夕神の子壷【illust/67562142】
※4ページ目以降は設定の補足となります。
こいぬの設定を継がれた方にこちらを汲んで頂く必要は御座いませんので、適当にお目流し頂けたなら幸いです。
それはいのちのからくり。亡き魂を絡め繰る最誕の尾羽。
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>NAME > Aqua_marine
>crystal( lapis lazuri, coral )
>#19 years old / female
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-＞ アクアマリン ( 19年／♀／依り代の宝石：ラピスラズリ 珊瑚)
標本作りと調べ物に没頭する非常に臆病なこいぬ。本心を書くのも苦手。
水辺を好きなのだと思い込んでいるが、実際はコードエラーが聖水を求めて水辺に足を運ばせている。
-＞ ガルガンチュア
通称「ルチュア」。父からもらったお友達。
-＞ 特性
いくつかの機能にロックが掛けられている。
・言語 - 言葉を操り意思伝達を可能とする（言語理解は現在も可能）
・編集 – 機体コードの書き換えを可能とする（成長に伴った他者の形態模写を許可）
・（No title） -尾羽根から新たな命を生み出す（子世代の作成）
（ 解除コードは“誓約”に設定されている ）
>父： セラフィム【illust/69620362】
『』
>母：コーラルシーさん【illust/69523312】
『瑠璃も珊瑚もお母さんの名前と同じなの。わたしそれがとても誇りなのよ』
>弟：エリオット君【illust/70182558】
『水中に咲いてる花があって、エリーみたいなグリーンだったんだ。それも、標本に残せないかなって、思って。
一緒に見に行く？ ならあしたは一緒に調査だね、楽しみだわ！』
・
□ここまでご縁を頂きました
スフィさん/しろくらさん、エブロさん/あさかさん、
エフィリトスさん/やまねこさん、コーラルシーさん/まどさん、
かけがえのないご縁をこいぬたちに頂き本当に有難うございました！
また目に留めてくださった皆様、こいぬと尾羽の設定を継いでくださった方々、主催様に心より感謝いたします。
***
それは遠い過去に失われた技術。死を越え再誕を授ける、ひとにつくられた神の鳥。
しかし誰ひとりとして神の鳥の再誕は成し得ず、置き去りの技術は小さな一柱の神としてこの世にうずもれた。
うずもれてゆく技術を拾い出そうと何人の技師がその神の鳥の名を打ち込んだことだろう。
何人、何回、何日何年もシステムを組んで回路はまわらず、それは失われた技術と認められつつあった、その時代の一瞬の出来事だった。
＞Phoeni ”fo” x
それは単なる打ち間違い。バグを孕む鳥。意味も持たぬ記号の列。
だがその文字が打ち出た途端、瞬く間、導線が爆ぜるように駆けだし鉄屑に火を灯し、浮き上がる熱は鉄屑のまわりに光の輪を描いた。
それは鼓動であった。新たないのちの確かな拍動であった。
けれど塊はそれ以上音沙汰もなく、光は滅し、鉄は冷え、そしてそれは死んだ。
だが新たないのちの、時代の狭間に失せつつあった技術が蘇る可能性を紛れもなく目の当たりにしたのが技師であった。
[親愛なるアルコフリバスよ 神のようなからくりの再現が叶う日は近いかもしれない]
技師は神の名にバグを組む。羽ばたく翼が消された鳥はやがてあらたなけものに生まれ変わる。
2018-08-25 06:38:04 +0000