【ハナムケ】セオドラ【3期】

フヅカワ
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朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】、引き続き参加させていただきます。

10/16 メッセージ確認いたしました。ありがとうございます。

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セオドラ・ベルゼ=シェンウェイ
女/20歳/163cm/所属:エステロント
ポイント:60pt(30<前期pt>+30<継続pt>=60pt)
一人称:私 二人称:~さん、親しい相手は呼び捨て


父:ルカ【illust/69478758】(30pt)
「ええ父様、わかっていますとも。狙撃手たるもの、狙うはヘッドショット、ですね」
母:カレンさん【illust/69486726
「母様、お茶にしませんか?今日はスコーンを焼いてみたので…えっ、なんです?わたしが…心なしかふくよかに…?そ、そんな、あれだけ日々お菓子を貪っている父様がまったく変わらないのにそんな馬鹿なことあっていいわけが…!ど、どうしましょう母様…」
弟:ライルくん【illust/70560311
「貴方はもう少し周囲の状況を慮る必要がありますよ。そもそも…ちょ、ちょっとライルどこに行くのです、人の話を聞きなさ…はぁ、行ってしまった…もう知りませんからね、まったく!」
弟:サクマくん【illust/70853682
「サクマ、食事はきちんと摂れている?風邪をひいたりしないようにちゃんと布団をかけて寝なくては駄目よ?困ったことがあれば何でも言ってくださいね、すぐに飛んでいきますから!」

元海賊の父と、墓守の一族の母との間に生まれた娘。現在は母と共に聖域の復興に向けて取り組んでいる。
礼節を弁えた立ち居振る舞いを心がけているが、親しい相手に対してはついおせっかいを焼いてしまう様子。未だ完全には弟離れが出来ておらず、彼の置かれている立場に密かに頭を悩ませている。
時折青の国に出かけては従兄の船に乗って、気晴らしに海上生活を楽しんでいる。
甘いものは食べるのも作るのも好き。得意料理はプディング。

【揺籃の瞳】他人の過去を覗き見る能力。
【焔の呪燈】※参照⇒【illust/68499163
【献身の誓い】傷や病の痛みを和らげる効果を持つ花から抽出した特殊な弾丸を放ち、大切なものを守る誓い。

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❀ご縁をいただきました❀
ウォルコットさん(シータ=レイア)【illust/70491433
「あら?確か貴方、カッツェル商会の顔役の方ではありませんか?先ほど前を通りがかりましたが、あちらは今てんてこ舞いでしたよ。だというのに重役がこんなところで羽を伸ばしているとは何事ですか、もう!…はっ、いけない、ついお説教をしてしまう悪い癖が出てしまいました…」
「探している?コインを?大事なものだというのになくしてしまうだなんて…。ええ構いませんよ、私もお手伝いいたしますとも。見つかりましたら、今度は何処かにいってしまわないように大切にしまってくださいね」


失くし物を求め彼の隣を歩きながら、そっとため息をつきました。昔から弟たちのお世話を焼いている癖が出て、つい口喧しくなってしまうのが私の欠点です。自分でもわかってはいるのですけれど…。
それにしても、ウォルコットさんは不思議な人。先ほどまで街頭で猫のようにのんびりしていた姿と、こうして歩きながらも困窮する人々に躊躇いなく手を差し伸べる彼の姿が、どうしても結びつきませんでした。
ですから、そっと眼に力を込めて彼の姿を映しました。本来は無暗に使って良い力ではないのです、勝手に他人の過去に踏み入るだなんて失礼極まりないことなのですから。
今だけ。一度だけです。この方が本当にどうしようもない人であれば、私がこれ以上お世話を焼く必要なんてないんですもの。

そして、今も私は彼の隣を歩いている。
ええそうです、仕方のない人――私が考えていたものとは、まったく違っていたけれど。

「ちょ、ちょっと!何をしているのかって、それはこちらの台詞です!苦しんでいる子を放っておけるわけないじゃないですか!・・・・・・?あの、話がいささか噛み合っていない気がするのですが、お互い一度冷静になってみませんか?」
「ふふっ、貴方は時々大人なのか子どもなのかわからなくなりますね。――はい、私も貴方のことをもっと知りたいと思っています。今までのことも、これからも」


案内に従って訪れた孤児院。いつものように苦しむ方を癒すつもりで銃を構えた瞬間に割って入ってきた彼の姿に驚いて、何が起こっているのか理解するのに時間がかかってしまいました。
それにしても鷹揚自若と噂の商会の中心的人物があんなに取り乱すとは、これもまた驚きです。ええ、まあ、多少…大分?私のせいではあるのですけれど…。
そしてこの一件以来、海中都市にやってくる度に無意識に彼の姿を探すようになっていました。
――本当にどこまでも不思議な人。それがウォルコットさんに対する飾らない印象です。
自身の背負う責務には知らん顔かと思えば、無償で困窮する人へ手を差し伸べる。
老成した大人のように振る舞ったかと思えば、子どものようにきらきらした目で未来を語る。
一緒に過ごす時間を重ねるごとに彼のことが掴めなくなっていって、でも何故だかそれがとても新鮮な気分です。
この人が夢見る景色を、私も見てみたい。
他でもない、貴方の隣で。

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今期もどうぞよろしくお願いいたします。

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2018-08-31 15:08:43 +0000