朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】
こちらの企画にお邪魔いたします。三期もよろしくお願いいたします!
「怖いなら、俺達を信じてくれれば間違いはないよ。この籠の中はまだ、安全だから」
■キウ・ハルカ・シェンウェイ *ハルカが名前です
■23歳/♂/175cm 一人称:俺/僕 二人称:君/お前
意識して偉そうに喋るが素だと陰気。神子の立場でいる時の方が口調が荒い。
■ポイント:130pt(80pt+30pt+20pt=130pt)
■所属国:エステロント
◇父:オルシィさん(白:レフコニア)【illust/69487725】
◇母:セイナ(黄:エステロント)【illust/69500702】(80pt)
「二人が進めた復興は俺達が正しく引き継いでる。今の状況を見れば、文句もないだろ? 昔のことは話の中でしか聞いてないけど、完全復活まできっともう少しだ。…まあ、墓地が薔薇園みたいになってるのはどうかと思うが」
「…………僕の性格を分かってて放置してくれるのは助かるけど、母さんが無言で護符を投げつけてくるのは心配されてるってことなのかな。…通訳してよ、父さん」
◇双子の姉:ヴィルカさん【illust/70479815】
「姉上には感謝してるよ。俺にとって一番厄介なものを殆ど狩ってくれたわけだからな。
お陰様で聖域は今日も平和で、お前が心配するようなことは何もない。どうか、よき旅路を」
(…別に、嘘は言ってないからな。今日も聖域は平和そのもの。…そう見えていれば、それで良いんだ)
「あの日呪詛を狩ったヴィルカが感じたものが何だったか、僕にはまだ理解できない。…共有できなくても、構わない。けど、あまり一人で遠くには――……いや、君が元気ならそれでいい。俺も、大丈夫だから」
■幼馴染の従者さん:ライルくん【illust/70560311】
「俺とライルの力があれば、この聖域を世界の脅威から守ることも容易いさ。復興は順調、信者たちの信仰は篤く、狂信者たちもお前の言葉には従うし、不穏な動きがあれば俺が処理する。
…そうだ、俺達はいつだって正しい。もう少しなんだ、きっと」
「…いつかライルに、偶像の神子としてじゃなくて…君自身としてやりたいことができたら、僕にも教えてくれ。
頼りない当主だけど、君より少しだけ外の知識はある。…助言くらいはするよ。当主としてじゃなく、家族としてさ」
◇素敵なご縁を頂きました!*10/11
黄の国 エステロント エンデさん【illust/70866858】
稀有な力と特性を持つ女だと、最初はそういう印象。
この地を護るためなら誰かを利用し利用されるというのは当然のことで、だから特別な感情など持たずに、対等ではなく俺が主導権を握る気で――そう、大事に使ってやるつもりだった。
物理的な強さも、運命を見るというその瞳も、今の俺にとっては欲しくて仕方がないもの。なんとか懐柔して手懐けようと、そう思っていた。
…俺のそんな思惑など軽く無視し、一杯やろうと誘われた時点で気付くべきだったんだろう。
この女がどうしようもなく面倒だということと、俺と死ぬほど相性が悪いということ。
考えればすぐ分かる事なのに、それでもその力と性質に惹かれてしまったのが運の尽きだった。
*
「…いや君、ほんといい加減にしてくれ。人の心を読むな、便利な力だとは思ってるが、俺に使う許可なんて出した覚えはない」
「…は? 別に力は使ってない? 嘘だろ、じゃなきゃ僕の思考をそこまで読めるわけ……いやなんだよその笑い。それ、止めろって言ってるだろ。分かり易いって誰がだよ…そんなこと、お前以外に言われたこと無いんだけど?」
利用できるだなんて、そう思っていたあの頃の自分は随分と甘かった。
こんな厄介な女、神子ひとりの力で制御なんかできるはずがない。
…あの鮮やかな悪魔めいた赤が、本気でトラウマになりそうだ。
■墓守の神子
遠い昔、内戦が始まる前からひっそりと存在していた天候を操る能力を持った天使の一族。
内戦や異変の影響で数が減り続け衰退した一族の末裔は長く寂れた墓地を守り続けていたが、時代の流れとは裏腹に復興は進み、現在ではかつて聖域だった時代の景色を取り戻しつつある。
聖堂の近くにある泉の力で清浄な空気が保たれ未だ点在する墓標の周りには鮮やかな薔薇の花が咲き、不安定な世界の中でも平穏と静寂が約束された地として存在している。
その変化はこの地で暮らす民の努力によるものだが、世界情勢の影響か神子の一族への信仰が以前よりも強まり"奇跡"を求める信者が増えつつあるようだ。
「今こそかつての天使一族の威光を」。未だ信じて疑わぬ狂信者たちは、ついにその手を伸ばした。「神子に害ある者には、我々の手で罰を」。
■スキル *詳細はCS4枚目を参照
【晴嵐の墓守】
かつては信仰の地として栄え、今は復興が進む一族の墓地を守る墓守。
【迷霧の墓守】
いつか全てが破綻するのではないかという予感に怯えながらも、進む道を変えることもできずにいる臆病な墓守。
【霧氷の神子】
霧と冷気を操る能力を持つ神子。両翼を持つが、翼にだけは未だに呪詛の残滓が残る。
【霞狩のルブルム】
ハルカが左手に宿すオーラで、色は赤。
左手で触れた対象の『夢』を覗き見る力を持っており、そこで見たささやかな夢や願いを叶えることで小さな奇跡を起こし、それを神子の力と称して利用している。触れた夢は"見る"だけで、狩ることができない。
■CSの墓地背景は90さん【user/1309706】に作って頂きました!ありがとうございます!
■既知関係など含め、なにかありましたらお気軽にお声かけ下さい。よろしくお願いいたします!
2018-09-14 22:11:58 +0000