こちら【illust/69841143 】の企画様に参加させていただきます。
「俺がずーっと守ってやるからね……」
名前:ティコ(Tycho)
性別:♂
種族:★アソアドス
頭に様々な植物を乗せているアソアドス。表面上は誰にでも優しく、おっとりとした態度も相まって好かれやすい性質を持つ。
しかしその本性は「好いた相手と己以外はどうなろうと知ったことではない」という利己的の権化。他者の気持ちを汲むこと自体は多少可能ではあるものの、自分の都合の良い風に捉えることも多い。
意中の相手には過干渉かつ過保護な面が目立つ。常に己の視界にいないと気が済まないらしく、ほんの一瞬でも目を離すと反狂乱になって探し回る。何も言わずに席を立つなんて以ての外。
「自分がいないと何も出来ない人でいてほしい」のが彼の本心である。
【セリフ例】
「俺とあんたは運命で結ばれてるんだから、離れ離れになったって──ね? こうしてまた出会える」
「一人で出歩くなんて危ないとも。俺も一緒に行くよ。地の果てにだって」
「俺はあんたの運命だし、あんたは俺の運命なんだ。嗚呼、幸せだね」
「……泣いているのかい? 何故? あんたを泣かせた不届き者は──俺? 嗚呼、なるほど。嬉し涙だね。そんなに喜ばないでおくれよ」
「そんな顔して何処に行くんだい。言っただろう? 二人で行こうって」
「俺以外のことは考えないで済むようにしてやるからね……」
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08/17 素敵な御縁がありました!
俺無しではいられなくしてやるからね、キンダーちゃん【illust/70237824 】
「……おや。おやおやおや、こんな場所に迷い込むだなんて。まだ小さいじゃないか、お名前は?」
「嗚呼、あんたって本当に可愛いねぇ。俺の住処においで。美味しいものも沢山あるよ」
「──ふふ、捕まえた。うん? そうだね、あんたは此処にいるといいよ。此処なら安全だし、危険な目に遭うことはない。俺の言うことを聞いて……ふふふ、いい子だね……」
「……お母様、お母様って…………目の前にいるのは俺だよね? 俺のことだけ考えて、俺のことだけ見ていたらいいんだよ。その方が絶対に幸せになれる」
「絶対に逃がさないし帰すつもりはないよ。当然だろ? 俺はあんたの運命だし、あんたは俺の運命なんだから。これこそ神からのお告げってものなのさ」
「──何処に行くつもりかな? 心配だから俺も着いていくよ。気にしないでね。……目の届くところにいてくれなきゃ、俺は……」
「あんたとなら幸福な家庭が築ける気がするよ。名前は何にする? 何人欲しい? 嗚呼、今からワクワクしてくるね。二人で子育て頑張ろうね……」
人は彼のような男を悪魔と呼ぶのだろう。彼自身、その自覚は思考の隅にぽつんと置き去りにしていた。
異常だと何度も指された。何が駄目なのかがわからない。その執着心がいけないのだと両親から咎められたこともあった。
弟は無干渉だったから、向こうがどう思っているのかはわからない。ただ、苦い反応を寄越しはすれど全面的に否定してきたことはただの一度もなかった。
(小さいなあ。俺と二回り……それ以上歳が離れている小さな小さな命だ)
寝床で丸まって寝息を立てている、少女の隣に男は腰を下ろしている。少女の足首には頑丈な糸が絡まっており、それは男へと繋がっていた。
最初から逃すつもりなどなかったのだ。目をつけられてしまえばそれで最後。知恵ある者は危険性に気づいて、手を出される前に逃げ遂せることも出来るだろう。
──でも、まだ年端もいかない娘だったら?
「お母様のことなんて早く忘れさせてやるからね……キンダー」
主よ、男は大罪を犯しました。
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以下、関係図
反りが合わない弟、 アボット【illust/70129002 】
「きっと元気でやっているだろうさ。そういう奴なんだ、あいつはね」
「弟は身勝手な所があるから──ええっ、似たりよったり? そんな馬鹿な」
「久しぶり。……ふぅん? 番が出来たんだ? 俺も実は……えっ? 悪趣味? ……それはあんたも同じだろ?」
歳の離れた幼なじみ、 シーアちゃん【illust/70197367 】
「シーアに相応しい相手はきっといるとも。俺が言うのだから間違いないさ」
「幸せそうで何よりだよ。俺も今度妻の顔を見せようかな」
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素敵なご縁がありました!
番申請の他にも、旧友や悪友や既知関係なども募集しております。お気軽にお声かけ下さい!
三日以内に返事が来なかった場合は確認のメッセージを下さると幸いです。
よろしくお願いします!
「俺以外は必要ないだろ? なあ?」
(随時加筆修正予定)
2018-08-14 13:24:57 +0000