「来たいときに来たらいいよ。私はいつでも助かるから」
( ――誰だっけ、この人 )
■ 瀬尾杏子(せお・きょうこ) 罹患者/27歳/女性/162cm
人称:私、あなた等。~さん、~くん呼び。
高校教師。教科は国語(専門は漢籍ですが現文古文も見ます)
悪夢は入れ子状に目覚めが続くもの。気分は30徹。症状は記憶の齟齬・混濁、嗜好の変化等。
(補足がとてもファンタジーなことになっていますがふわっふわっと…)
▼ 悪夢症候群対策ペア:須賀実幸さん(illust/70479992)
「須賀実幸センセイにそう呼ばれるのは変な感じね。『白い火』読みましたよ。
対策が必要なほどひどくはないんだけど…しばらくの間よろしく、須賀さん」
「えっ、私のことを書くんですか?小説家って共感が必要な職業じゃなかったんです?
隔絶されているからこそどこまでも目を逸らさずにいられるってことなのかな」
「…スガさんごめんなさい、紅茶を淹れてもらってもいいですか?私はあんまり上手じゃなくて。
いつも――いつもは、人がやってくれる……と思うんですけど」
『微睡む杏花』。
うつくしいタイトルですね、と言えば目の前の人はにこっと笑った。
まだ『良く』できると思うんですが、読みますか。
悪夢に絡め取られていく主人公と同じように、読者もまた、入れ子構造を形作る要素の一つになるんです。
――今日は随分とお喋りね。
知らない人をこんなふうに思うのは、おかしいけれど。
おかしい。これも夢。目は覚めない。夢じゃない。目は覚めている。
私は、小説を読んでいる。
「……これが傑作になると心から信じているの?
何が欠けているか分からないのね。
あれほど楽しそうにしていたのに、何が怖くなってしまったんです?
こういうのはちゃんと書かないとダメでしょ、須賀センセイ。
私を見ていた、あなた自身のことを。」
素敵なご縁をありがとうございます~!(9/15)
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プラスマイナスを問わず、お互いに何かしら得るものがあればいいなと思います。
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企画元:眠れぬ君に、よい夢を(illust/70029555)
2018-09-08 21:47:31 +0000