【ハナムケ】ディーネー【4期】

フヅカワ
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朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】、引き続き参加させていただきます。

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ディーネー・B=S=ティントレット
中性/21歳/173cm/所属:レフコニア
ポイント:170pt(120<前期pt>+30<継続pt>+20<イベントpt>=170pt)
一人称:オレ 二人称:~さん、親しい相手は名前呼び捨て


【家族】
トゥーリオ【illust/70480014】(120pt)
「あの人会うたびにオレの名前聞いてくるからさ、最近は好きに名乗ってんの。この前は二郎左衛門で、さらにその前は確かエリザベスだったっけ。今度は何て名前にしようかなあ」
歌月さん【illust/70516875
「あはっ、そんなむくれた顔しなくても大丈夫だって~。あの人ってば自分勝手に色々忘れてるくせに、いつだって戻ってくるのは歌月さんのとこだけじゃん。不思議なもんだよねえ」
倖雨さん【illust/71550870
「困った奴がいるなら遠慮なくオレに言いなよ、人だろうが魔物だろうが簀巻きにして海に放り込んでやるからさ。ああ、でも歌月さんには内緒にしといて。また怒らせちゃうからね」

ティントレット海賊団の新しい船長。現在はレフコニアに拠を構えているが、氷に覆われた海が悩ましいので思い切って砕氷艦に大型改装してみた。
魔物の跋扈によって海賊稼業は若干開店休業中だが、魔物相手にストレス発散も兼ねて海に出ていることが多い。故郷である青の国にもよく顔を出している。
金銀財宝を集めるのは好きだけれど派手に使うのはもっと好き。

ネフィリム海賊団:【illust/71445678

【蹄キック】魔物が泣くまでまで蹴るのをやめない。
【セイレンの誘い】その歌声に魅了された者は我を忘れ、笛吹きに導かれる鼠よろしく冷たい水底を目指し粛々と歩き始める。
【おんぶに抱っこ】船長だって甘えたいときもある。

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⚓ご縁をいただきました⚓
日紅さん(シータ=レイア)【illust/71445736
「こ~んば~んは。お嬢さんおひとり?…っふ、ごめんごめん、あんまり驚くもんだからつい。反応が面白…もとい、可愛いってよく言われない?そう?」

~或る海賊の手記 18頁~
ようやく青の国に到着。ここに来るまでに出会った数は人間より魔物の方が多いくらいなんだから、嫌な世の中になったもんだね。
用事がひと段落してふと船着場を振り返ると、ひとりの娘さんが船を見上げながら物思いにふけっていた。様々な船が行き交うシータ=レイアでもオレの船は珍しい種類のようで、こういうことはしばしばある。注目されるのは好きだから、別に構わないんだけどさ。
暇つぶしのつもりで声をかけてみたら、船倉のネズミみたいに驚いていて吹き出しそうになった。大変初々しくて可愛らしいお嬢さんだ。
でもまあ、この子も一時の興味本位だろうな。
このときは、そう思っていた。


「うん、ここ最近で世界もだいぶ変わったね。でも変わってないこともあるよ。潮の匂い、波の音、それに風と星も。それだけ残ってれば何とかやっていけるさ」
「はいはい、そういう顔しないの。それまで二の足踏んでたことも腹括って飛び込んでみたら意外に大したことなかったってあるじゃない。ほら、どう?飛び込んでみない?」

~或る海賊の手記 26頁~
今日は久々に本職が上手くいった。相変わらず太陽はないけど、こういう日は海も輝いて見えるよ。
鼻歌混じりに桟橋に降りると、見覚えのある顔に気づいた。いつかのお嬢さんだ。日紅さんだったっけ。向こうもオレの名前を憶えていたようでご丁寧に敬称なんてつけてくれるけれど、くすぐったくて困るからそれは遠慮させていただいた。おあいこに、こっちも日紅と呼ばせてもらおう。
上機嫌だったこともあって、いつもより口数が多くなったかもしれない。加えて彼女が聞き上手なものだから、くだらないことをぺらぺら喋っていた覚えがある。
そんな中、日紅の表情にふいに翳が差した。あ~、そういう顔はやめてほしいなあ。顔と海は時化たら面白くないんだ。
ひょいと彼女の小さな手を取って、にやりと笑う。
人生を楽しむのに必要なものなんて、遊興と悪運と、ほんのちょっとの無謀さだけだよ。簡単でしょ?


「あははっ、どういたしまして。箱入り娘が箱から飛び出せるくらいの勇気が出たなら何よりだよ」
「ちょっとこっち来て~ここに座って~、はいそのまま、それじゃお休み~。…って、すごい悲鳴だねえ。うちの船もボランティアじゃないからさあ、君に金置いてけなんて野暮は言わないけど、大人しくオレのために膝を貸しておきなさい」

~或る海賊の手記 33頁~
突然だけど、オレは今この甲板で寝たい気分になったの。でもそのためにいちいち枕なんて持ってくるの面倒極まりないじゃない?
というわけで、日紅には一時的にオレ専用の枕としてお膝を提供いただきました。
見上げる先の日紅の顔は赤くなったり青くなったり、面白いなあ。その後もなにか言っていた気もするけれど、しばらくしたら諦めてくれたのか静かになった。
目を閉じれば気持ちのいい風が頬を撫でていく。うん、これなら良い夢が見られるだろうな。
それでは、海と星と、元・箱入りのお嬢さんに、乾杯。


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一足早い御礼となりますが、主催様、そしてありがたくも勿体ないご縁をくださったキオ様、ほしこ様、翅暗丸様、どうもありがとうございました。ここまでのご縁に心より感謝しております。

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2018-10-31 20:02:49 +0000