、呪いを留めることがほとんどできなかった。
無自覚ながら「愛してほしい」という欲求が強く、人の為になりたがるのもその一環。
大切なもののためならば自己犠牲も厭わないが、その姿は果敢というよりもどこか投げやり。

父:銀露梅【illust/70607173】(70pt)
「父さまを恨む気持ちが起きないのは、母さまと幸せそうにしてる姿をずっと見てきたからでしょうか。」
母:ライネルトさん【illust/70480212】(110pt)
「母さまは私の憧れなのです。母さまのようにはなれなくとも、目指すだけなら無駄ではないと思いたいの。」
弟:アルジェントさん【illust/71502513
「アルはもっと自信を持って然るべきです。だって私、貴方に助けられてばかりだもの。だから、貴方は幸せでいるべきだわ。」

素敵なご縁を頂きました!
セリオンさんillust/71551246
(ああ、断ればよかった…)
そんな後悔が脳裏に一瞬浮かび、その思考をかき消すように頭を振った。
荷運びの依頼を受け、私は今レフコニアへ赴いている。
一度断わりはしたのだけれど、どうしても、と頼まれてしまえば断るわけにもいかなかった。
自分なりに寒さに対する備えはしてきたつもりだったけれど、それでも足りなかったのか、それとも呪いが以前に来た時よりずっと進行していたのか。
厳しい寒さに動きは鈍り、頭は眠気でぼんやりとしていた。
そんな時、雪に紛れて目の前に現れた白い人影は、軽口を交えつつも私に声をかけたのです。
「実は、寒いところでは思うように体が動かなくて…お恥ずかしい限りです。」
その方の軽口に戸惑いつつも事情を説明すると、その方は少し待っていて、と私に狐のような魔物や、魔法具…そんなものを貸してくださって、体を温めようとしてくださいました。
それからも目的地まで案内してくださったり、とてもよくしていただいたのです。
「セリオン様。今はお礼も何もできなくて心苦しいのですが…どうか、次にお会いしたときはこの度のお礼をさせてくださいませね。」

それからエステロントへ帰り、ほどなくしてまたレフコニアへ行く仕事が舞い込んできました。
今度はしっかりと防寒対策をして、お礼の品をもって、レフコニアへ赴くと、そこで見たのは優雅で優しく、けれどどこかひやりとした空気をまとった美しい舞。
「セリオン様の舞はとても美しいのですね。」
舞の終わり、声をかけるとにっこりと笑ってお礼を返してくださって。つられて私もにこりと笑いました。
話を聞けば、この荒れた世で人々の心を慰めるために舞っているのだ、と。
(私なら、恐ろしくてとても人前に出ることなどできない。)
「……貴方は怖くはありませんか?嫌な思いを、してはいませんか。心無い方だって、きっと時には…」
口をついて出てきたのはそんな言葉で。気分を害してしまったかしら、とそのお顔を伺うと、けろりとした表情と言葉で覚えていない、だなんて。
(きっと強くてお優しい方、なのね。私とは大違い…。)
そんな事をそのときは思っていたのです。

いつだったのでしょう。貴方が私の思い描いていた人物像と違うと気がついたのは。
いつからだったのでしょう。貴方のその言葉や表情が少し変わっていったと感じたのは。
セリオン様はお優しいもの。出会ったときからそうだった。けれど、もしこの表情を見せるのが私の前だけなら。この言葉を掛けるのが私だけなのなら。
(それはきっと心地がいいと、思ってしまうのは?)

「セリオン様、どうか私を、私の分まで愛してくださいませね。たとえ私が蛇になっても、離れないでください。
私も…誰よりも貴方様を愛すると誓います。」


種族について
【大蛇の一族】(illust/69672314)

【トラネ=シュトリ族】(illust/68715529)

スキル
【蛇の呪い】
大蛇を裏切ったことによりかけられた、元々は伊予風露の曾祖母の呪い。
少しずつ体が白蛇へと変わっていき、代を経るごとにその速度は早くなる。
呪いにより、一族の象徴だった黒い色を身に着けると、体が重くなる。
体が大きく変化する際には痛みを伴う場合も。
【怪力】
尾はとても力強い。加減は得意。
【鳥躍】
鳥のように舞い蜂のように刺す。
【煌合成】
光を集めて力に変換する。

次世代を考えてくださる場合、呪いに関しては要素を絞ってしまう可能性のあるものですので、勿論受け継いでいただかなくても構いませんし、途中で進行が止まった等、ご自由にアレンジなどをして扱ってくだされば幸いです。
アフターでは呪いを解くことも考えておりますので、ご縁がありましたらその点もお話しできたらと思います。

素敵なご縁がありますように!

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2018-11-15 11:43:49 +0000