◆朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】
◆シュイ
∟所属国/エステロント
∟所有ポイント/180pt(130pt<前期>+30pt<継続>+20pt<イベント>=180pt)
∟20歳/187cm/男性
∟一人称:―/二人称:―
◆父:メヴィ(130pt)【illust/70479878】
母:綾鼬さん【illust/70662789】
兄:梅鼬さん【illust/71665237】
◆愛消の戦獣-ラヴィルネイト-
言語能力を持たず、またそれに伴う知識や情報が具わっていない為に、
他者との意思疎通が大変困難な種族。
生まれた時から自身の武装を持っており、それを手足のように扱う。
(1期CS参照:illust/69090383)
◆Skill
-武装召喚-
自身の武装を召喚し、使役する。
-星蓋の瞳-
星を読み、その運命も読み解く星魔の瞳。
遥か遠くの星々まで見通し、星の鼓動まで手繰り寄せるという。
-鮮血の鎧-
自身の血を鎧のように身に纏うことができる。使い過ぎると貧血を起こす。
-花守り-
庇護対象と認識した者にのみ発動され、守護の効果を持つオーラを対象に施す。
花謗る者を彼は許さない。
◆素敵なご縁をいただきました(12/16)
アイオリさん【illust/71597253】
確認。庇護対象の数は五つ。確認。損傷は無し。状態は良好。
記録しているものと概ね変わりない状況。"コレ"に登るのを好んでいるらしい。問題無し。
──変更。未確認の存在を感知。害意、敵意共に無し。だが"コレ"に対して何らかの音を発している。
理解不能。記録を続行する。
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確認。庇護対象の他に新たに加わった"ソレ"。両者共に状態は良好。警戒態勢の必要は無し。
"ソレ"は以前とは違う音を発している様子。理解不能。言語機能は"コレ"に無い故、判断しかねる。
庇護対象と同じように"ソレ"の頭を"撫でる"行為をした。気配の乱れを感知。
また何事かの音を拾った。理解不能。記録を続行する。
追記。"ソレ"の音は"コレ"にとって心地好いものと判断する。
:
度々"ソレ"は"コレ"に視線を向けてくる。"意味"を問う事は不可能。"コレ"は言語機能を持たない。
故に意思疎通を図るのは無意味である。しかし"ソレ"は変わらず"コレ"を見る。
"疑問"。一先ず"コレ"は以前の記録通りに"ソレ"を撫でた。距離を取られる。理解不能。
:
"ソレ"と共闘をする機会があった。危なげなく立ち回る"ソレ"に認識を改める。
それ以降"ソレ"の様子が以前の記録とは異なるものであった事を記す。
……だが、何故"コレ"を追うようになったのか。疑問。
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"ソレ"の音を理解する事は不可能。しかしその"目"は、"感情"をよく宿していた。
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"ソレ"を"彼女"と置き換える。ザザ、と吐き出されるノイズ音。"コレ"の音は未だ機能しない。
再びザザ、と吐き出せば"彼女"の"瞳"が瞬いた。
"煩わしい"。言語機能を元から持たぬこの身の何と不便な事。
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自然と"彼女"から言語を学んでいた。好んでいた。気付けば"耳"にする言語を全て吸収しようとしていた。
"子供たち"が飽きもせずにこの躰に登ろうとする様を見ては、"彼女"はよく"笑って"いた。
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呼吸する。意識する。空を見る。大地を踏みしめる。"私"を認識する。
そして"私"は、"彼女"を「花」と例える。
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儚いものは守らねばならない。それは今とて変わりはない。
膝を付かぬ自信はあっても、けれど折れずにいれる保証は何処にも無いのだ。
何も無ければ、漠然たる不安を抱えよう。しかし私にそれは当てはまらない。
『私はこの呪いに感謝しようと思う』
言えば、彼女が不思議そうに私を見る。彼女の表情はころころとよく変わるが、
それは私が私となる前から変わらない。
『証明出来たからだ。私へと続いた愛を。そして私が繋ぐその先を。
…アイオリ。貴女と出会えた事が私の幸いなんだ。いいや、幸いの始まりと言えば良いのか』
儚いものは、守らねばならない。だが、「花」たる彼女は私の隣に立ち、時には私の背を
守るようにして戦いに臨む。儚さはあれど弱さは無い。あるのは、鮮やかに咲き誇る生命の鼓動。その強さ。
私は一人きりではなくなった。私は絶え間なく押し寄せようとする絶望すら見据える意志を持った。
それは確かに呪いだった。けれど同時に祝福だった。
どちらにも成り得よう。それは我らの選択次第で変わる。だが私は、それでもこれを恨む事は無い。
私は私の花を得た。名を呼ばれる幸いを知った。名を呼ぶ喜びを覚えた。
失う事は恐ろしい。同時に得た感情は正しいものだろう。
だからこそと考えるのだ。失わぬ為に私は前線へと立ち続けようと確固たる覚悟を持てるから。
この身は元より、守る為に存在している。
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◆フルウィアさん/鯱様、ジンシェさん/和輝様、綾鼬さん/おがわ様。
ここに至るまでの素敵なご縁を本当に有難うございました!
──『私』はそれを望まない。蹂躙だけが全てではないと思考する。苛烈さは、必要ない。
◆キャプション随時編集。
◆何か問題などがございましたら各種ツールにてご一報下さい。
2018-11-11 14:50:32 +0000