◆企画元様:朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】
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――戻ってくるから、人間として生きさせてくれてありがとう、幸せだった...愛してる。
ほんの短いと思える幸福な時間、守られない約束、ひどく突き刺さる別れの言葉。
燃え盛る光景の中で残された言葉は私の心にいつまでも焼き付いたままだった。
《名前》夢伽語-ユメトギカタリ-(呼称:カタリ)
(人の心を語り惑わすのなら、一時のお伽を与え心に安寧を与える存在になるようにという意味が込められた仕事用の名前。本名は輝白-キハク-。つけたのは父で男の子みたいだし大変センスのない良いの名前だと笑って言っている。父のことをあまり思い出したくないようで本名で呼ばれると少し複雑な面持ちになる)
《年齢》21歳 《性別》女性 《身長》161㎝
《所属》エステロント 《ポイント》120pt(80<前期pt>+30<継続pt>+10<イベントpt>=120pt)
《家族》
◆父:真鏡(フェール・イール/80pt)【illust/69794519】
「残してくものが違うわよ……ばーか」
◆母:シア(エステロント)【illust/69701525】
「母さん、ただいま!元気にしてた、ここ最近じわじわと魔物が増え始めてるみたいで、もう仕事がたくさん来てるの…うん、それで今日あの国のそばまで行って来てそれで、見つけ、られなかったんだ。うん、あの、とりあえずはさ帰ってきてもこなくても魔法でぶっとばしましょう!帰ってこなかった間何してたんだーって。へへへ、さっ、お茶にしましょう話したいこともたくさんあるのよ」
(わかってるん、だよね本当は。なら私もまだ少しだけ信じ続けるから…だから…)
◆きょうだい
兄/白星【illust/70933837】
「はいは~い、頭領了解いたしました…白星兄さん、身内だからってそんな呑気にしてちゃ威厳とか格好と可がつかわないよ。まったく…兄さん、もし私に何かあったらよろしくね、約束最優先だけどね!ふふ、兄さんは父さんみたいに約束を破らない人だから、信じてるよ」
兄/現希陽【illust/71201723】
「あらヨウ兄さん、偶然ね。うん、私はまたどこぞの頭領にこき使われてヤクタチ屋のお仕事です。うぅ、急ぎの依頼だからすぐに行かなくちゃいけないんだけど、また今度帰ってくる?兄さんの旅の話も聞きたいし、私の話も聞いて欲しいの特に白星兄さんとか母さんのこととかも、うんみんな元気よ。あとね兄さんの歌が聞きたいわ、どんな声だろうと私には届いてるから幸白兄さんの歌声が」
《スキル》
◆赤楔の儀式-大厄・悟瞳サトリメ-
触れた者の心を読み、そのまま取り憑き惑わし続け闘争を起こしたり命までをも操るとされる大厄。これといった身体的な変化はないが触れた者の心を読むことができる。
今までの一族の契約とは違い、自身の魔力と連結されるように結ばれておりその魔力で大厄自身を押さえつける仕組みができるようになった。魔力が尽きない限り力だけを引き出せるようだ。
前より相性の良い大厄を選び出さないといけないこと、そして楔となる大きな力を別に用意しなくてはいけないなどの前提的なものが必要となるが、前より大厄に意識や体を乗っ取られるリスクが軽減されるようになった。
◆恋煩い
怪物が人に為るために必要な者。恋を知り、愛に至れた怪物だけが人の身を得られる。恋という感情は毒そのもの。
◆透視
何もかも見透かす力。はるか遠くの大地、他人の心さえも。
魔力を大厄との契約で使用し続けなければいけないため、能力自体は使えるものの制限がされている。楔が一つはずれリスクを負うという覚悟で発動させなければいけないと本人は言っている。不用意に発動させないためいつも黒ヴェールで瞳を隠している。
《種族》
◆ヤクタチ屋
◆うたかたの怪物
◆赤い瞳
◆コリエーシュ
《婚姻に関して》
素敵なご縁をいただきました。レフコニア所属・シラハナさん【illust/70740949】
それはただの偶然でも運命でもない、ただの必然だと言いたい自分。
どうしてそんなことを思うのだろうと言えば、
それはたぶんあなたを見つけられたのは「私だから」と言い張りたい、
ただの我儘や傲慢みたいなものだからかもしれない。
亡き赤の国で出会った抜け殻のような彼も彼であって、
私が見つけてしまった彼も彼であった。
だけど私はヤクタチ屋だから、彼の中にいた彼と対峙しなくちゃいけなかった。
でも彼らは「存在」していた。
それに気づいた瞬間、知らない痛みが私の中を駆け巡っていた。
そしてあの傲慢も痛みもすべて
私の「恋情」が生み出していたものだと気づくのでした。
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「私は、ヤクタチ屋だから。大厄は退治しなくちゃいけないの。
だからあんたの願い通り、割ってあげる……割らなくちゃ、いけないの
……まったく、あんたがほだされてどうするのよ。私を唆そうとしたくせに」
それは私の願い。絞り出すようにかすれた声で確かな気持ちを告げていた。
「生きてよ、二人とも。シラハナも不知花も、いなくなるなんて、嫌だよ」
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詳細→【また後程】
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◆キャプションの方は随時編集いたします。
◆何か問題がありましたらメッセの方でご連絡ください。
2018-09-19 21:19:29 +0000